22 ワルキュリアエッダ隊
時は少しだけ遡る。
反乱軍半強襲揚陸殲滅型要塞――第三トールハンマー。
その中央に開いた三つのクレーターのような巨大な穴は主砲の砲門だ。
人類最大口径、最大威力を誇る惑星イーター、人類が手にした最悪の巨大主砲。
そしてそれを守護する為の防御スクリーンは膨大な数のジェネレーターが発生させた膨大なエネルギーに担保に展開されている、まさに難攻不落。
戦う為だけの、殲滅するだけの破壊者。
搭載した何百万機という途方もない数の無人戦闘機。
このトールハンマー要塞は宇宙船でありながらも要塞であった。
全長十二キロの金属と複合コンポジットで構成されたオーバーワールド。
人が作りし悪魔の人工惑星。
ここは七百八十九番外皮大陸深層プレートにある極秘ハンガーデッキ。
その所在は秘匿され、トールハンマーの乗員でも知らない。
ハンガーデッキには流線型の美しい物体が整列していた。
威風堂々と出撃の時を待ち、そこに鎮座していた。
その姿はただ、ただ美しかった。
三本に分岐したシルエット。
巨大な双発の推進器に挟まれた本体は武骨で鎧を纏った騎士のように力強い。
そしてその装甲表面はステルス機能やら空力を無視したような彫刻が施され、ハンガーの眩い照明を滑らかに水面のように複雑に反射していた。
それは固体でも液体も気体でもない。
液化金属のコンポジットフルイド装甲。
現在の科学では生成、合成不可な自己修復機能を持つ神秘の装甲。
その美しいノーズは輝ける未来を約束していた。
古代遺跡から発掘された古代王国時代の遺物――シルフアルケミー。
羽の生えた美しき殺戮天使。
あるいは両手に巨大なバスターソードを構えた騎士。
または巨大な鋼鉄の翼を広げた不死鳥。
その見た目は見る者の立場によって異なる。
味方ならば戦いの女神。
敵ならば死神に見えるだろう。
ただひとつだけ言えることは、ただ、ただ美しいということそれだけだ。
機能美とデザイン美と攻撃力と防御力が拮抗融合、昇華した奇跡の存在。
その全てが最適解のバランスで凝縮していた。
その美しき機械の天使の周りには整備士たちが羽虫のように飛び回っていた。
この時代の人類は無重力下で自由に行動できる。体内反重力器官のおかげだ。
整備士たちによってシルフアルケミーのウェポンラックに様々な弾頭が装填され、限界までエネルギーキューブが積み込まれる。
そして整備完了シールの封印が剥がされていく。
現存するシルフアルケミーはこの宇宙で確認されているのはたった三十四機のみ。
かつて古代王国を守護した無敵の主力戦闘機は、現在ではたったの三十四機しか残っていないのだ。
その貴重なシルフアルケミーが全てここにあった。
そしてここにあることは公にされていない。完全に秘匿されていた。
その美しいシルフアルケミーのシルエットの群れの中心を、その美しい整列したノーズの中心を甲冑のようなパイロットスーツに身を包んだ美しい女性が歩いていた。
「魔族だと? ふざけているのか?」
長い金髪を自らの反重力器官で結いながら颯爽と歩くこの大柄な美女はこのワルキュリアエッダ隊の隊長エストス・ラーンだ。
エストスの駆るシルフアルケミーは四番機。
シングルナンバーを冠された伝説の機体である。
発掘戦闘機の型番が若いほど強力無比であった。
古ければ古いほど規格度外視の戦闘能力を有していた。
残念ながら現在では三番機までは失われていた。
この四番機が最も古く最も強力な機体であった。
「ここは主星域だぞ?」
エストスは切れ長の目で随伴する隊員を見た。
「それが魔族でもなんと、あの劣等種のボトムオーガですって」
隣の青い髪の美しい女性イリアス・デポンドが大きな目を瞬いて頬の横で手を合わせた。
イリアス・デポンド。ワルキュリアエッダ隊ナンバーツー。
彼女のシルフアルケミー九番機は巨大な観測機を背負った早期警戒管制仕様だ。
「ボトムオーガって、あのボトムオーガですかあ?」
その後ろから、ちょこちょことついて来る小柄で大きな垂れ目の女性、ウナ・カーリが首を傾げた。
ウナのシルフアルケミー十八番機は融合弾頭を装備した攻撃特化最終殲滅仕様。
戦略融合弾を放てる唯一の機体だった。
この能天気な表情をして融合弾をばら撒く破壊の天使。
「ええ、そうなのよ。あのキモイボトムオーガなのよ」
イリアスが指を振った。
「反重力器官を持たないボトムオーガが宇宙空間を飛べるはずがないだろう?」
エストスが大きな目を細めた。それでもまだその瞳は常人よりも大きい。
そしてその長い睫毛がハンガーの照明の影をその白い肌に物憂げに落とした。
「はい、そうなんです。おかしいんです。しかもそのボトムオーガは幽霊みたいに攻撃ビームをすり抜けるという噂です」
イリアスは指を立てて話を続ける。
「ふん。ありえない」
エストスはもう聞いてられないというように手を払った。
「それでさっきのトールハンマーを揺るがした大規模攻撃はそのボトムオーガの仕業だったとも噂されています?」
「バカバカしい。トールハンマーが揺れたのは、ただの主砲の事故だ」
「表向きはそうなんですよねえ。このタイミングで事故って変ですよね」
イリアスは細い顎に指を当てた。
「もしその話が本当だったとしたら、そいつは魔族突然変異体オーバーロードではないか?」
エストスが大きな目を細めた。
「はい、そしてまだ人類が目にしたことのない魔王クラスだという噂も」
「ほほう。やけに詳細な情報のようだが、それはどこからの情報だ?」
エストスが厳しい目をしながらイリアスに振り返った。
反重力で結われた長い美しい髪は揺るがない。
「それは言っちゃダメって言われているのですが……私の同級生からです」
イリアスが内緒ですと言わんばかりに小さな唇に人差し指を当てた。
「そういえば炎の巫女様はお前の同級生だったな」
「はい。彼女は鑑定スキルを持ってますからって……炎の巫女様が言ってたってのは内緒にしてくださいよ」
「無論だ。だが炎の巫女様の鑑定結果となると、真実が含まれるか。疑ってすまなかったな。謝る」
エストスが部下に頭を下げた。
「いえ、私もそんなバカみたいな話、これっぽっちも信じてませんよ」
「でもぅ。そのボトム魔王が何故こんなところに?」
ウナが首を傾げた。
「ふん。この王国の動乱を笑いにでも来たのだろう。人間同士の愚かな戦いを。人間の敵は所詮人間だからな」
そう言いながらエストスは古めかしいデザインのパイロットスーツの胸元を閉め直した。
その豊かな胸部が圧迫され密着される。
騎士をイメージしたかのようなパイロットスーツが色彩変化を起こし、スーツが気密されたことを知らせる。
彼女達のワルキュリアエッダ隊のパイロットスーツは気密が維持されるとその表層が真紅に染まるのだ。
通常ならば危険を知らせる色だが、彼女達の存在そのものが危険だという証だった。
これはワルキュリアエッダ隊だけの逆転特別仕様であった。
「まあ、魔王だろうがエクソダスの勇者だろうが、このシルフアルケミーの前では相手になりませんよ」
イリアスがシルフアルケミーを見上げ、くすりと笑った。
「ああ、シルフアルケミーには妖精の加護があるからな」
エストスがシルフアルケミーを愛おしげに見上げた。
「でも妖精なんて、本当にいたのですかね?」
「さあな。エクソダスの勇者の伝説と同様、ただの作り話だろう」
「エクソダスの勇者の持つ物理法則度外視のアイテムボックスなんて卑怯極まりない能力ですものね、勇者様が今の時代に居なくてよかったですよ。アイテムボックスなんて無茶なスキルには勝てる気がしませんよ」
イリアスも豪華な装飾が施されたワルキュリアエッダ隊専用パイロットスーツの胸元を閉じてから両手をすくめた。
「妖精さん。一万年も寝てたらお寝坊ですよ。そろそろ起きてくださいよお」
ウナがスーツを気密しながら優しく首を傾げた。
「隊長」
突然。イリアスが真面目な声をあげた。
「ああ」
そしてエストスが優雅に振り返った。
そこにはイリアスとウナ、二人に負けず劣らない美女達が背筋を伸ばし、微動だにせずに美しく整列していた。
「はっ。ワルキュリアエッダ隊全員揃いました」
イリアスが真面目な口調で返事をした。
そう彼女達は誇り高きワルキュリアエッダ隊のエースパイロット達であった。
古代の風習に習い全員が女性で構成された王国宇宙軍最強乙女部隊。
発掘戦闘機シルフアルケミーを狩る美しい女神達。
シルフアルケミーに認められ搭乗を許された極一握りの存在。
王立宇宙軍の中から極秘裏に選抜された極一握りの選ばれしエリート中のエリート。
そして全員が絶世の美女だった。
戦闘能力に美しさは関係ない?
だが王国の支配者階級の貴族達にはとっては大いに関係があった。
貴族達にとっては美しいことは何よりも重要なことであった。
強い者はどこにでもいる。
美しいだけの者もどこにでもいる。
では両方の資質を兼ね備えた者は?
そんな者は稀有。
美しく強き者は人類の宝、それは即ち貴族の宝。
ワルキュリアエッダ隊員は誰よりも美しく、誰もよりも強くなければならない。
それがワルキュリアエッダ隊の最低入隊必須条件であった。
そんな狭き門を潜った彼女達の人気は王国民の中でも相当なものだった。
ワルキュリアエッダ隊は数多のヴィジョンが作られる。銀河のアイドル的な存在だった。
そのワルキュリアエッダ隊の中でも一際美しいエストス隊長が長身を翻し隊員を見つめた。
「敵は魔族一体」
「え?」
「うそ」
「はあ?」
「一体で攻めてくるとは生意気に」
鼻で笑う隊員たち。
その美の共演に整備士達の手が止まる。
「だが油断するな。その魔族は単体でこの難攻不落の主星域に侵入を果たしている。その戦闘能力は魔王クラスだと想定される。油断するな」
その一言でワルキュリアエッダ隊員達が背筋を伸ばした。
「ワルキュリアエッダ隊、出撃要請」
艦内放送が狭いハンガーデッキに響いた。
「諸君は栄光あるワルキュリアエッダ隊の一員だ。生きて戻れとは言わん。勝って戻れ」
エストスが美しく威厳に満ちた声で隊員達を順に見る。
「はっ」
「死んでもいい。ただし勝て」
「はっ」
「我らは既に女王陛下に命を捧げているのだ。それを忘れるな」
「はっ」
「あれ?」
ウナが最前列で首を傾げた。
そうワルキュリアエッダ隊は現在、反乱軍に所属しているのだ。
彼女達は現在女王陛下の敵であった。
「コホン」
それに気付いたのかエストスが小さな咳をした。
「女王陛下に誓った初心を忘れるなということだ」
「はっ」
ワルキュリアエッダ隊員が再敬礼をする。
「全員搭乗」
「「「「OB」」」」
エストスの号令の下、ワルキュリアエッダ隊員が己の愛機に飛び乗った。
反重力器官を内包する今の人類にはタラップも、梯子も必要ない。
整備士は美しいワルキュリアエッダ隊員に照れながら整備点検書を渡す。
彼女達は無表情で書類に個人認証し、狭いコクピットに潜り込んだ。
発掘戦闘機は古風なデザインであった。
むき出しの透明のキャノピーこそないものの、その姿は極めてクラシカルな姿をしていた。
まるで大気圏内を飛行するような空力デザイン。
それを挟むような巨大な双発の推進器。
そこから生えた天使のような可変翼。
そして翼が抱えるのは殲滅攻撃兵器を詰め込んだウェポンラック。
破壊する為だけに生まれた死の天使。
エストスは自らの愛機に乗り込むと生体認証を済ませ、シルフアルケミーを起動させる。
専属簡易AIが専属パイロットを歓迎し、機体の最終チェックを始めた。
「シルフアルケミー隊。無人戦闘機が先行する。君達の仕事は奴らのお守りだ」
管制室からの命令が響いた。
「OB」
エストスが返事をする。
同時にパイロットスーツのバイザーが降り、その美しい顔を覆い隠した。
それはバイザーというよりは鎧のフェイスガードのようだった。
シルフアルケミーを乗せたリフトがトールハンマー要塞の分厚い外皮装甲の中を駆けあがり、発進デッキへと上昇していく。
トールハンマー要塞は巨大な要塞だ。
外に出るにはいくつもの隔壁を通り抜ける必要があった。
下方に流れる照明がシルフアルケミーの液化金属コンポジットフルイド装甲の表面を流れていく。
「最終機体チェックスタート」
「反重力機関……OB」
「エイドエネルギー反転エンジン……OB」
「アクティブリンク通信……OB」
「アクセルキャンセラー……OB」
「アービクルモーター……OB」
「防御スクリーン発生装置……OB」
「エネルギーリキッドチューブ……OB」
「ウェポンラックギア……OB」
「空間投射演算器……OB」
「緊急用オアシスバブル……OB」
「ブレインリンクマニューバ……OB」
「神経伝達制動マニューバ……OB」
「兵装マニューバ……OB」
「秘匿マニューバ……OB」
「全スキルマニューバ……OB」
「シルフアルケミー全機能問題なし」
シルフアルケミーが発進デッキに出た。
世界に十二機の美しい妖精が降臨した。
それを祝福するかのような満点の星のような先行する無人戦闘機の推進光。
その光景は美しく幻想的であった。
空の光は彼女達の美しさを演出するだけの存在。
シルフアルケミーの機体に星々の煌めきが映りこんだ。
「ワルキュリアエッダ隊発進許可申請」
「第十五次無人戦闘機発進完了。続いてワルキュリアエッダ隊発進許可する」
管制室から発進命令が下った。
シルフアルケミーには推進剤の消費を押さえる為の初期加速、重力カタパルトは必要ない。
「OB。カタパルト不要。単独発進を行う」
「了解。ご武運を。勇者様の導きがあらんことを」
「ワルキュリアエッダ隊発進」
エストスのよく通る声がハンガーデッキに響いた。
まるで翼を得た鳥のように、水を得た魚のように意気揚々とシルフアルケミーは優雅に力強く飛び立った。
そしてその瞬間、消えた。
古代戦闘機シルフアルケミー十二機が発進デッキから消えた。
深紅の残像だけを取り残してトールハンマー要塞のカタパルトから消えた。
シルフアルケミーの姿が遥か彼方にあった。
その加速が全く観測できなかった。一瞬で飛び立ったのだ。
コンマ秒で光速を突破する加速性能はこの時代の戦闘機でも不可能な芸当だった。
なんとシルフアルケミーは慣性無効装置アクセルキャンセラーによって加速を省略するのだ。
そしてそのままアインシュタインスルーによって光速を突破する。
それは加速という単語を持たない死の天使。
このアクセルキャンセラーが装備された戦闘機はシルフアルケミー以外は皆無。
アクセルキャンセラーが搭載された戦艦も皆無。
そう、このアクセルキャンセラーは失われたロストテクノロジーのひとつだ。
加速の質量増加を省略して最大速度領域に移行できるその能力は常識を逸脱していた。
そう、重力カタパルトを使用しないのはカタパルトが遅くて使いものにならないからだ。
「なんだ? このデプリは?」
「無人戦闘機の残骸です」
エストスの疑問にイリアスが答えた。
そう戦闘宙域は破片で埋め尽くされていた。
「ええい、本当に敵は単独か? ワルキュリアエッダ隊。無人戦闘機の残骸に当たるなよ」
「OB」
エストスの声に全員が答えた。
十二機の白い羽の生えた機体の天使が攻撃陣形で真空宇宙を音もなく突き進む。
光を置き去りにして。
「無人戦闘機群。エンゲージ」
エストスの視界に無人戦闘機の戦闘開始の情報が表示される。
だがすぐに人戦闘機が高速で点滅し、消滅していく。
「消えた? アクティブリンクが不安定?」
エストスが計器を弄る。
「アクティブリンクには異常ありません」
「だが無人戦闘機が大量にロストしているぞ」
「データは正常です。信じられないことですが無人戦闘機が実際にロストしているのです」
イリアスの無感情な声がシルフアルケミー全機に流れた。
「なんだと?」
エストスの疑問に答えるかのように彼方で爆球が葡萄の実のように繋がる。
そしてその爆球が宇宙空間に隙間なく埋まり、爆発の壁となった。
何千機という無人戦闘機が同時に爆発したのだ。
「うわあ。綺麗ですね」
ウナが呑気に言った。
「この攻撃力? 敵は次元ステルス戦艦か?」
エストスは操縦桿を握りしめた。
このシルフアルケミーはブレインリンクによる操縦ではない。
シルフアルケミーは操縦桿で操縦するのだ。
それこそが彼女達のエリートたる所以。
このブレインリンク全盛の時代、彼女達以外にこのシルフアルケミーを飛ばせる人間はいないのだ。
「敵主砲発射。ワルキュリアエッダ隊。回避せよ」
管制室から緊急情報が発令された。
「主砲だと? 各機、逃げ遅れるなよ」
その瞬間世界は純白に塗り潰された。
その破壊の奔流からシルフアルケミー十二機が緊急加速しその破壊の奔流から離脱した。
「各機損害報告」
「損害ありません。全機損傷なし」
「なんだ今のは? まるで要塞級の主砲のように見えたが?」
「ラストディフェンダー艦隊に要塞級があったのか?」
「ありません。今の攻撃で無人戦闘機……オールロスト」
「……なんだと?」
エストスの目がバイザー越しに細くなる。
「無人戦闘機が全機消失した。ワルキュリアエッダ隊戦闘開始せよ。理由は聞くな。こちらも不明。繰り返す」
「不明だと? ふざけているのか?」
エストスが司令部に命令に眉を顰めた。
「ワルキュリアエッダ隊退却、いや戦闘続行せよ」
「敵の規模は不明」
「次元ステルス級の要塞の可能性あり」
「敵の要塞の所在不明」
「要塞の防御スクリーン使用不可、絶対に敵を近づけるな」
司令部から混乱した通信が続々と入る。
「OB。このまま戦闘区域に向かう」
「「「OB」」」
十一機のシルフアルケミーが散開した。
周囲の塵が大気圏内のソニックブームの円錐放射のようにリングを形作る。
一機だけ残ったイリアス機の観測レドームが情報収集を開始した。
アクティブリンクにより遠距離観測データが各機に転送され共有される。
彼女達はそれを見た。
その信じられないような光景を存在を見た。
その瓦礫の中央にいるものを。
無人戦闘機の残骸を従わせていたそれを見た。
「あれが敵?」
エストスがバイザー越しに綺麗な眉をしかめた。
「ボトムオーガだと?」
そう、それは劣等魔族――ボトムオーガであった。
お読みいただきありがとうございました。
大まかなストーリーに変更ありません。
誤字脱字、読みやすいように修正しました。




