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200文字小説集 vol.2

迷惑乗車~通勤電車にて~(200文字小説)

作者: 日下部良介

 通勤電車の中、脇腹に衝撃。そばの女性が大きなバッグを肩から下げて小脇に抱えている。そのバッグが僕の脇腹にめり込んだのだ。

「そのバッグ、下に下げてもらえませんか?」

 無視された。

 彼女は両手でスマホを持ち、ゲームに夢中だった。


 電車が次の駅に到着した。

「えっ! なに?」

 彼女が何かに引きずられるように電車の外へ。

 電車から降りる人波が彼女のバッグを巻き込んだのだ。

 閉まったドアの向こう側で彼女の遠吠えが聞こえた。





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― 新着の感想 ―
[一言] その電車は、マナーの悪い乗客は、排除できる機能がある・・とかww
[一言] おお、スカッとJAPAN( ^ω^ )
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