第三章「火山での戦い」
火山に付くとそこには灼熱とした地獄がそこにあった
頂上にはドラゴンが飛び回っていた
悠斗「熱いな…誰か水の魔法でも使えないのか…?」
俺たちは既に熱さにやられていた
イリーナ「このアイテムを使うといいよ城から持ってきたものだが…」
イリーナが水晶みたいなものを取り出すとそれを上に投げた
水晶から術式が展開されそれらが俺たちを水の力で包み込んだ
イリーナ「このアイテムはウンディーネの加護がついているんだ」
真理「それ…高そうね…」
悠斗「これならいけそうだな」
すっかり涼しくなったところで
火山の中の洞窟へと潜り込んだ
洞窟の中へと入るとそこには
他の冒険者たちがリザードマンやゴーレムと戦っていた
悠斗「洞窟の中はモンスターだらけのようだな」
冒険者「いくぜ!!ウォーターバインド!!」
冒険者B「ちょっとそこのお前ら手伝ってくれ!!」
悠斗「手伝ってみますか、よしって言っても俺火の魔法しか使えないや」
真理「いいから突っ込みなさいよ!!わたしが術式を詠唱する間に時間を稼いで!」
真理「万物に宿りし水の精霊の力よ今来たれ」
真理が詠唱を唱え始めた時間を稼がなくては
俺とイリーナはリザードマンを狩り続け
本命のゴーレムに魔法を届くようにした
「いまだ!!っ」
「ウォーターアロー!!」
真理の杖から放たれた水の魔法はビームのように一直線に
ゴーレムに向かって行きき水の力を受けたゴーレムは消失してしまった
どうやらこのあたりのモンスターは倒してしまったようだ
冒険者「ありがとう!助かったお礼にこれを授けよう」
冒険者がアイテムを俺に投げつけ
受けとるとそれは水の魔法の習得アイテムだった
冒険者「じゃあなまた会おう!!」
そういうと冒険者は洞窟の奥へと潜っていった
真理「それは水の魔法を習得するアイテムね、とりあえず覚えさせてあげるから待ってて」
そういうと真理は俺にアイテムを使い魔法を覚えさせた
悠斗「ふむ不思議な感じがするなこれが水の力か、試しに出してみるか」
剣を翳すと水の力が剣に宿っていた
悠斗「これは使えそうだなといっても魔力消費は激しいな」
真理「MPの回復アイテムならたくさんあるけれど」
イリーナ「とりあえず先に進まないか?水の加護もいつまで続く分からないだろう?」
後ろから着いてきていたイリーナが言う
確かにイリーナの言うとおりだいつまでもこんなところに長居するわけにはいかない
俺たちは洞窟の奥を目指すことにした
洞窟の奥に進むと
洞窟出口付近でまたもや冒険者たちが戦っていたが、ほとんどがボロボロだった
辺りには欠けた剣が散らばっていた
悠斗「どうした!!一体何があったんだ・・・」
冒険者「あいつを倒してくれ。。頼む。。。」バタリッ
冒険者が指差す方向にはこのフロアの火の守護神がいた
悠斗「あいつは強そうだな…」
真理「このフロアのボスだからね!あいつを倒さない限り先には進めないわよ」
悠斗「さっき習得した水の魔法を試してみるか」
剣に水の力を籠め魔法剣を作り出した
悠斗「いくぜ!ウォーターソード!!」
水の剣の力を解き放った俺は火の守護神に向かって攻撃を繰り出した!
火の守護神「・・・」
びくともしてないようだった
悠斗「なにっ!?食らっていないだと!?」
真理「火の守護神についているクリスタルコアを狙わないと攻撃は効かないわよ外枠を外すには相当の量攻撃を
しないといけない」
イリーナ「私が外枠を破壊するので悠斗はクリスタルコアを狙ってください」
どうやらクリスタルコアを破壊する必要があるみたいだな
真理「わたしが上位魔法で弱体化の魔法をかけるので破壊してください悠斗はコアが見えたら斬りかかって!」
真理「灼熱の魂よ今来たりし時、ゲートを開放し魂を弱めたまえ」
「ディバインジャッジ!」
魔法を唱えると火の守護神は弱体化の魔法に掛けられた
「今よ!!」
イリーナが斬りかかる
「神道無双龍水月!」
水の魔法が掛かった槍が突き刺さる
火の守護神の外枠は破壊されクリスタルコアが剥きだしになった
悠斗「いくぜ!!ウォーターソード」
突き刺さった剣はコアを突刺し破壊しきった
火の守護神は雄たけびを上げながら消え去った
悠斗「やったぜ!!」
悠斗
LV15
HP3500
MP5500
attack1000
magic2000
defense1500
speed1500
evasion1000
lac1500
真理
LV50
HP10000
MP15000
attack2500
magic10000
defense5000
speed5000
evasion3000
lac2000
イリーナ
LV15
HP4000
MP3500
attack1500
magic2000
defense1500
speed2000
evasion1500
lac1500
覚えたスキル「インフェルノソードストライク」
手に入れたモノ「火のエレメント」
火の守護神が元いた場所にいくと
精霊が居座っていた
火の精霊「あなたたち強いですね~良ければ契約してくれませんか?」
守護神の姿とは裏腹に可愛い火の精霊が俺たちの目の前に現れた
真理「私はほかの精霊と契約しているから悠斗が契約してみたら?契約すると
今より火の力が自在に操れるようになると思うわ」
悠斗「じゃあ契約するぞ」
火の精霊「はいです♪」
剣を地に突き刺し契約の儀式をした
「そうかこれが・・・火の力か・・・」
精霊から力を感じていた
剣を精霊に向けると精霊が剣の中へと取り込まれていった
これでいつでも召喚できるようなった
用が済んだおれたちは洞窟を抜けドラゴンがいる巣へと向かった