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誰に

「化け物、だと?」

「えぇ。わかりやすいでしょ? もっとも、知り合いに言わせれば、狂っただけの人間だそうですが。」

 過去にレイシスから言われた言葉を思い出し、苦笑してしまう。

「それはまぁ、どうでもいいので、答えてくれませんか? 先程、ヴィナさんを騙されて誘拐したと言っていましたが、誰に騙されたのですか?」

 問いかける優に対して、ツツームは無駄だと知りながらも警戒を解かず、それでいて頭としての威厳を保ったまま口を開く。

「さぁな。俺が生き延びる為に吐いた嘘かも知れねぇぞ。」

「貴方が嘘を吐く理由がありません。それに、生き延びる為ならむしろ嘘を吐く事が危険だと分かっている。だから貴方は嘘を吐かない。」

「どういう事だ、優。」

「この人は、メイアさんの実力を把握しています。だから、戦えば自分が死ぬ事も知っていますが、メイアさんも無事ではすまないと思います。それだけ実力を持っているからこそ、先程メイアさんが魔力を解放したとき、すぐに魔力を解放して、仲間に被害がいかないようにできたんですよ。もっとも、メイアさんの魔力が強すぎて、何人か気を失いましたが。」

 そう。メイアが魔力を解放した瞬間、ツツームから魔力が放たれ、メイアの魔力に対抗しようとした。

 だが、ツツームの魔力はメイアの魔力の多さに負けてしまった。

 気に当てられたという言葉があるように、魔力に当てられて気を失ったのだろう。

 実力はダダイより上だろう。

「さて、もう一度聞きます。誰に騙されたのですか?」

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