化け物
久しぶりの投稿です。
久しぶりすぎて、話が繋がっていなかったり、キャラがおかしくなっているかもしれません。
「ヴィナ!」
現れた女性を見て、メイアが声を上げる。
近寄って確認するが、多少服に乱れがあるものの、怪我の類いは見受けられない。
「無事で良かった。」
安堵の息を吐いたメイアは、ツツームに顔をむける。
「ヴィナに怪我は無いようだが、聖教の教皇を襲ったのだ。貴様らの罪は死を持って償ってもらうぞ。」
先程に比べて劣るものの、魔力を解放しながらツツーム達に告げる。
だが、それを
「メイア、待ってください。」
と、ヴィナが止める。
「止めるな、ヴィナ。いかなる理由があろうとも、罪には罰を。それを忘れては、生きるモノとしての資格はない。」
圧倒的なまでの魔力に、ツツーム達は何も出来ずに死を待つのみであった。
打ち出される魔法によって、いとも容易く殺される。
そこに優の介入さえ無ければ。
メイアが発する魔力よりも、さらに圧倒的な、それでいて威圧感のないその魔力は、メイアの魔力を押し退けて、この場を支配する。
「すいません、メイアさん。ツツームに聞きたい事がありますので、邪魔をさせてもらいます。」
まるで何事もないかのように言葉を発する優を、メイアは少し荒立ちながらも、敵わぬと悟っているがゆえに渋々引き下がり、ヴィナやツツームは、メイア以上の圧倒的な魔力を持つ優に驚きを隠せない。
「ツツームさん。先程の言葉の中で聞きたい事があります。」
「な、何なんだよ、アンタは。」
怯えるツツームに対して、苦笑しながらこう答える。
「化け物ですよ。」




