空の旅
本日2話目です。
王都まで馬で1日と少し。
それも駿馬と呼ばれる馬に乗っての話だ。
だが、グレンはそんな常識すら容易く覆す。
メイアが下を見たとき、すでに王都まで三分の一が過ぎていた。
余りの早さに驚きを隠せない。
それだけの速度を出しながら、風の抵抗を一切感じない。
これはかつてレイシスが優に行なった事だ。
レイシスにトライクを運転させたら、躊躇なくいきなり加速させた。
念のため後ろに乗っていた優は、時速100キロの風の抵抗で呼吸ができなくなった。
しかし、レイシスは魔力で膜を張り、呼吸ができるようにしてくれた。
『ユートピア』に来ていらい、優はトライクに乗るときは必ず魔力の膜を張っている。
「グレン。あとどれくらいだ?」
「あと10分もあれば着く。」
「わかりました。メイアさん、あと10分程で着きます。僕は教皇様の顔を知りませんので、メイアさんまかせになります。お願いします。」
「わかった。教皇様は空色の髪をされている。もし見かけたら危害を加えないように願う。」
「わかりました。」
「あと少しだぞ。主。」
グレンの声に周りの様子を探れば、グレンに及ばないものの、大きな力を感じた。
一話一話の文字数が安定しません。
申し訳ありません。




