結果
本日2話目になります。
東の森から戻って、ギルドの受付にマジックポーチを渡す。
予想より重かった為か、マジックポーチを受け取ったギルドの受付は少しよろけていた。
「分別が終わりましたらお呼びいたします。」
そう言って、受付の人は奥へ向かっていった。
優は呼ばれるまで近くにあった本を読むことにした。
「なんて事だ。」
優からマジックポーチを受け取ったギルドの受付は、マジックポーチの中に入っていた草に驚きの声を上げた。
本来採取系の依頼は、多くても5キロ以上採取される事はない。
東の森で採取を行い、1時間以上かけて戻って来る必要がある。
長時間の移動に重量物を持つのは冒険者として絶対に行われない。
いつ魔物が襲ってくるかわからず、常に身軽であることが重要だからだ。
マジックポーチは容量が見えないため、受け取った時にあまりにも重く、思わずよろけてしまった。
中身を出してみると、30キロ近く入っていた。
「すごい量だ。」
草を毒草と薬草に分けていく。
あまりにも量が多いため、近くにいた他の人に手伝ってもらった。
その結果、すごい事となった。
「優さん。いますか?」
受付が優の名を呼ぶと、本を戻して立ち上がる。
「あぁ、優さん。申し訳ありませんが、奥へ来てください。」
マジックポーチを渡された優は、受付の後に続いて奥へと入っていく。
受付に案内されて入ったのは、採取した物を鑑定する部屋であった。
何故かネノとメイアもいる。
「どうぞこちらへ。」
ソファに案内され、座ると受付が話だした。
「量が多かった為、時間がかかりました。採取していただいた草ですが、その、言いにくいのですが、ほとんどが毒草でした。」
「そうでしたか。なにぶん初めてでしたので、手当たり次第採取しましたので。」
事実、途中から似ている草を片っ端からマジックポーチに詰めていた。
「まぁ、他の方でも同じような事はありますので、問題は無いのですが、別の問題がありました。」
そう言って、一枚の葉を出す。
「これは『命の葉』と呼ばれる、毒草の変異種になります。その効果は死の淵に立たされた者を救い、不治の病を治すと言われています。過去に見つかった『命の葉』はわずか6枚。いずれも白金貨3枚以上の値段が付いています。その『命の葉』が、今回採取された中に3枚ありました。」




