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ランク決め (トカゲ)

サブタイトルのランク決めが意味をなさなくなってきました。

「は、はは、はははははははははははははは。死んだか。死んだか。死んだのか、あの男!」

 高らかに笑い、叫び声を上げる黒龍。

「ならば話は早い。あの男の娘を殺せば、この我が王と成る。彼の血脈を絶やせば、我に敵う者など、この『ユートピア』に存在せん。ははははは、待っておれ、銀の。」

「待てよトカゲ。」

 黒龍が高らかに宣言した瞬間、黒龍が放ったモノと同格の殺気が辺りを支配する。

「レイシスさんの娘を殺すだ? トカゲ風情が頭に乗るな。殺すぞ?」

 低く、しかし周囲にはっきりと響くその声は、子供や気が弱い者が聞けば気を失いかねない程のモノだった。

「小僧。貴様、今何と言った?」

「もう一度言ってやろうか? トカゲ。」

 その瞬間、黒龍の尻尾が優をなぎ払う。

 水切りの石の様に、優は地面を跳ねる。

「人間風情が、粋がるな! 空を支配する龍の王。この我をトカゲと呼ぶとは、身の程を知れ!」

 憤怒した黒龍は、優が吹き飛んだ先を見て叫ぶ。

「ふん、所詮矮小な存在だ。」

 ゆっくりと振り返り、空へ向かって羽ばたこうとした時だった。

 氷の槍が、黒龍の翼を貫く。

「ぬう!?」

「何処に行くつもりだ。トカゲ。」

「バ、バカな!」

 振り向けば、服こそ破れているが、怪我一つ負っていない優がいた。

「まさか、レイシスさんの娘を殺しに行くなんて言わねぇよな? トカゲ。」

 その姿に、黒龍は恐怖を感じた。

 そして、眼の前の存在にようやく気付く。

 その存在が、自分よりも多く魔力を持つ化物だということに。

「何だ、貴様!? 何だ、その魔力は!?」

「あ゛? ごちゃごちゃうるせぇぞ、トカゲ。」

 黒龍が気付いた時には、すでに優は眼の前まで飛び込んで来ており、振り抜かれた足が黒龍の頭を蹴り飛ばす。

「ヌォ。」

 蹴り飛ばされた衝撃で後ろにふらつく。

 体制を立て直し、優の方を見るが、眼に飛び込んできたのは氷の槍。

 すぐに炎を吐いて氷の槍を溶かすが、下から顎を蹴り上げられ、強制的に口を閉じさせられる。

 そして、空の出来上がった雷雲に気付く。

「消え失せろ。」

 優の言葉と共に、自然の中でも有数の災害が黒龍を撃つ。

 轟音と振動が同時に発生し、新たな伝説を作る事となる。

優がキレました。

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