疑問
ユニーク2000人超えました。
ありがとうございます。
色々と試した結果、結構魔法に慣れることができた。
水だけでなく、氷の魔法も試したが、結果として周りが悲惨な事になった。
地面から氷柱か生えているのだ。
確かにこの技はあったが、後処理が面倒なうえに、周囲の温度が下がるため、防寒具がほしくなった。
そして、ある疑問が生まれた。
その疑問に答えてもらえるか分からないが、とりあえずサーノに会う為、ギルドに向かった。
しかし、サーノは居なかった。
仕方なく、近くにいた受付の人に声をかける。
「すいません。サーノは居ませんか?」
「サーノさんなら、マスターの指示で王都に向かいました。戻るのは5日後です。何か用事がありましたか?」
受付の人にサーノの場所を聞いたが、どうやら留守みたいだ。
「じゃあ、ネノさんに会いたいのですが、可能でしょうか?」
「マスターにですか? 失礼ですが、どういったご用件でしょうか?」
受付の人が不審者を見る眼で見てくる。
「昨日この世界に来た『トリッパー』の柿野瀬 優といいます。サーノの世話になっていたのですが、他にネノさんしか顔見知りがいないので、誰を頼ればいいのか分からないので、ネノさんに相談しようと思いまして。」
「新しい『トリッパー』の話は聞いています。貴方がそうでしたか。マスターに確認しますので、お待ち下さい。」
そう言うと、受付の人はギルドの奥に入っていった。
立って待つのも辛い為、近くにあった椅子に腰をかける。
手の届く範囲に、『魔物情報』という冊子があったので、読もうとしたが、先程の受付の人が戻ってきた。
「優さん、マスターがお会い出来るそうです。こちらへどうぞ。」
仕方なく『魔物情報』を戻して後に付いていく。
奥に行くと、『マスタールーム』と書かれた部屋があった。
「こちらです。マスター、優さんをお連れしました。」
「中へ入って頂戴。」
「失礼します。」
声をかけて部屋の中へ入る。
部屋の中には事務机と棚しかなく、地球の自分の部屋も、ベッドとタンスしかなかった為、懐かしく思えてしまう。
「忙しいところすいません。サーノがネノさんの指示で王都に向かったと聞いたので、念のために確認に来ました。」
「確認とは?」
「サーノが俺の相談役になってくれると言っていたのですが、サーノが居ない場合は誰に相談をすれば良いのか。そして、サーノが王都に向かったのは、『トリッパー』である俺に関係があるのか。最後に、貴女たちが俺の味方か。」
「前の二つは分かるけど、最後の一つはえらく物騒だね。」
「地球、貴女たちからすれば『名も無き世界』ですが、俺はそこに居たときに知り合いに痛い思いに合わされました。その教訓です。そして、俺はこの世界の事を何も知らない。だから貴女やサーノを信じるしかない。だが、敵となる人物を信じるくらいなら、俺はここから逃げ出すつもりです。」
俺の考えが正しければ、幾多の世界が存在し、その間に狭間が存在する。
すでに狭間というルビコン川は渡ってしまい、サイは投げられている。
信じた相手に裏切られ、殺されるくらいなら、荒野でのたれ死んだ方がましだ。
ネノさんは溜め息をついて口を開いた。
「優、私は貴方が元の世界でどの様な眼に合ったか知りませんが、貴方の質問に答えましょう。サーノが王都に向かったのは、確かに貴方絡みです。ですが、『トリッパー』としてではなく、貴方個人に問題があるの。」
「俺個人にですか?」
「えぇ。魔力の量、魔法を使う才能。その二つは、明らかに異常なのよ。天才と呼ばれた『トリッパー』でも、魔法の体感に丸一日かかったわ。それを、貴方は見て聞いただけで体感出来るまでの力がある。さらに、魔力の量は歴代の『トリッパー』どころか、勇者として召喚された者さえ軽く上回っている。だから、国王陛下に連絡を入れに、サーノを王都へ向かわせたの。もしも貴方が力に溺れ、世界を破滅へ導こうとしたら、国なんて容易く崩壊してしまうから。また、バカな貴族が手出しが出来ないようにね。」
「そういうことでしたか。」
「えぇ。だから、貴女の質問に対して、こう答えることしか出来ないわ。」
そう言って一息入れるために、湯飲みに入ったお茶を飲む。
「私達の敵にならないで頂戴。」
「わかりました。変な事を聞いてしまい、申し訳ありませんでした。」
「いいのよ。何もわからない場所に飛ばされて不安になるのは当たり前の事だから。それと、相談をする相手は、私で構わないわ。受付の子たちに伝えておくから、相談事があれば遠慮なく来なさい。」
「わかりました。では早速質問になるのですが、魔法の属性に雷はありますか?」
変な所で切れていますが、サブタイトルと内容が合わないため、切りました。




