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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  2月

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ワンプッシュ200円

 休日の今日は一日家でゆっくりしてました。


 最低限のことだけやって、後はテレビを見たりうとうとしたりしてたんですが、テレビの話題でちょっとびっくりするようなものがありました。


「高級な香水を販売機で売るようになりました」


 なんとなくそういうのって販売機で売ってるのもありそうに思ってたんですが、なかったのかと思って見てました。少なくとも珍しくて話題に取り上げるほどのことなんだな、どこが違うんだろうと思って。


「有名な高級香水を200円から手に入れることができます」


 と言ってたので、てっきりボトルを買ってそこに量り売りかなと思いました。そして、そういうのもありそうに思うけどなかったのかとまた思ってぼーっと聞いてて、次の言葉にびっくりして目が覚めた!


「販売機から直接ワンプッシュ」


 って、え? ちょっと待って、私が思ってたのと違う。


 私の中の想像は、カップで飲み物を売るタイプの販売機、カップが出てきて上からコーヒーや紅茶、ジュースなんかががーっと出てくるやつ。あんな感じでボトルか何か専用の容器を下に置いたら、そこにどのぐらいの量か分かりませんが、ぽたりと落ちて容器に入ってくるのだとばかり。

 

 でも違いました。その後の映像では、販売機の前に立ってたら、そこから、


「プシュッ」


 と一吹きしてくれるんです。えーっ!


「日本では大阪が初めて」


 と言ってたということは、海外ではあるのか? 

 

 まずその方式にびっくりしたのと同時に、


「ワンプッシュ200円から」


 にまたびっくり。


 どれでも200円じゃなく200円「から」ってことは、もしかしたらもっと高い香水もあるのか。週替りだったか月替りだったかで入ってる香水は代わるらしいですが、なんかどう思っていいのから分からない。


 その話をしていた相手が、


「どこにシュッとするのか、もしも足とかだったら嫌やなあ」

 

 と言ったので笑いました。


 おそらく出る位置は首とか胸元とかそのあたりだと思いますが、きれいな格好したお嬢さんとかが足を持ち上げてふくらはぎにプシュッと、確かにないことはないかも知れない。


 今は日本にそこだけということは、しばらくは行列ができたりするだろう。ずらっと並んで順番にプシュッと。おしゃれなんだかどうなんだか。


 UFOキャッチャーでもやるつもりで、面白がって一回ぐらいやってみてもいいかも知れませんが、やるにしてもみんなが飽きて行列がなくなってからかな。少なくとも匂いだけは残るから、収穫ゼロではないですもんね。

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