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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  2月

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乾田直播

 今日のタイトル、なんて読むか分かるでしょうか?


「かんでんちょくは」


 ひらがなで聞いたらなんのこっちゃと思いますが、漢字で見たらなんとなく分かる日本語って素敵。


 文字通り、


「乾いた田んぼで作るお米」


 の農法のことです。今、これをもっと増やしましょうという声があるらしい。


 どうしてかと言いますと、今までのお米の作り方より手間暇と、初期投資さえクリアすれば費用もかからないかららしいです。私は実際に自分が作っているわけではないのでよく分かりませんが、それができるんならいいんじゃないのかと思いました。


 やり方としては、特別の機械(最初にこれを買う必要があるので初期投資がかかる)で一直線に溝を掘りながらそこに「イネの種子」をまいていきます。「種もみ」のことですね。それが芽が出てきたら田んぼに水を張る。つまり「田植え」の手間がかからないということです。


 田植えは大変そうですよね。日本の農風景と言えば浮かぶ絵ですが、機械化した今では減ったとはいえ、場所によっては昔のままに腰を曲げて植えていかないといけない場所はまだまだあります。形が変わった田んぼの部分とか棚田とかもそうかなと思います。そういうところに最初の機械が入れるかどうかは分かりませんが、手でやるとしても溝に種をまいていくだけなら、田植えよりは楽そうに思えます。


 農業って大変なので高齢化が進み、やりたい人も減っている。個人的に家庭菜園をやる人は増えているけど、それを仕事とするのは確かに大変なんだと思います。


 ただ、この農法にもいくつか問題は残り、まずは最初に水を張らないので雑草が生えやすい。その対策が必要です。除草剤を多くまく可能性もありますので、そのために除草機の開発も進められているとか。


 でもきっと大丈夫、日本ならやれます。何しろ日本人の食にかける情熱って半端じゃないですから。


「マグロをとれないなら自分で育てればいいじゃない」


 と完全養殖をやっちまったり、


「うなぎの稚魚が手に入らないなら卵から育てればいいじゃない」


 とマリワナ海溝まで追っかけていって産卵調査したり、ちょっと他の国の人じゃできないぐらい根性決めてやっちまいますから!

 

 他にも、


「カニが高いならほぼカニみたいなかまぼこ作ればいいじゃない」


 とか、これはこれからでしょうが、


「殺生せずにおいしい肉を食べるために培養すればいいじゃない」


 なんてのもありますね。本当に食べるためならえんやこら、そういう民族なんだなと実感します。


 だから主食であるお米もきっともっとやってくれます。もっと楽に、もっと楽しく、もっとおいしくみんながご飯を食べられる日がきっと来ます。


乾田直播(かんでんちょくは)


 これからどうなるのか見守っていきたいと思います。

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