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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  6月

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いちじくの季節が来ました

挿絵(By みてみん)


 少し前にニ年ぶりのスイカを楽しんだわけですが、それよりもっと楽しみにしているいちじくの季節が本格的に始まりました。


 お盆の頃からいちじくは出回ってますが、お供え用と言ってもいいぐらいお高いので買いませんでした。まだ硬いばかりでおいしくないのも多いですし。


 ですがいつもいちじくを見に行く産直スーパーに行ったら、


「あるある」


 きれいな物もそのへんのスーパーより安いですが、


「ジャム用・加工用」


 として売ってるのはどーんと安くて、しかも完熟と言えるものなのでおいしいのです。


 スーパーとかに降ろすものは、崩れたりしないように完熟してないのを売ってるんだろうと思いますが、ここに加工用としてくるのは熟してしまってそちらでは売れないものだと思います。


 普通に売ってるのが4個か5個入って600円とか、お盆だともっとするのがここでは大小取り混ぜて10個ほど入って税込み540円でした。


 ホクホクして買って帰り冷蔵庫で冷やしたのをお仏壇に上げてからいただきました。


「あっま~い~、とろっとしてる~、このつぶつぶがたまらん~」


 舌鼓を打ちながらはくはくといただきました。


 前回買った時、ちょうど大きな箱のを持ってきた農家さんだと思いますが、お店の人と話をしてました。


店「こういうのは出たらすぐに売れてしまいます」

農「ジャム用とかで買う人もおるから」


 この時、大きな箱のが1200円でした。一瞬それを買おうかなと思ったんですが、先に持ってた10個ちょっと入ったのが540円だったので、見比べて今回は小さいのにしたんです。またもうちょっとしたらこの大きな箱のが980円ぐらいにならないかなと思って。


 今朝も実家に来る途中に寄ってみたんですが、残念ながら大きな箱のはありませんでした。昨日より少し遅かったので売れてしまったのか、それともこれからか微妙な時間でしたがないものは仕方がない。


 今回も同じのと、それから前日の残りのが半額になってたので400円のも200円で買ってほくほく。いちじくなんてなんぼあってもいいですからね、とミルクボーイみたいなことを思いながらカゴに入れてレジに。


 今、冷蔵庫に入れて冷やしてますが、おやつの時間になったらまたお仏壇に上げてからお下がりをいただこう。


 これからまだいちじくのシーズンが続きます。お仏壇の人たちも「またいちじく」と思うぐらいたくさん食べたいと思っています。

こういうのがこのお値段で完熟です。おいし~い。

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