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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  1月

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117

 関西だけかも知れないんですが、新幹線でちょっと人家の少ないところを走ったり、車やJRとかでもそうかな、


「117」


 という立て看板をよく見ます。


 何かと言いますと、


「117グループ」


 という冠婚葬祭の会社の立て看板です。言われてみたら「あれか」と思い当たる方も結構いられるのではないでしょうか。


 私が子どもの頃は、ですから「117」と聞くとその看板を思い出していたものです。でも今はやっぱり違いますよね、どうしても他に思い出す大きな出来事ができてしまったので。


 うちは幸いなことに親しい友人知人、親戚などに人的被害は出ませんでした。うちの実家はあっちこっちダメージを受け、今でも直せずにいる場所がたくさんあります。例えば二階の廊下は斜めのままですし、壁もさっと直しただけできちんと塗り直しもしてない。目に見えない隙間風が入る場所もあります。直せるところは全部直してそういう感じです。


 今年の成人の日を祝った人たちはもちろん震災の記憶はありません。私が両親や親類から戦争のことを聞いた時みたいな感じで、31年前のことを聞いているんだろうなあと思います。ちょうどそんな感じですよね。


 これからも1月17日には思い出そうとしなくても思い出すでしょうし、テレビやネットでも目に耳にすることでしょう。この先、震災後の年月の方が長くなったとしても、生きてる限りずっとずっと。



 117 遠くて近いあの朝を 三十一文字に 織りて思はむ

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