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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  1月

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活けのエビ

 ネットの記事の、


「ふるさと納税をしたらえらいことになった」


 というのが目に留まりました。


「伊勢海老を頼んだら活けの伊勢海老がおがくずの詰まった箱に入ってきた」


 これを見た途端、申し訳ないけどちょっと笑ってしまいました。


 ふるさと納税ではないですが、ずっとずっと前、私がまだ高校生の頃、なぜだか覚えていませんが別府のおばさんが、


「おがくずの詰まった箱に入った活けの車エビ」


 を送ってくれたことがあったんです。


 箱を開けて母が、


「ひいっ!」


 と叫び、見ていると箱を開けために蘇生したエビたちがあっちこっちにぴっちぴちー!


「誰かなんとかして!」


 って言うけど誰もなんともできず。生きたエビをひっつかんでなんとかする技術も根性も家族の誰一人持ち合わせていなかったのです。


 結局母がなんとか冷凍室につっこんで、凍ったのを解凍して食べるという、活けの意味が全くない食べ方をしたのは覚えています。


 SNSで「ふるさと納税、伊勢エビ」で検索をかけてみたら、結構多いんですね、受け取ってる方。そして私が見た方は、


「数日同居した後で阿鼻叫喚の地獄絵図を経て食べたので味はよく分からなかった」

 

 そうです。そしてこんな教訓も残してくださいました。


「伊勢エビはお店で食べるのが一番です」


 うちは伊勢エビではなくもっと小さな車エビでしたが、それでもあれだけの大騒ぎだったんですから、そりゃ大変だっただろうなと思います。


 他の方はどうかと記事を見ていったら、ちゃんと調理して食べられた方もあれば、子どもの頃に親が水槽に入れておいたのを夜食べることになってしばらくエビが食べられなかった方など色々でした。


 私はというと、ちょっと別のことを考えていました。


 私は生のエビ、カニのアレルギーで、触ると手がかゆくなります。おそらく次食べると命に関わるようなことになると思います。最後に食べた時に喉がおかしくなったので。加熱するとおいしくいただけますが。


「活けの伊勢エビや車エビは調理できるんだろうか」


 これが今一番気になっていることです。


 同時に、


「生きてるエビやカニ触ってもかゆくなるんだろうか」


 も気になっているので、チャンスがあったら一度生きてるのを掴んでみたいと思います。


 なんとなく食材になってなかったら触っても平気な気もするんですよね、根拠はないですが。お亡くなりになった後、成分が変化するというか、その過程で出てくる汁とかがだめなんじゃないかなと。


 少し違いますが、甘エビや白エビのようなエビは生でも平気です。なんでかなと長年思ってたんですが、この手のエビは鮮度が落ちやすくて漁の後、すぐに成分が変わってきて市場に出回る頃にはアレルギー成分も分解されてしまうんだそうです。

 

 ということで、生きたままのエビ、カニの場合は動き回るのにビビらなければ調理できそうには思います。まだアレルギー変換される前だろうと思うので。


 でも、もしもふるさと納税したとしても、おそらく活けのエビ、カニは選ばないでしょう。勝手なものですが、自分で食べるために〆るのはやっぱりちょっとむずかしい気がするもので。

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