ピロリン酸鉄
私は毎朝パンを食べるんですが、その時にコーヒーをちょびっと入れた低脂肪乳を飲むことが多いです。カフェオレと呼ぶにはコーヒー成分が少ないですが、そこにブルーアガベーを入れて少し甘くしたのを飲んでます。
夏は冷たく、冬は温かくして、なので今はホットホットですね。ご自慢の「歴代日本のロケットマグカップ」に八分目ほど低脂肪乳を入れ、それをレンジで三分加熱、ティスプーンにすりきり一杯弱ぐらいのインスタントコーヒーを入れ、同じぐらいのアガベーを入れてできあがり。
どうして低脂肪乳かと言いますと、なんで最初にそれにしたかはもう覚えてません。おそらく一度飲んでみよう、低脂肪の方がよかろう、牛乳より安いしぐらいの気持ちだったのかも。最初は普通の牛乳を飲んでましたから。
そしたら、
「あれ、こういうの飲むには低脂肪の方がさらっとしておいしいかも」
となって、それ以来あえて低脂肪乳を買うようになりました。
昨年の12月、胃腸風邪をやった時、
「コーヒーはやめておこう、ホットミルクにしよう」
そう思って普通の牛乳にしたんですが、低脂肪乳に慣れてしまったら、今度は普通の牛乳が重かった。もちろん体調のこともあるんでしょうが、なんとなく飲みにくくなっていました。そういや以前妹が、普通に飲むのも低脂肪にしていると言ってましたが、なんとなく分かるかも。
ということで低脂肪乳を買うんですが、普通の牛乳と違ってあまり選択肢がないんです。どこのスーパーでも大抵低脂肪乳は一種類だけしか置いていない。行きつけのドラッグストアでは低脂肪乳自体置いてないですしね。
よく行くスーパーでもそれぞれ1種類しか置いていないので、行ったらそのお店のを何も考えずに買っています。そのうちの一番近いスーパーのは、
「鉄分配合」
という低脂肪乳で、まあ鉄分の補充にもなるならよかろうとそれを買っています。
今朝、一本を飲み終わったのでパックを洗って逆さにし、水切りをしていて気がついた、
「何、このかわいいの」
牛乳の成分のところに普通の牛乳と同じく、
「乳(国内製造)、乳製品」
と書いてある下の行に、
「ピロリン酸鉄」
って何これ!
これまでもずっとこの低脂肪乳を買ってました。ここのスーパーにはこれしかないので、この一年近く、ここのお店に来たらこれを買ってたんです。でも、こんな表記は初めて見た。てか、多分読んでなかった、気がついてなかった。
「何そのかわいい名前」
ということで調べてみました。まずは最近すぐにしゃしゃり出てくるAIが言ってたことから。
「ピロリン酸鉄(ピロリン酸第二鉄)は、食品の鉄分強化や鉄欠乏性貧血の治療に使われる鉄の化合物で、鉄特有の風味や胃腸への負担が少ないのが特徴です。水に溶けにくい性質(不溶性)ですが、特定の処理で溶けやすくした「溶性ピロリン酸第二鉄」もあり、シロップ剤やコーティング錠など様々な形で利用され、体内で吸収されます。」
次は製薬会社の説明ですが、
「ピロリン酸鉄は胃のpHでは溶けにくく、実際に鉄分が吸収される十二指腸のpHでは溶出しますので、鉄剤としては理想的」
ただ、
「胃での溶出が大きいことにより胃腸障害が発生するリスクもあり」
ということです。
ってことは、胃腸風邪だの胃腸炎だのの時にはピロリン酸鉄のない低脂肪乳の方がいいのかな。
昔、中学の時に亡くなった伯母が病気から貧血になったため鉄剤を飲んでいたんですが、コーヒーや緑茶のような飲み物と一緒に飲むと「胃に渋がたまる」と飲めないと言ってたのを思い出しました。昔の鉄剤はそうだったんですよね。私は飲んだことがないので分かりませんが、もしかしたら今も薬剤として出されるのはそうなのかも知れない。
ただ、ピロリン酸鉄はそういう「ヘム鉄」とは違うからか、
「食品分野において鉄の補給剤として使用できる」
とか、
「食品の鉄分を強化する場合に幅広く使用されている食品添加物」
とあるので、あまり問題はないようです。
それでも気にはなったので、一応「ピロリン酸鉄、コーヒー」で調べてみたところ、
「タンニンを含む飲み物(緑茶・紅茶・コーヒーなど)とも相性が良くありませんので、同じタイミングで飲むのは控えましょう」
とありましたので、鉄分補充のために飲むにはコーヒーとは飲まない方がよさげです。
「あまり神経質になる必要はありませんがしばらくは控える方が無難」
ともありました。
うーむ、どうしましょうかね。私の場合は鉄分摂りたくて飲んでるわけではないのであまり問題はないのかなあ。
まあできるだけもう一つのスーパーに行った時に鉄分関係ない低脂肪乳買うか。なんとなく鉄分摂れないのに飲むのは損した気がするし。こっちの鉄分入りの方がもう一つのお店よりちょびっと安いので、プラマイゼロな気はしますけどね。
低脂肪乳の成分表。
かわいいですよね、ピロリン(笑)




