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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  1月
18/29

アメリカンジョークって

 カクヨム友さんのところでアメリカンジョークが話題になりました。


 ジョークと言えば、ずっと前ですが、


「ポケットジョーク」


 という世界各国のジョークを集めた本のシリーズを持っていました。たとえばアメリカならアメリカ、フランスならフランスのジョークばかりを一冊に集めた本でした。国だけじゃなく、他の何か条件でまとめたのもあったような気がしますが、ずっと前に全部手放してしまったので、どういうのだったかもう覚えていません。


 今もあるのかなと思って調べてみたら、中古本としてアマゾンで見かけました。1冊1円とかの本もあり、思わず買いそうになってしまいましたが、ぐっと我慢した私えらい!


 シリーズには「いじわるユーモア」とか「禁断のユーモア」「神さま、仏さま」なんてのがありました。言われてみたらそういうのだったような気もします。


 ほとんど内容は覚えてないんですが、アメリカンジョークには人種差別と政治的なものが結構多かったです。アメリカは二大政党なので、例えばこんな感じです。


A:「◯◯党のやつは選挙のためなら自分の親すら売るようなやつらだ」

B:「うちの党ならその上配達までしてくれるさ」


 みたいな。


 他にあったのはちょっと下ネタになりますが、女性が事務所の中で男性に襲われたんですが、叫んで人を呼ばなかったのがどうしてかと言われて、


「ビルの下で◯◯党のパレードをやっていた、大声で叫んであの党の支持者と思われるのは我慢できなかった」


 みたいなのもありました。


 人種差別ネタではアメリカでは黒人、ヒスパニック、ネイティブアメリカンだったかな、亡くなって天国の門をくぐる時にも差別があるというものでしたが、どの人種がどう差別されていたか、元ネタを正確に覚えていなかったので、仮にA、B、Cと日本の場合に当てはめるとこんな感じという形で書きたいと思います。


 天国の門に天使がいて、そこに死んだ三人の男がやってきた。


男A「天使様、私は生きている時に差別されていました、天国の門をくぐる時にも差別があるのでしょうか」

天使「天国には差別などありません、みな等しく受け入れています。ですが、一つだけテストを受けなくてはいけません」

男A「一体どんなテストでしょう」

天使「赤という字を書いてみてください」

男A「それなら書けます」


 と言って男Aはホッとして「赤」と書いて天国の門をくぐります。男Bも同じようなやり取りがあり、その時には天使は「白という字を」と言って書けたので、男Bも天国の門をくぐります。

 

 さて、三番目のCですが、同じやり取りの後、天使はこう言います。


「憂鬱という字を書いてみてください」


 なんだったら「びゃんびゃん麺(当然漢字は出なかった)」でもいいですが、とにかく差別はないと言いながら書けないだろうという文字を書かせるというオチです。アメリカバージョンでは花の名前で「菊」の「chrysanthemumクリセンセマム」を書けと言ってました。他の二つは忘れましたが、おかげで英語では菊はそう言うのかと覚えてしまった。


 こういうジョークを言わせたら、日本人はちょっと負けるような気がします。私はやっぱり日本の冗談が一番笑えますが、どこぞの感覚が違うんだろうなあ。


 SNSを見ていると政治ネタとかでもかなり笑えるものがあるんですが、あれを海外の人が見た時にはどのぐらい笑えるんだろう。ちょっと気になってきてしまった。

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