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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  3月

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歯医者とオリンピック

 先週の土曜日に詰め物が取れて、連絡したらすぐに詰めてもらえた歯医者さん、今日は歯のクリーニングのために行きました。


 予約時間よりちょっと早く着いたんですが、検診だけだからか「順番は違いますが」と先に入れてもらえました。先生は治療中だったけど、歯科衛生士さんが空いていたからだと思います。


 結構おしゃべりする衛生士さんで、色々な話をしたんですが、


「前から四年ぶりだったみたいで」


 と言ったら、


「そうみたいですね。あら、その前も四年ぶりみたい、オリンピックみたいですね」


 と笑うので、


「ちょうど冬季オリンピックの年」


 ということになりました。


 まず最初に針ではぐきのポケットの深さを測られるんですが、これが地味にチクチクくるんですよね。特に痛くてというのではないけど、それなりに痛い時もある。終わってうがいをしたらちょこっと血が出てたりもします。


 結果的には、


「四年ぶりにしては進んでない」


 ということでした。

 

 下の親知らずを抜いた一番奥、そこだけがどうしても深くなるけど、他はほぼ問題なしです。よしよし。


 歯磨きのこととか色々話をして、一番奥は普通のハブラシでは届かないので、こんな形のを使うといいですよとかアドバイスをもらい、いよいよ歯のクリーニングです。


 これも地味に痛いというか冷たいのがしみることはありますが、我慢できないこともない。最初は上の左から、次に上の右、下の左、下の右と進んでいき、最後は下の前歯です。


 一番歯石がたまりやすいのがこの下の前歯です。どうしても唾液がたまるので、どうやっても歯石がつくのだとずっと前に他の歯科衛生士さんに聞いたことがあります。他の部位はクリーニングしてもらってもそれほどどうということはないんですが、ここだけは終わった後、


「歯の形が変わってる」


 とはっきり分かるのが気持ちいいぐらい。


 おそらく、やってくれてる歯科衛生士さんもここが一番やりがいがあるんでしょうね。私だってもしもやるとしたらここを残して、最後にじっくり仕上げてすっきりしたいです。


 本当にすっきりして気持ちいい。


「ここは一ヶ月もしたらどうしてもたまりますからねえ」


 と、今日の衛生士さんも言ってましたが、気がついたらなんか歯の周囲がマイルドになってるんですよね。今は鋭角みたいな舌触りです。舌で触ると本当に気持ちいい。


 この気持ちよさを味わうために、もっと頻繁に行こうと思うんですが、どうしてもどこも悪く感じなかったら、また今度でいいかとなってしまいます。


「また半年後にお知らせのハガキを出しますね」


 と言われたんですが、多分半年では行かないな、また。


「オリンピックにならないように来ますね」


 と言ってきましたが、次はいつ行こうかなあ。

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