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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  3月

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洗わない

 前回の、


「洗濯しない」


 とちょっと関連のあることを今回は書きたいと思います。


 前回、


「ブランドドレスは洗濯するようにはなっていない」


 と書きましたが、昔のヨーロッパでもやはり上着を洗うことはほぼなくて、その上お風呂に入ることもほとんどなかったそうです。


 そんなことしたらそれこそ臭くてたまらなくなりそうですが、その代わりにどうしていたかと言いますと、


「毎回清潔なシャツに着替えていた」

 

 らしいです。


「リネン」


 亜麻を原料とする自然素材ですが、それの新しいのを着ていたら、それだけで清潔を保てたかどうかは分かりませんが、とにかく大丈夫だったそうです。汚れは全部そのシャツが引き受けてくれるということでしょうかね。


 現代のある学者が実験したところ、毎日体を洗って同じシャツを着るのと、お風呂に入らなくて毎日シャツを着替えるのとでは、シャツを着替える方が臭いが少なかったそうです。なんちゅう実験をするんだと思いますが、とりあえずそうだそうで、実験した人お疲れ様です。


 ただしこれも乾燥した日本ではない場所でだったそうなので、日本でだったらどうなるのかは分かりません。


 そしてこんな話を思い出しました。

 

 ある国の王女様、国が戦争することになって、その勝利を願い、


「戦争に勝つまでは下着を変えません」


 とおっしゃったとか。


 戦争って一日や二日で終わるもんじゃないと思いますが、そのおかげかどうやら無事に戦争には勝ったそうです。何日ぐらい下着を変えなかったのか分かりませんが、戦争が終わった時にどういう状態だったのか、想像するのも怖いです。


 上の学者さんの実験からすると、この王女様、下着は変えないけどお風呂に入った方がずっと楽だったんじゃないかなと思いますが、そもそも中世ヨーロッパでは、お風呂に入ると寿命が縮まると、お風呂に入らないのが普通だったとか。ルイ14世なんか一生で一回しかお風呂に入った記録がなく、垢にまみれて死んでいったというのも読んだことがあり、ぞぞっとしたことがあります。だからこの王女様、お風呂に入らないのはデフォで、その上さらに下着を変えないという試練を自分に与えたのかなあ。


 そのことで友人と、


「毎日お風呂に入れるけど下着を変えられないのと、お風呂には入れないけど下着を変えられるのどっちがいい」


 という話をしたことがありますが、私はお風呂から出て汚れた下着を着るのはなんとも耐えられない、お風呂に入れなくても毎日下着を変えられた方がいいと答えたように記憶しています。


 みなさんはどっちがいいですか? 日本のこの気候でという条件で、お風呂に入れなくても下着を変えられるか、お風呂に入れるけど下着が変えられないの。そりゃお風呂に入れて下着を変えられるのがもちろんいいけど、もしものお話です。


 やっぱりどっちも嫌ですよね~

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