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をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  2月

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国会中継で顔の付いた水筒が気になって

 ずっとではないですが、テレビでは国会がかかっています。


 じっくり座ってじっと見てるわけではないです。半分以上は用事しながら聞き流し、気になる時には手を止めて見るという感じです。今日はやたらと眠くて座ったままうとうともしましたけどね。

 

 テレビは和室に置いてあり、父親がやたらと大きくてきれいな画面のテレビを買ったもので、台所で座ったままでもかなりきれいに見えています。見えてはいますが、私は近視の乱視なので、文字とかは見えないことも結構あります。字幕やテロップやパネルみたいなのの文字はほぼ見えていますが、それ以外に気になった文字が見えないこともしばしばです。


 今日は予算委員会で野党が質問をしていたんですが、ある時、


「顔の付いた水筒を持ってる人がいる」


 ことに気がつきました。


 ちょうど質問者の左後ろ、質問している方と重なるしメインがそちらではないのでずっと見えてるわけではないんですが、なにかした時にちらちら映るんですよ。かわいくて気になる。


 もう質問の中身より水筒の方が気になって、ちらちら見ていて、多分この人のだなと思う人に目安をつけられました。おそらくちょっと年配の女性の方です。


「質問者の方ってことは野党の人だよな、今質問してるのは中道の人だし、探したら誰か分かるかな」


 何しろ今回の当選者は49名、リストを見たらどの人か分かるかも。そして多分、中道の副代表の方らしいとは思うんですが、しっかり手で水筒を持ってるわけじゃないもので、本当にその方のかどうかは分かりませんでした。


 白ベースの水筒にお花か何かかと最初は思ったんですが、よくよく見るとみかんのジュースの「なっちゃん」みたいな顔がついている。そのあたりが映るたびにテレビに近寄って確認したりしてるんですが、いいタイミングで映らない。


「うーむ、もうちょっとちゃんと映らないものか」


 がんばってテレビの前でそのあたりだけを見ていたら、


「あ、間違いない、浮島さんって人の手元に置いてある」


 小さくですがやっとしっかり見えました。うん、顔だ、間違いない。思った通り中道の副代表の浮島さんのでした。


 本当は国会なんてきちんと見ないといけないと思うんですが、思わぬことから全然違うことに注目してしまったので、内容がほぼ頭に入っていません。


 これからも中道の質問の時、浮島さんの水筒を見てしまうと思います。角度によっては顔が見えない時もあるんでしょうが、なんだか妙な楽しみができてしまいました。


 というか、みなさんどんな水筒を持ってるのかをこれからチェックしてしまいそうです。

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