表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
をぐらのさうし 巻之弐十六  作者: 小椋夏己
2026年  2月

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

114/143

目の前のコント

 今日はほぼ二ヶ月に一回の病院の日でした。


 今回は久しぶりにめちゃくちゃ混んでいて、朝8時半に病院に着いて、その後会計まで終わったらもう11時半でした。それから薬局に行って薬をもらって待ち時間の間に買い物行って実家に行ったらもう12時半。ふう、病院で半日仕事です。


 8時半に到着したら、もう駐車場の1階が満車で2階にしか停められなくて、


「これは今日は混むぞ」


 と覚悟を決めましたが、思った通り、まず受付番号が百数十番。8時半でですよ? 受付が8時半からなので、車を停めてから行くのに10分かかったとしても、それでもうその番号。


 受付を済ませたら検査室に行くんですが、採血がすでに70番台。といっても、ここの方はみなさん採血上手ですし、6つの台で交代でやってくれるので待ち時間はそこまで長く感じませんでした。問題は、その血の検査に時間がかかるんですよね。その結果が出るまでは診察してもらえませんので、待つことになります。


 結果的に9時半からの診察予約が1時間以上遅れてしまった。やれやれ。


 待合室で待つ時間が長くなるので、スマホでなんやかんややってました。うとうともしましたし。


 SNSを見ていたら爆笑ものの記事が流れてきて、シグナルでH氏とその話で大笑い(あくまで実際には静かにしながらですが)したり、仕事中のKちゃんにその記事を送りつけて「テロ禁止」と叱られたりしながらかなり時間がつぶせたんですが、そんな私の前でさらにコントのような場面が繰り広げられ、


「もう許して」


 と笑いをこらえるのに必死になりました。


 人名が入るネタなのでちょっとアレンジしますからこのままじゃないんですが、名前以外はほぼこういう流れでした。登場人物は看護師さんと患者さんです。


看「ひらさわさ~ん、ひらさわさんいらっしゃいませんか~?」


 最初に看護師さんが患者さんのファイルを持ってそんな風に人を探しながら登場。左から私の前あたりに来た時、右の方からこんな返事が。


患「はい、いわさわです」


 ん、いわさわ? 看護師さん「ひらさわさん」って呼んでた気がするけど、私の聞き間違いだろうか。

 

 すると看護師さんがまた、


看「ひらさわさん、ひらさわさんですか?」


 と確認したら患者さんの方が、


患「はい、いわさわです」


 って、いや明らかに違うやろ。


 お互いに思い込んでるからか、相手の言ってることをそのまま受け止めたようで、


看「ひらさわさんですね」

患「はい、いわさわです」


 って、これを私の目の前でやるんですから、おもろSNSで笑いスイッチが入ってる私は、もうどうしようと思いましたよ。


 そして看護師さんが患者さんのファイルを見せて、


看「ひらさわさん?」

患「はい、いわさ、あ、違います、いわさわです」

看「あ、いわさわさん?」


 ファイルの名前を見てお互いに間違いに気がついたようで、患者さんは「どうも」という感じで頭を下げてまた私の右の方に戻ってしまい、看護師さんは何もなかったように「ひらさわさ~ん」と呼びながら左へ行ってしまった。


 おいおい、勘弁してくれよー! もうね、どうしようかと思いました。マスクがこれほどありがたかったことはない。


 そのことを早速シグナルで報告したらH氏が、


「腹筋殺しにかかっとるな」


 と言ったもので、待合室でかなりの不審者になってしまいました。


 長い待ち時間、こうしてエッセイのネタもできましたし、今日は結構有意義だったかな、うん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ