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負傷兵  作者: 尚文産商堂
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第5話

「家の構造を掲示してくれ」

「了解」

戦闘モードに入ると、サーピにも対応が変わる。

一番変わるのはその返事だ。

のんびりとしている暇がないため、だいたいは短い返事、あるいはただ動作だけで返答をすることになる。

俺の言葉にもすぐに反応をするため、必要なもの以外については、一時的に切っていることがある。

だが逆にはっきりと強化されるものもある。

今、目の前のモニター類に提示されているものがその強化されているもののうちの一つだ。

「家の構造は2階建て並びに地下1階構造体は煉瓦様の焼き固められた石で鉄骨等は存在せず突入できそうな場所は1.8メートル程度の高さに1.4メートル程度の幅がある樫製玄関扉あるいは北東方向及び北西方向にそれぞれ1面ずつある窓からできそうです窓はガラスがはめ込まれておらず雨戸代わりの戸板によって閉めることができるようになっていますが今は解放されています」

「家の中は、どうなっているんだ」

玄関から一歩家の中にいる2人組から見えないように、玄関外の壁で様子を伺う。


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