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負傷兵  作者: 尚文産商堂


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第45話

「……なるほどなぁ」

俺は独り言を呟く。

どうしてあそこにいたのか、それは疑似生命体のやつらによって洞窟の中の装置ごとめちゃくちゃにされてしまったためだった。

28000年前、どうにかして助けてようとしたのがひしひしと伝わってくる。

「じゃあ次だ。プーラ、俺の戦闘中行方不明の状態を解除し、正式に手野武装警備の武装警備員としての職務に復帰するための手続きがしたい。ここでできるか」

「申請はできるよでも正規の手続きをするにはここじゃなくて手野武装警備のどこかの支部に行く必要があるね」

「そうなのか」

だったら、今は申請だけを受け付けてもらうことにした。

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