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辺境伯ロイド奇譚 〜誰が彼を英雄と名付けたのか〜  作者: 塚本十蔵
第2章 ロイド辺境伯、異界戦役に挑む
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第四十話 工藤涼子、特務連隊を引き連れて異世界より現われる

 第二次朝鮮戦争が始まり、北朝鮮の核ミサイルの一部が日本、その首都東京を襲った。以降、防衛庁の通信施設ジャイアントトークが沈黙。自衛隊は方面群独自の行動を余儀なくされた。

 だが、自衛隊は勝手には防衛出動が出来ない。各都道府県の酋長が要請して初めて何らかの行動が取れるのだ。

 

 2017年11月末、日本は混乱の最中にあった。



「工藤連隊長、ホントここどこですか?」


「…知らん。今は偵察に出てる分隊らが帰ってからだ」


 私、工藤涼子三佐は、やや軽い(実際には軽薄な)友田ニ尉の質問ぼやきを封じる。

 

 今、私が率いる特務連隊は丹後の山の中にいたはず。だが目の前にはなだらかな…日本とは思えない…丘陵地に突っ立っていた。

 どう捉えても丹後の山の中とは思えない。

 しかし、なにかがおかしい。なんだ? 


「中隊長! 太陽がありません!」


 部下のひとりが82式指揮通信車コマンダーから身を乗り出し叫んだ。


「……確かに太陽が見えない。いや白夜の可能性がある。監視を怠るな!」


「了!」


『分ニより本隊、連隊長、集落を発見。オクレ』


 偵察に出ていた分隊のひとりから連絡が入った。指向性の高い特注の軍用の通信機だからバッテリーが持つ限りアンテナを必要としていない。欠点は長距離には向いていない事だ。


 私は通信機を受け取った。


「本一、距離は? オクレ」


『分ニ、本隊より千七百。オクレ』


「本一、観察のみ、以後帰投。オワリ」


『分ニ、了。オワリ』


 集落か、少なくとも文明圏には居るらしいな。


「連隊長、良いですか?」本部管理中隊の幕僚のひとり、村部一尉が声をかけてきた。


「…なんだ?」


「空ですよ空。なんか変だと思いませんか? 見てください東西南北に均等に星が一つづつ光ってます。さっき距離を測ったら本当に均等の距離でした。

 太陽が見えない事もあり、これは異常事態だと断定出来ます」


「……一尉、他の異常事態は発見したか?」


「NBC装備に呼気検査機がありまして測定しました。

 結果は正常値です。念の為ガイガーカウンターも使いましたが標準値以下、正常です。ですが異常なんです」


「どういう意味だ」


「地球は南極大陸以外は実質放射線に侵されています。近い例を出すなら第二次世界大戦当時の軍艦に使われた鉄には非常にクリアですが、現代の鉄はみな放射線の影響を受けており品質が下がります」


「要約を言え」


「はっ、ここが地球なら大抵の場所には放射線がまとわりついています。ですがガイガーカウンターの数値は放射線の影響を受けておりません。

 ここはクリアー過ぎるのです」


「北極圏なら白夜もあるし、もしかしたら放射線量が少ないという仮定も出来るぞ」


「通常北極圏なら気温はぐっと下がりますし植生が違います。連隊長、言葉遊びはもうよして下さい」


「悪かったよ一尉。認めざるを得ない、か。

 よし、今が非常事態なら我々はいかに動くかだ。意見はあるか?」


「いま出している4つの分隊が揃ってからでも遅くはありません」


「ニ分隊が集落を発見した」


「それだけでは判断不足です。集落に住んでいるのが八本足のタコ型異星人の可能性があります」


「確かに」



 しばらく村部一尉と推論を交していると分隊のひとつから城壁に覆われた丘陵地を見つけたと報告があった。

 また別の分隊からは兵士の一団を発見したと至急の連絡が届いた。


「兵士の一団ねぇ、どうやらタコ人間の可能性は減りましたね」


「城壁があるという事は軍事施設の可能性も出てきた。ま、軍事拠点を持たない城壁都市の可能性もあるが」


「あとはくだんの連中と友好的にコンタクトとれるか、ですね」


「分隊らの帰還はどれくらいだ?」


 村部一尉は腕時計を見やった。


「分一は間もなく。分ニは長くてひと〇(まる)〇(まる)。分三と四も間もなくです」


「そうか」


「連隊長、拙速はだめですが、長考しても良くありません」


「それはわかっている。何を言いたい」


「部隊員らの不安を払拭せねばなりません。ですが状況も把握しないままで現地人と接触するのも拙いです」


 

 分隊一:20世帯の集落の発見。村人(田舎の農夫。文明度は中世〜近世)

 分隊ニ:巡回中の兵士らしき集団を発見。数は11名。武装は長剣、長銃。服装には見覚えのない近世風。

 分隊三:垣根に覆われた複数の農場の発見。農夫がそれぞれ40名ほど。金属製の農具も見受けられたがトラクターの類は見られない。

 分隊四:城壁を発見。端が見えないほど長大。城壁を越す建物は見受けられなかった。


「……という具合です。城壁だけなら古代から中世。しかし兵士には長銃を装備している点から中世から近現代(19世紀)。まあ旧日本軍なんかは将校は軍刀をもっていたし、38式なんて旧式の長銃でしたから近現代から3世代ほど昔の可能性もありますが」


「長銃はアサルトライフルではなかったんだな」私は分隊の一曹に訪ねた。


「村部一尉のおっしゃる通り、サンパチのレベルでした」


「一曹を疑う訳ではないがフリントロックなどの火縄銃みたいなレベルの可能性は?」


「種子島みたいな火縄銃とは銃床の長さが違います。細部までは確認出来ませんでしたからサンパチあたりだと判断しただけです」


「すまんすまん、疑う訳ではないのだ」


 やや厶ッとした一曹に私は謝った。


「さて」と村部が話を遮るように声を出した。私と一曹とに軋轢を生まない様ての配慮らしい。


「農具の質から中世は排除しても構わないかと。ここはどう見ても田舎だ。その農具…くわ先は銅製ではなかったんだろう?」


「はい。光沢は鉄器と見ました」別の分隊の三曹が応えた。


「まあ鉄器なら古代にも鉄器文明があったが、まあ兵士らの装備と釣り合わない。

 連隊長、ここは最大限見積って19世紀後半あたりかと思われます」


 村部一尉が総括した。私も同感だ。


「ああ、私もその認識で良いかと思うよ。さて、ならば次はファーストコンタクトだ」


「少人数だと逆撃の可能性がありますし、連隊全部では過剰な反応をする可能性があります」


「……一個小隊と本部管理中隊から何人かで行こう。向かうは城壁近辺だ。時間は最大6時間だ」


「了解です連隊長」


「本部管理中隊からは私と村部一尉、第一中隊の第一小隊を基幹に各小隊から語学に秀でた者4名ほど抽出、こんなところか」


「連隊長自らは危険です。反対します」第二中隊の春日一尉が反対を表明した。


「残念だが、私は自らの目で確かめねば気がすまない性質たちでね。悪いが強権をつかうぞ?」


「ま、そうでしょうね」


「村部一尉、貴官は反対しないんだな」


「反対しても強権を出された以上は何を言っても無駄かと」


「分かってるのならそれで行くぞ」


「了解。連隊長、9ミリ機関拳銃はどうなさいます?」


「念の為4丁は用意しておこう。装備は各自89式。ライオットに催涙弾を持つ者が2名。以上だ。準備に掛かれ」


「了解」「了解」「うちの班から真壁三尉を出します」「了解、医官を1名出します。よろしいですね?」


「医官と看護員を1名づつだ。さ、急げ」


 俄然周囲が騒がしくなった。村部は愛用のシグ・ザウアーP220を点検していた。彼は拳銃の名手としても有名だ。50メートル離れた標的を、その両目にあたる場所を撃ち抜いた実績がある。


 私にはP220は合わないのでP226を愛用している。弾数は定数きちんと入っている。それと予備の弾倉をふたつ。



 高機動車コウキが用意され私は乗り込んだ。小隊は2台の73式中型トラック(中トラ)に乗り込んでいる。

2台で済んているのは小隊は定数割れ状態だからだ。


「……出発。目的地は城壁」



 10分ほどで城壁が見えてきた。


「……高さは10メートル…ちょいですね。20メートルはありません。最接近まで後1キロ」


 村部の目は確かだ。彼は20キロ先のビルの位置を正確に測定した事もある。20キロなら私でも見れるが正確にとなると自信がない。

 

 ……しかし、城壁は左右の端が見えない。何10キロあるんだろうか?


 道(舗装はされていない)に出た。さて……。


「左右、どちらがマシだと思う村部一尉?」


「自分は左翼でないので右に…」


 村部は軽口というか諧謔的な会話を好む。悪癖と言えば悪癖だが面白味(意外さとか)に溢れている。


「我々国防挺○隊は右にしか曲がりません〜」


「村部、何だそれは」


「昔の自主制作の右翼的ギャグドラマでしてね。そのセリフです」


「…………面白いのか、それ」


「左翼が見れば発狂でしょうが、まあ面白かったですよ」


「そうか」


「ビデオなんで、もう見れなくなってますね。どっかの動画サイトで見れたら良いんでしょうが……」


「まあ良い、右に進もう」


 ……道は城壁に添う形になっていた。城壁は村部の見立てどうり12メートル程度だった。


 城壁は真っ直ぐだけでなく地形に合わせたのか軽く蛇行もしていた。村部曰く『真っ直ぐなだけだと強度も悪くなりますからね。合理的に見えなくても実はこういうのが理想なんです』だ。


 道の右手は一面の畑が広がっていた。今は休養中なのか土しか見えない。区画は比較的整理されている。


 もう少し進むと農夫らが畑を耕していた。


 こちらに気づいた。だが妙に感じられた。

 多少驚きはしたがそれだけでまた畑を耕し始める。


「変ですよね?」後席に座る誰かがつぶやいた。


「…だよな。連中、くるま…自動車を知っている。ラノベだと驚いて逃げる展開だ」


 つぶやいたのは中田ニ曹でオタク気質がある医官だ。それを村部が応じた。


「まあ19世紀なら車はあるしな」


「村部一尉、変な思い込みは目を曇らせるぞ。見ろ、道にはわだちがついている。サイズ的には馬車かもしれん」


「…あ、本当ですね。ところで彼らとファーストコンタクトを取らなくて良いんですか?」


「巡回中と見られる兵士らが居たな。そう言う連中にあった方がマシだ。そうは思わないか?」


「なるほど」


「役人や軍人…高級将校なら話は通りやすいのだが」


「ですね。さて会話はどこまで通じるのやら」


「…………」



 しばらくすると通用門らしき箇所についた。門のサイズは幅2メートル強、高さ2メートル弱。あまり大きいものは通らないみたいだ。


「連隊長、自分が中を覗いてきても構わないでしょうか?」


「……許す。貴様に任せる方が楽で良い」


 将校偵察の方が楽で良い場合がある。一尉を失う可能性はあるが下手な曹よりマシだ。


「では、行ってまいります」


 村部一尉は後部ハッチを開けて出ていく。

 飄々と歩いた彼は門の扉を引いた。顔を出して覗きこむ。

 一瞬彼の身体がビクっと震えた! いやそれだけで彼は中に入って行く。


『クーガーより本一、門番が居ました、目が合ったので接触を試みます。オワリ』


 1分2分と時間が過ぎた。


『クーガーより、隊から語学のエキスパートを出させて下さい。オクレ』


『本一、了解、オワリ』


「有馬三尉、瀬田三曹、住田1等陸士、南部1等陸士、ついて来い」


「連隊長!? 連隊長も行かれるのですか?」


 運転を任せている妹尾三尉が声を上げた。


「村部一尉が無事なんだ。大丈夫さ」


 そう言い捨て車外に出た。呼んだ4名も続いてハッチから出てくる。



 門を抜け左右を見る。右手に門番らしき若い兵士と村部がいた。


「…連隊長まで。ま、それより対話を」


 4名は英語、スペイン語、ロシア語、中国語、ドイツ語で対話し始めた。

   

 だが不調のようだ。相手をしている若い兵士が段々と苛々し始めて来たようだ。


 村部がまた前に出た。

 ポケットからタバコ(マルロボ)を取り出す。


「タバコどうだい?」


 すると、若い兵士がニヤリと笑う。


「オウ、タンバコ」


「そう、タバコ」


 村部は親しげにマルロボを一本取り出し、兵士に渡した。

 若い兵士は『何これ?』みたいな表情を浮かべる。

 それを見た村部はもう一本取り出し咥えてみせてマッチで(村部はマッチ派だ)火をつけた。


「スパジーボ。タンバコ、スパジーボ」


 だが兵士は吸いきらずにマルロボを捨てた。そして懐から紙包みを取り出す。なかからは細い葉巻を取り出し紙口を切って咥えた。すかさず村部は彼の為にまたマッチを擦った。

 


「…連隊長、どうも変なんです」有馬らは私の元にやって来た。


「彼の言葉は聞いたことの無い言語です。…ただ、言語形式は英語圏と同様なんですが、その……」


「〜の、〜を、と明らかに日本語が混ざっていました」と瀬田三曹が後を繋ぐ。


「それは確定か?」


「ええはい。接続語に『の』を多用していました」


「で今『タバコ』が通じました」


「これって言語学的にも変です。聴きましたか、いまロシア語で『ありがとう』って言いましたよ!」



 再び村部を見やる。


 若い兵士は『待ってろ』みたいなデスチャーで村部を置いて待機場らしき小屋に向かった。

 小屋は日本なら工事現場にあるプレハブに相当するようだ。また分かりづらいが馬の姿が小屋の向こうに見えた。


 しばらくすると先の若い兵士が出てきて馬のいる場に向かう。

 アラブ種に似た馬に乗った兵士は壁沿いの道(石畳だった)を走り去った。


 小屋からは3人の兵士が出てきた。みな年かさの兵士だ。するとなると先の若い兵士は一番の下っ端で、この三人からこき使われているのでだろう。

 

 3人の中年兵士らは軍装を着崩して細い葉巻を吸っていた。彼らは遠巻きにこちらを見ていただけである。その目は好奇心よりも迷惑そうな目だった。


「連隊長」と村部。「どうやら彼は『待て』と行ったみたいです」


「そうだな。どれくらい待つのやら。住田一士、コウキに戻り本隊に状況説明をしてきてくれ。それと移動準備もだ。上手く行けば今夜は屋根のある場所で寝れるかもな」


「了解であります!」



 15分程で先の若い兵士が帰って来た。

 村部の元にもどりしきりにデスチャーをしている。


 村部が振り返った。


「連隊長、彼はどうやら『何分か待て』らしきデスチャーをしています。『1』は判ります。で、グーに親指を横に突き出したのです。これはちょっと判りません」

 

 何だろうな?


「村部一尉、またタバコをあげてやれ。それから何語でも良い知っている限りの単語を挙げろ。共有できる単語が出るやもしれん」


「了解。ハウ・ドゥ・ユー…はさっき使ったな……」



 20分程して兵士らの集団がやって来た。

 中に将校らしき人物がまじっているのが見えた。


 すると中年兵士らは軍装を改めた。やはり将校がいるようだ。


 ニ個小隊程の集団は半円を描くように…つまり我々を囲いこむ様に…整列した。

 将校らしき人物と兵士は軍装が違う。兵士らはカーキ色一色だが、将校らしき人物は上着がえんじ色でズボンが藍色よりもくらい色だったのだ。それが3人いた。


 彼らは村部に近づいた。


 ……やはり会話は通じない。

 すると村部は先の様にマルロボの箱を取り出し将校らに勧めた。

 彼らは一本づつ受け取り、不思議そうにタバコをもて遊んだ。  

 またもや村部が火を着けようとした。


 すると将校のひとりは断るように手で遮る。


「イー・フレイ・イール」そう聴こえた。


 その将校の人差し指から火が出た! 魔法だ!


 それは紛れもなく『魔法』であった。

 ここは何なのだ!?


 彼は受け取ったタバコに火をつけて吸い出す。


 途端にやはり『何これ?』みたいな表情を浮かべた。

 苦笑した彼は三口程でタバコを捨てた。


 タバコを踏みつけて消した彼は懐から紙包みを取り出し……葉巻を二本抜き、一本を咥え、一本を村部に手渡した。


「スパシーボスパシーボ」と村部は言い、葉巻の端を齧って捨てる。それを咥えてマッチで火をつけた。


 途端にむせる村部。それを見た将校らは笑いあった。


 若い兵士が将校のひとりと会話し始めた。

 何やらやり取りをして彼は村部にまたデスチャーをする。


「連隊長、やはり『待ってろ』らしき説明をしています」


「承知した」


 若い兵士と将校3人のタッグで村部と会話を成立させようと努力をし始める。

 しかし連中は皆身長が低い。将校のひとりが身長175ほどで、後の連中は170を切っている。


 

 それから40分後、1台の馬車がやって来た。

 豪華な装飾の馬車だ。おそらくお偉いさんだろう。


 将校を含めた兵士らは整列した。


 馬車の扉が開き、ひとりの男が降りてきた。いやもう二人出てきた。


 兵士らは敬礼らしき礼をする。


 そり上がっだ頭の巌のような顔つきの男だ。

 どうやら貴族に見受けられる。尊大な態度と豪奢な衣服がそう見せていたからだ。


 その貴族らしき男(彼だけ身長は180を超えている)はひとつ落胆したようなため息をついた。


 ……口を開く。


「やはり自衛隊か……」

書き置きがなくなったので、また不定期にゆっくりやります。

それと工藤涼子のプロフをヒロインの話(30話だっけ?)に追加しました。

まぁバレを含んでいるので閲覧には自己責任で。


しかし、やはりというか村部君の登板です。ほんとなら彼は出ないハズだったのに……。

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