初恋の魔法
掲載日:2015/08/04
「はぁ…」
新学期の幕開けはため息だった。
私は小学校のころから片思いしていた人と、見事にクラスが離れてしまった…
出会いは小学校の頃。
席が隣になったけど、一言も話してなくて…
そんな時、「教科書、貸して…」と恥ずかしそうに言ってきて。
その時、なんか不覚にもキュンとした私がいたのですっ…!
でも、好きな人には好きな人がいた。
告白したって聞いて、落ち込んで泣いた。
それでも、あきらめられなくて…
中学校の廊下は広かった。
私は教室が端で、好きな人の教室は隣の隣。
そーっとのぞくと…いた!
制服が似合ってる。
…!
その時、私は見てしまった。
私があの人が好きだと知っている友達と、仲良さげにはなしていた。
そりゃ、同じクラスだから話すだろうけど…
私とはあまり話さなかったのに… 私も話しかけられなかったけど。
それから、その二人がたびたび話しているところを見かけた。
なんだかズキズキする…
今は離れちゃって、つらくて、笑えないけど。
いつかクラスの枠を超えて話せるようになるまで待ってるね!
次同じクラスになったら、絶対に、話しかける!
君が誰を好きでも、
その時を楽しみに、
待ってるから!
初恋だから。
だから、まだこの思いは捨てないでとっておくよ。




