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ここは...
そのメールにはこう書かれていた。
『あなたをゲームに招待します。 ゲームに参加しますか？ Yes or No 』
ただそれだけだったが、俺は思わず呟いた。
「...Yes」
次の瞬間、俺は画面に吸い込まれた。
気が付くとそこは森の中だった。
辺りを見渡すと数人の人が倒れていた。
俺が何でここに居るのか分からないが、他の人は知っているかも知れないので、一番近くの女性に話しかけた。
「大丈夫ですか?」
...返事がない。少し揺すってみる。
「うっ...」
「大丈夫ですか?」
「こっ...ここは...どこ?あなたは...誰?」
「俺は矢口 ヒロ。あなたは?」
「私は..谷村 雪姫。ここは...?」
この人も知らないようだ。
「俺も分からないんです...他にも数人倒れているんで、手分けして起こしましょう。誰かここのこと知っているかも知れませんし...」
それから2人で他の人を起こして回ったが誰もここがどこかを知らなかった。
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