表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/18

南(みなみ) 千里(ちさと) 2年マネージャー その3(挿絵あり)

 読んでいただいてありがとうございます。


挿絵(By みてみん)


 灰色の月と赤い魔女の本庄(ほんじょう) (りく)です。


 こちらでは自慢のリーゼントではなく、髪が伸び整える間も無く物語が進んでいきます。


 異界探訪ユミルギカースをまだ読んでいない方、是非読んで本編との違いをご確認ください。


(みなみ) 千里(ちさと) 2年マネージャー 


          その3


月斗(げっと)桐崎(きりさき)!それに京華(きょうか)も居ない。」


 (りく)はその場にいる1人1人を確かめ生存を確認して回った。


「ミクニ!桐崎(きひさき)桐崎(きりさき)の思考を読み取ってくれ!」


 心愛(ココア)(りく)に言われるまま魔法(アニマ)桐崎(きりさき)の思考を読み取るべく心を固定(ロック)した。


「???」


「どうした?」心愛(ココア)の反応に(りく)が声を掛ける!


「…….めない…」


「??どうした?ヤツは今どこにいる?2人が危ない!」


「読めないの!何故だかわからないけど、桐崎(きりさき)の思考を読み取ろうとしても読み取れない!」


 心愛(ココア)が必死に桐崎(きりさき)の思考を探る。


 しかし、いっこうに読み取る事が出来なかった。


 その間も(りく)は、月斗(げっと)京華(きょうか)を探し回った。


 相手は名前からして桐崎(きりさき)=切り裂き。

鋭利な刃物の様な魔法(アニマ)で攻撃をしてくる可能性がある。


三国(ミクニ)!みんなを起こせ!決して1人になるなよ!」


 (りく)はそう言うと地面に手を置き、土人形(ゴーレム)を出現させた。


 大きさはさっき出したモノよりも随分小さいがその分、同時に3体の土人形(ゴーレム)が出現する。


 (りく)土人形(ゴーレム)に命令をし周囲を探索させる。


 3体はそれぞれ別方向に散らばりながら捜索を開始した。


 その間、(りく)心愛(ココア)達の元へと戻る。


 血で染まっている辺りに堂島(どうじま)もいた。


 ……がさっきまでそこに横たわっていたはずの(みなみ) 千里(ちさと)の姿が無い。


千里(ちさと)は?千里(ちさと)はどこに?」


 起き上がった堂島(どうじま)(りく)の声を聞くと周りを確かめた。


千里(ちさと)千里(ちさと)がどうかしたのか?」


 そう言って周りを見回し大量の血に気がつく。


「この血は?まさか?」


千里(ちさと)が!千里(ちさと)がそこで桐崎(きりさき)にやられて…でも居ないんです!さっきまでそこに横たわっていた千里(ちさと)の姿が!」


「⁈⁈⁈またか?千里(ちさと)も?」


千里(ちさと)京華(きょうか)!それに月斗(げっと)の姿も見当たらない!今、土人形(ゴーレム)に辺りを探索させてますが…」


「一体どういう事だ?」


 血の匂いが辺りに立ち込める。


 一体の土人形(ゴーレム)に反応がある。


 (りく)はその反応した方向へ他の2体の土人形(ゴーレム)と共に向かう事にした。


 みんなの集まっていたバスから約500メートルほど離れた大木の根の陰に人影を発見する。


 (りく)は50メートルほど手前まで近づき3体の土人形(ゴーレム)を集めた。


 土人形(ゴーレム)は1体を中心に横一列に並び真ん中の1体を残して2体が崩れたかと思うと、真ん中の1体の体が大きく膨れ上がった。


 巨大な土人形(ゴーレム)(りく)の命令に従い、大木の根の辺りに横たわる人影に近づいた。

 

 土人形(ゴーレム)がそれを抱き(かか)(りく)の方へと振り返った。


 髪の毛から顔や手まで、全身が赤く染まっている。


月斗(げっと)!」


 (りく)はそう呟き、土人形(ゴーレム)の元へと駆け寄った。

 

――――――――――――――――――――――――

            

 2027年 日本


「こちら転移反応を検知し、現場へと急行中!」


 車は猛スピードで高速を移動し、現場へと急いだ。


「前回の転移から2カ月、ペースが早いですね。」


 運転席の男は助手席に座る人物にそう言った。


巨人世界(むこう)で何かが起こっている」


 助手席の人物はそういうと黙って前方を見つめた。


「着きました」


 男はそう言うと車を停め車外へ出た。


 同乗していた人物も車を降り、光に包まれたその空間から現れた人影に目をこらす。


 男が光から現れた人物の顔を確認し驚きの声をあげながら通信機で報告を始めた。


転移者(リターナー)確保しました」


 助手席から降り横たわる人物をジッと見つめたあと


「おかえりなさい。待っていたわ。これで準備が整った」

挿絵(By みてみん)

 と呟いた。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。


また続きをお楽しみください。


挿絵(By みてみん)


今回、最後に登場した女性は誰なのか?


異界探訪ユミルギカースを読んでいただいてると、この髪型の女性に見覚えがあると思います。


まだの方是非、異界探訪ユミルギカースも読んでみて下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ