二人の始まり
「オレさ、実は結構前からお前のこと、好きだったんだよね。」
-正直、最初は自分の耳を疑ったよ。
「え?」
「オレは、今目の前にいる、佐野 葵が好きです。」
-珍しくマジな顔しちゃってさ。
「蓮?」
-ドキッとした
「葵のことが、ずっと好きだった。素直じゃないところも、ときどきかわいい顔のぞかせるとこも、近くにいて、もっと好きになった。」
-なぁにかっこつけてんだよ、バーカッ
「はぃ?」
「オレが、バスケ部に入ったのはそれが理由だよ。」
-あたしが理想の彼氏は、運動できるかっこいい人だって言ったから?
「なんで?」
「なんか、明るくていっつもみんなの中心にいて、強がってるくせに、泣き虫なところ見て。
友達が引っ越すとき、お前だけ泣かないで励ましてたろ?そのくせ、あとで一人でないてんだもん。」
-そんなとこまで見られてたなんて知らなかったよ。
「あたし?」
「そ、お前。」
-指さしてから、そっと蓮はあたしを抱きしめたね。
「…」
-そっと離れておでこくっつけて言ったね。
「考えといて。」
-って。近くで見ると、ずいぶんカッコいいじゃん。
「ごめん、あたし、好きな人いるから。」
-ホントの気持ち。ごめんね?
「そんなの知ってる。」
「え?」
「でも、絶対おれのこと好きにさせる自信あるから。」
-ナルシめ。
「バーカ。」
「そう言ってられるのも今のうち。」
「そうかな?」
「そうそう。先輩になんて、オレは負けねー。」
「強気だね。でも、先輩には好きな人いるし、諦めるってわかってるから。あんたと今、付き合ってもいいよ。」
「おれは、お前が、好きな人いなくなって頼る相手じゃねーの。お前が他の誰より、俺がいいっていうなら、付き合ってやってもいいよ。」
「冗談。逆でしょ?」
「これから、そんな事は言えないくらいにオレのこと好きにさせてやるから。」
二人の恋が成就しますよ〜に。
蓮の恋愛大作戦!!
始まり始まり。
情景描写がナイーッ!
想像してください。
良ければ感想ください。