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ブクマ疲れしてしまった作者様達へ

作者: みちょこ


 こんにちは。

 この度は此方のエッセイに足を運んで頂き、有り難う御座います。


 今回私が皆様にお話ししたい事はタイトルの通り、ブクマ疲れ、所謂ブクマを一々確認することに疲れてしまった作者様に向けての内容となります。読み専の方々も暇潰し程度に読んで頂けると幸いです。


 『小説家になろう』にて小説を投稿するに当たって一番気になる数字って何ですか?

 私の場合ブクマの数です。評価やPVも勿論気になる数字ですが、連載作品に関してはブクマが作者に取って一番重要な数字なのではないでしょうか。『貴方の作品が気になる』『これからも読み続けたいよ』という証になりますからね。


 私は以前まで、ブクマ疲れ……というよりはブクマに対して中毒症状を起こしてしまいました。数分度に確認してはブクマが増えていれば喜び、減っていては落ち込む……何度も何度も確認するのでその度に一喜一憂し、ストレスがどんどん溜まっていきました。そして自分が完全におかしくなってしまったのは連載を始めて二ヶ月目です。『どうして自信作なのに読まれないんだ』『もしかしてつまらないのではないか』『これ以上、作品を執筆し続ける理由なんて無いのではないか』と否定的な考えばかりが頭に浮かびました。そしてそのストレスは私生活にまで影響し、仕事中に体調を崩して一度倒れてしまいました。現在連載中の作品は何年もかけてプロットを考えて投稿し始めたものだったので、その分思い入れも強かったのかもしれません。



 さて、前置きが長くなってしまいましたが、ブクマ疲れしてしまった作者様に送りたい言葉を以下に記載させて頂きます。


 まずブクマの数を一日に何回も確認するのを止めましょう。何度確認しようが数は変わりませんから一日に一回で充分です。そして増えていたら喜びましょう。減っていても一つや二つであれば全く問題ありません。何十個も減っていた場合は最新話に何か問題があった可能性があります。内容を一度見直して改稿してみては如何でしょうか。


 そもそもブクマが最初から全くつかないよという方々、あらすじとタイトルを見直してみては如何でしょうか。実は私の今の連載作品、以前はタイトルが現在とは異なり、何と20話に至るまでブクマが一桁でした。そこでインパクトを意識してタイトルを変えた結果、少しずつ読者様も増えてきました。『小説家になろう』の読者様は比較的、あらすじとタイトルから物語を想像出来る小説を好む傾向にある気がします。皆様是非参考にして下さいね。


 そしてどうしてもブクマの確認が止められないという方々、一度筆を置いてお休みしましょう。『休んだら読まれなくなっちゃう!』『ブクマが増えなくなっちゃう!』と思うかもしれません。安心してください。私は現在一週間お休みを頂いておりますが、ブクマの数はほぼ変動がありません。寧ろ少し増えました。待ってくれる読者様は待ってくれていますから、焦る必要はありませんよ。そして休んでいる間に『何故自分はそもそも小説を投稿し始めたのか』を思い出して下さい。『誰かに読んでもらいたい』『自分の作品を書籍化させたい』等、理由は様々だと思いますが、根本的な理由は何よりも『小説を書くことが楽しいから』ではないでしょうか。本来楽しんで書くべきだったものに苦しめられては本末転倒です。もう一度言いますが、まずは筆を休めてお休みしましょう。


 そして読み専の方々にもお話を。ブクマが一つでも増えれば作者は飛び上がる程に嬉しいのです。少しでも作品に興味が出てきたら気軽にブクマしてあげて下さいね。


 それでは皆様、これからも楽しい執筆ライフを。


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― 新着の感想 ―
[一言] やっぱり書くたびにアレコレ考えてしまっている時点で、きっと私は「まだまだ」なんでしょうねぇ……勉強が足りないんでしょうねぇ……(笑)。 「お前みたいなブクマひとケタの雑魚が、何を悩んでるん…
[良い点] 共感できる部分が色々とあって、面白かったです。 作家としてだけじゃなく、あえて料理に例えるなら……。 作っている最中は、自分自身の技術に気がなり。 いざ相手に食べてもらう時は、喜んでもら…
[良い点] 心に染み入ります。 最初は自分のために書いていたはずで、好きなものを好きなように書き連ねようと思っていたのに、気づいたら、「評価がないと気持ちが落ち込む」という状況になりかけていました。 …
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