九十六話 魔法使い狩りの探
アンダーウィザーズのオフィス、 三上軍団の烏欧二郎と同僚の百舌鳥健四郎は課長に呼ばれていた。
課長に名指しで二人の人間が呼ばれることはあまりない。特別な命令か失敗を叱る時くらいである。
欧二郎は恐る恐る、健四郎も厳かに課長の机に向かった。
「君達は、魔法使い狩りを知ってるかね」
眼鏡をかけた厳かな顔の課長が二人に言う。
「魔法使いを倒す魔法使いのことですね」
健四郎が淡々答える。
「我々の顧客が主に対象になっています。まったく忌々しい限りですよ」
欧二郎が嫌悪感を出して言う。
「ああ、商売もあがったりだ。そしてその中の最重要人物が………これだ」
課長がタブレットを捜査しその人物を二人に見せる。
欧二郎は目を見開き、健四郎はほうと関心する。
そこに映っていたのは探だったのだ。
「彼の狩る魔法使いの数はかなりのものだ。これまでに少なくとも二十人は狩られている、看過はできない。そしてこのブレスレット、君が売ったものだね」
課長は欧二郎に言う。
「は、はい………」
欧二郎は自分の売ったものが会社の不利益になり何かしらの処分を受けるのではと恐くなった。
「彼の始末、頼めるかな。百舌鳥くんは彼のサポートを、出来るかい?」
「は、はい!」
欧二郎は否応なしに承諾するしかなかった。
「ご命令とあらば承知しました」
健四郎は自分に非はなかったが感初入れず承諾した。




