八十二話 突破される研究所、ゼロツーは頭が痛い
監視カメラの映像を見れる部屋でゼロツーはゼロスリーとゼロフォーの活躍を見ていた。
「あーあ、あの二人ともだらしないなぁ」
ゼロツーは落胆した。
「わたしが出る?」
イレブンが聞いた。
「うーん、他のやつらもいるし大丈夫でしょ」
ゼロツーは楽観的に答えた。
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だがその後先ほどやられた二人より控えていたゼロファイブとシックスの二人セブンとエイトの二人、ナインとテンの二人も倒されてしまう。
「あーいつらなにやってんの!六人もいて誰一人止めらんないとかあったま痛いんだけどー。あ”あ”ー、さいあぐー」
ゼロツーは頭を抱えてふらついた。仲間がここまで不甲斐ないと動いてもいないのに体力を使うのだ。
「やっぱりわたし、出た方がいい?」
イレブンはゼロツーではなくボスに聞いた。
「かもしれないね、頼めるかい?」
ボスが答える。
「君にも頼めるかい?」
ゼロツーにも言う。
「ふ、不本意だけどやってやろうじゃない。被験体実質ナンバーツーの力、見せるあげるわ!」
ゼロツーが拳を上げる。ナンバーワンはゼロ、かつて春樹に消されたゼロワンはゼロツーより弱く、ナンバーツーには遠かった。よってゼロツーが名前通りナンバーツーを担っていた。




