七十三話 真司対探
探は真司の魔弾を回避しスナイパーライフルを小型のホーミング銃に変形させてトリガーを引く。こちらは弾丸の数やトリッキーさを優先させるタイプだ。
「くっ」
真司は正面にバリアを出して防御する。
「なら!」
探は銃を横に向けて引く。弾丸は遠回りに旋回して飛んでいく。
「ふっ」
真司は鼻を鳴らして横にバリアを出す。
「なにっ!?」
だが正面から来た別の弾丸に気付かず直撃する。
「ならばっ!」
真司はその姿を変えると背中から三本指のアームを生やした。
「パワーアップした!」
探は真司が覚醒の姿になったことに驚く。
「くらえ!」
アームの中心からビーム弾が発射される。ボン!ボンボン!ビーム弾は探が避けた後の地面に当たると爆発した。
「な、爆弾かあれ!」
探はその威力に驚く。
「答えろ!お前は何者だ!」
今度は多くのビーム弾が飛んで行き探は後方に回避する。
「答えたって信じてくれないから言いたくないね」
探は真司の質問を拒否する。
「ならお前が恵美をさらったんだろ、恵美をどこにやった!」
叫びながら真司はアームを槍の形に変形させて探に接近させる。ジャララランとチェーンの音をさせながら探を襲う。
「とっ、だからそれはないって言ってるんだけどなぁ。て、信じてもらえないか」
探は攻撃を避けながら否定する。検索能力で得た情報を下手に喋ったのがまずかったのか真司は探に敵意しか見せない。
予測不能な動きに防戦一方で反撃にも出れない。
「うわっ!」
ついには対応出来ずに一撃を受けてしまう。
「さあ、答えろ!」
攻撃を受けて転んだ探に追撃が飛ぶ。




