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魔導奏者サグル  作者: 兵郎桜花
フェーズ4 妹の大切な音楽、わたしの大切な妹

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六十五話 ピアノコンクールを壊す魔法使い



控え室を出た闘華は魔力を感じていた。なにをするか分からないが確かめる必要がある。





魔法使いの少女はピアノコンクールの会場を睨みつける。衣装は聖麗と同じ形だが色は黒と赤で邪悪なオーラをまとっていた。彼女はピアノというものに深く恨みを持っている。


「こんなもの、こんなものがなければ………」


コンクール会場を壊してしまえ、そうすればピアノを弾く必要がなくなる。彼女はそう思っていた。


ザッ、闘華が彼女の前に靴音を立てて現れる。


「あなた、そこを離れた方がいいわよ。さもないと……」


「危ない目に合う、とでも言うんだろう?」


少女が闘華に警告すると闘華はその先を読んだかのように言った。


「お前、なにをするつもりだ」


闘華が少女を睨みつける。


「なにって、ここを壊すの。そうすればもうピアノなんて嫌なもの弾かなくて済むでしょ?」


少女は建物を壊すという言葉を笑顔で言う。


「ほーう」


闘華の目がスウッと細まる。


「だ、か、ら、どいてくれないかな?」


少女は小さい子供が親におねだりするような声で言う。


「断る」


スッと闘華が懐中型の魔導システムのデバイスを取り出す。


「魔法演奏」


ボタンを押すと魔法陣が現れ闘華の姿を変える。


「あなた、魔法使いなの?」


少女も闘華を睨みつける。


「貴様もやる気になったようだな」


睨みつけられたことで闘華は不敵に笑う。

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