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魔導奏者サグル  作者: 兵郎桜花
フェーズ3 吸血鬼ゼロワンあらわる

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五十五話 闘華は空中コンボでゼロワンを攻める



「この魔力は………」


探は第三の魔力を感知した、闘華だ。彼女はもうスピードでゼロワンに向かっていく。


「てめえもまた俺の邪魔をするのか、ゼロオッ!」


ゼロワンが魔弾で応戦する。闘華はそれを拳で弾いていく。


「くそっ、これじゃだめか」


弾丸の数が足らないと判断したゼロワンはさらに多くの弾丸を出現させる。


「もう遅い!」


だがその時には既に目の前に闘華が迫っていた。その拳は容易くゼロワンの頬にぶち当たった。


「があぁぁぁ!」


ズザーとゼロワンは頭から道路を滑る。


「うひゃぁ、痛そうだなあれ」


物陰からそれを見ていた探はゾッとした。あれが自分に当たっていたらと思うと恐ろしいものがある。


「てめえよく………」


ゼロワンはよろよろと立ち上がる。だが闘華は反撃の隙を与えなかった。


「ぐえっ」


まずゼロワンの首を掴むと上に高く投げた。そこへ追いつき拳の連打、顔、胸、腹、胴体の様々なところへ当てていく。その動きは絶え間なく、拳の連打でゼロワンが浮いている状態である。


探はゲームの必殺技でしかこんな光景を見たことがなかった。


最後に強めの一撃が入りゼロワンが大きく吹っ飛ぶ。あまりの高さにドン!とゼロワンがバウンドする。


「いってえ、いってえよゼロォ」


ゼロワンは痛みの強い腹部を抑えながら立ち上がった。


「これがわたしの本気だ。妹の仇は討たせてもらうぞ」


「そっか、あいつも聖麗さんの仇を………」


闘華の言葉で探ははっとした。てっきり逃がした獲物を狩るためだけにゼロワンとの再戦を望むと思っていたが姉らしく妹の仇を討とうとしてるらしい。


そこでふと気づいた。今日は満月らしくまんまるのお月様がゼロワンの向こうに輝いている。

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