短編集小説 ~わがまま~
自分の考え方や生き方に迷ってしまう人は多くいます。今は多様化と謳いながら、様々なものが加速してきています。ハラスメントや、エコ化など様々です。そんな疲れてしまう社会を楽しく生きるためには自分と言う存在を認めるしかないのです。
初めての小説で拙く、文才もないですが、1人でも多くの人の心に刺されば嬉しく思います。
この気を使ってしまいがちな社会に対して答えを出す読者の方々の支えになれるますように。
第一章 思想
人間は色んな考え方を持つ。人間は考え方を持つことで自分という存在を証明しようとしているのだ。宗教なんかもその一つだ。宗教と言う大きな輪に入り、自らの考え方を他人や神にも語らせることで自らの存在を大きくし、証明しようとする。素晴らしくあり、儚くもある。人は自分の存在証明である思想を変えてしまうことがある。成長とともに変わったり、環境が変えたりと様々だ。そこで、僕は思う。お前らの考え方はそんなにすぐ曲がってしまうものなのか?お前らの存在はそんなちっぽけなモノなのか?他人の考え方を鵜呑みにし、思考を捨て、周りの思想に身を委ねてしまった人間ほど、何かで失敗したり、高い壁に当たった時、こう言う。
「環境のせいだ。周りが悪い。」
と。
人に考え方を委ねてはならない。他人の考え方から受けるインスピレーションはとても有意義なものだ。しかし、他人の考え方はセカンドオピニオンとして用いるべきだ。決して、自分の考え方を他人に委ねるな。
一章は風刺のような感じになってしまいました。二章以降は短編ストーリーになります。お楽しみください。