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V-88-DC 偽翼
使用者:白石
発見番号:V-88-DC
名称:偽翼
危険度:★★
埋没部位:肩甲骨
形状:錆びた鉄で造られた二枚の翼。
使用法:特になし。自動で作動する。また、長時間使用すると神経が発生し、手足のように動かせるようになる。短時間なら飛翔も可能である。
書付:V-88-S3【曙光】を模して作られた偶像、その翼部分。自動的に寄生対象を守る、という特性があったため、偶像の破壊後、これだけは研究素材として残した。寄生対象は、妙なカリスマ性を獲得する。
※当社の戦闘要員の装備に使用する案は、重大な副作用が発見されたため見送られた。人体に寄生した翼は、自らの複製を作り出して他に寄生する。感染性を獲得したそれは、V-88-S3【曙光】が作り出したカルトと似たコミュニティを築き、人類社会に敵対するようになる。