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ヘル・シーカー 赤錆の暗き神の座  作者: 麻美ヒナギ
ヘル・シーカー 赤錆の暗き神の座
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V-200-S3 赤錆の暗き神の座

発見者:黒峰。


発見番号:V-200-S3


名称:赤錆の暗き神の座


危険度:★★★


形状:背もたれに、大きな生きている瞳が一つある椅子。サイズ:全体 /幅680×奥行715×高さ900mm 座面高さ510mm 革張りのクッションには、傷や抉れは多いが、中に潜むものは決して見えない。見てはいけない。


習性:地下、深海、ダンジョン内であろうとも、正確にある星の方向を向いている。だが、生物が15メートルの範囲に近付くと態勢を変えて生物を見つめてくる。また、ボイドに反応した事例もある。背もたれの瞳、その視界に入った生物は、外側から突如発生した赤錆に侵食され、長い時間苦しみながら死に至る。


※簡単な遮蔽物で視界を防ぐことはできるが、このボイドの近くにいると精神が錯乱して見つめられたいという欲求に駆られる。また、鏡を利用した視界の反射は、ボイドを発狂させ周辺を赤錆の柱で埋め尽くし、生物にとって致命的な環境破壊を発生させる。


破壊法:なし。人類のテクノロジーでは破壊はおろか、傷一つ付けることはできない。


書付:瞳に射程限界はなく、遮蔽物で塞がなければ星々の彼方にある生物すら赤錆で殺すだろう。見つめられてから三秒が、切除して助かる限界である。


※決して、ダンジョンから出すな。

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― 新着の感想 ―
[一言] 主人公は艱難辛苦にぶち当たってボコられてからが本番ですね!
[良い点] エンカウントでラスボス [気になる点] 本当にラスボス? [一言] やっぱり主人公はこうでなくては。
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