15 サービスは唐突に
そろそろ他のキャラの視点も書かないとかなぁ・・・・
姉かマーちゃんか新キャラ・・・・
ううむ・・・・
「ちっ」
舌打ちをし、三分の一程に減った月白虎の体力を眺めながら、レイは一撃を喰らい死亡する。
『貴方は月白虎の攻撃により死亡しました デスペナルティ発生
一定時間後 最後のリスポーン地点に復活します』
暗闇の中、アナウンスとログ流れる
『復活まで後00:10』
・腰つきランタン 消失
(遂に最後のアイテムが逝った・・・やはり武器は無くならないし、レベルダウンは無し。
でもこの難易度なら納得か・・・・クソ猫への僕のヘイトは絶賛MAXだけど)
トライエラーを繰り返し、何回か怒りの向こう側・・・達観した感情に辿り着いたものの
月白虎の手数が多く、その度にいくらHPを削っていても一撃で瞬殺
勝利しないと習熟と熟練度が手に入らない為、能力での改善は見込めず
挙げ句の果てに最後は完全全方位攻撃まで出す始末
レイの思考は月白虎を殺す事だけにシフトしていた。
(・・・・流石に一回寝よう・・・もう朝の11時だ・・・・)
若干ふらつきを覚え、通知を切っていたALIOSを起動すると、赤いアラームと
姉から158件のチャットと着信履歴が入っていた。
「ひっ!」
見るのも若干怖いが、一瞬覗いておく。
ー 宮元 冷夏 ー
レイ?大丈夫?ご飯は?
レイ?
通知切ってるのかしら?
口移しでお水のませちゃうわよー?
いいの?
ついでに、昨日みたいに
ふふふ・・・・
レイはもう素直なんだから・・・・
とりあえずズボンを「悪霊退散ッッ!!」
ーーーーー
さっ!とチャット画面を閉じ、最後に社にてお祈りしてログアウトする。
(どうか・・・どうかあのクソ猫を殺せますように)
何十回も死に戻りしていた為、レイはほぼほぼ月白虎への憎しみの怨嗟を祈りながら吐き出している。
祀られた狐の像が変色しているのにも気づかずに・・・
『お疲れ様でした 十分な休息をお取り下さい』
ALIOSからのアナウンスを聞きながら、レイの意識は現実へと戻る
■
「ん・・・・・」
眼を開け、頭が痛くなる陽の光を遮る為に遮光カーテンを閉め、周囲を確認する。
(姉は居ない・・・と)
安心とちょっぴり残念な気持ちを抱えつつ、レイは食事と水分補給をしてから、ふらつきつつ自室に備えてある風呂に向かった。
すぐに寝たい欲求が湧き出る頭のまま、服を脱ぎ、浴槽にてシャワーにて簡単に洗って行く。
(姉がなんか言うかもだけど、今日はいいや)
シャンプーを流し終え、シャワーの放水OFFをタッチしようとした時、入り口が勢い良く開かれた
「えっ!?」
綺麗な黒髪と、双丘を盛大に揺らし、バスタオル一枚の姉が現れるのであった。
バァン! (ぶるんっ!)
作者 (ガタッ!)




