第6話 グラランド領フランテ③
この回はツイキャスしながら考えて作った回なのですが、話すことに夢中になって結局ツイキャスし終えてから猛スピードで作りました...w
なのでいつも以上に脈略がない文章になっているかもしれません
ギルドの奥に入ると、何やら大きな部屋に連れていかれた。
その部屋は社長室みたいな感じで、真ん中には長い椅子二つに挟まれているお横長のテーブルに奥には社長席よりはちょっと机の上が荒れているような感じがするがまさに社長が仕事しているようなデスクだった。
多分これってギルマスの部屋みたいなところだよな。あれ、これは何かやっちゃったかな?と思いながら長椅子の上でヒリーと隣り合わせで座って少し待っていると
「やあ、君が噂のマース君かな?」
と言いながら一人の少したくましい感じの女性が入ってきた。
「あ、はい...多分」
おそらく自分のことだろうがやらかした心当たりのないことから曖昧な返事になってしまった。何の話があって呼んだのか全くつかめない。
するといきなり、
「まず、うちの娘を助けてくれてありがとう」
「?」
「私はセンリ。フランテの冒険者ギルドのギルドマスターだ。今回は本当にありがとう」
「???」
ますますよくわからなくなってしまった。
話を聞くと、ヒリーはここのギルドマスター、センリの娘だそうだ。ヒリーが冒険者になりたいと言い出したから冒険者に仕立て上げるため幼いころから特訓してきたが、なかなか身につかず、かつメンタルの弱さが問題でなかなかモンスターと戦えなかったそうだ。最近になって、スライムを倒したりすることができ冒険者のスタートラインに立ったところで突然変異した(?)スライムに押されてかなり危ないところだったらしい。そこを助けてくれたのでお礼をしたいというのがまず1つ目の話だった。とりあえずこの話はやらかした話ではなくてほっとした。
ところが問題だったのは次の話だった。
「次の話だが、君は山の奥で修行してたらしいじゃないか。どうやったらこんなステータスになるんだ?」
「え?どゆことですか?」
「君のステータスはおそらく1万人に1人いるかいないかくらい強いぞ?」
...だそうだ。
え?いやいやいや、修行してたとか真っ赤な嘘だし何も鍛えてませんけど~?
ちなみにこの世界には、ゲームとかでよく見かける魔力、S(攻撃力)、V(防御力)、A(素早さ)、D(器用さ)、I(知能)、L(幸運)の7つに数値がふられているそうで、魔力に関しては平均500で、Lに関しては50が平均(100が上限)、そのほかのステータスに関しても50が平均らしい。それを踏まえてステータスを教えられた。
「まず、魔力が3000とはなんだ!これだけでも王都で働けるぞ!?それにS150、V120、A70、D180、L80と、どれも平均をはるかに上回っている!!これだったらヒーラーだけど普通に前線の戦闘に参加できるじゃないか!!それにIに関してはなんだこれは!400とかどんな知識人だ君は!!!」
...めっちゃ熱く語られた。だがその分このステータスの異常さがよく伝わった。この後も熱く語られ、そして修行に関して聞かれたが自分でも理解しきれていない分、また頭がこんがらがってきてしまった。そんな時にふと「ピコン!」と音がしたように聞こえた。
毎度のことながら、言い回しや誤字脱字があれば報告お願いします。
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