表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

峠道

作者: 24
掲載日:2026/02/02

仕事帰り、バイクで峠を登りきった。

その瞬間、目の前に黄色く輝く月が現れた。

いつもは闇に沈む先まで、道は静かに照らされ、

ヘルメットの中で、息が少しだけ軽くなった。

何が変わったわけでもない。

ただ、進んでいい気がした。

新月の夜は、心まで暗くなる。

バイクのヘッドライトは足元しか照らさず、

道の先は闇に溶けていた。

夜は広がり、

何かが起きる気配だけが、不安としてついてくる。

いつも変わらない通勤ルート。

けれど帰り道は、月の形ひとつで別の顔を見せる。

誰にも語られない、日々のちっぽけな冒険。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ