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第75話 最高の復讐は、圧倒的な成功を収めることだ

「………消えた、シャーロットの気配が、死んだのか、」

 梟は辺りを探し回る。

 最後にシャーロットから届いた連絡。

 私死ぬかも、

 その通り、つむぎ、デイビス、エリザベスによってシャーロットは殺された。

 ハリーも死に、次々に梟の仲間は死んでいく。

 最初は良いようにことを進めていた。

 なのに、、、

「殺す、いや…… お前達には、"死ぬ自由"すら贅沢だ……」

 自分の顔を自らの手で切り裂き、血を流す。

 その梟の顔は復讐に満ちていた。


 ―――――――――――――――――――――


「これ、3人もいるのか?」

 デイビスはそう言ってシャーロットを見つめる。

 実際のところ、シャーロットの能力は地震による地割れ、何人かのグループの中に居れば厄介だが、1人となるとそう苦労もしない。

 そして、3人は特に何もしていない。

 ハリーが死んだのを知って自分も自ら死のうとしたのだ。

 その結果、自らの地割れにより割れてしまった近深くへと落ちた。

 死因は落下死。

 死体は拾ったものの既にお陀仏。

 間抜けな、だが、裏切り者にはぴったりな死に方なのかもしれない。

「セレスタリア城に戻ろう。」

 つむぎがそう言って3人は向かう。

 だが、その時背後から急に梟が現れる。

星の遺言(コズミック・エピタフ)……」

 つむぎに向かって放つ。

 だが、その途端デイビスはつむぎとエリザベスを突き飛ばし自らを盾にする。

 その瞬間、デイビスの体は木っ端微塵に切り刻まれる。

「うそ、」

「デイビス!!」

 デイビス死亡。

 目の前で仲間が死ぬ。

 その衝撃に2人は焦る。

 つむぎは、すぐ戦闘態勢に入るものの、そんなの梟には関係ない。

「そうは、行かないんだよ………指輪、解放……」

 そうすると、梟の指に嵌められた指輪が光出す。

 それは、ミルが持っていたはずの3つめの指輪。

「なんで、いつの間に……」

 そうして、つむぎのパワードスーツが粉々になる。

 粉々、というか生産前段階に戻ってしまった。

 武装解除させられてしまったつむぎ。

 もはや、エリザベスもつむぎも戦えない。

「マジかよ、」

「この指輪は、この世界だけにある物ではない。

 他の次元の宇宙、そこにも同じ種類の似た部類の能力の指輪がある。

 これらは、それの一部に過ぎない。」


 3つめの指輪の名前、

 第三の指輪: アルゲントゥム・レグレッソ、

 (Argentum Regressus) ]

 銀色の指輪であり、

 能力は、物を過去に戻す(修復・再生)

 内側の刻印には、

 ――過去を記憶できない者は、それを繰り返す運命にある ――

 スペインの哲学者、詩人

 ジョージ・サンタヤナ


「終わらせる、」

 そうして、梟は手から技を放ち2人もろとも殺す気である。

「………なんとか間に合いましたか、」

「そのようだな、!」

 間に入って来たのはハイルが助けた単眼族の次期長。

 そして、変な王族の執事である。


 ――――――――――――――――――――――


「強過ぎんだろ!」

 白いスーツがどんどんと、エディやアーサー、カリンを投げ倒していく。

 圧倒的なパワーに3人は手も足も出ない。

 3人がなんとか、ダメージを与えなければ候補者達は

 近づくことができない。

「そんなもんですか??」

 白いスーツの男はそう言って煽る。

 まずい状況、

「どうする?」

「んー、無理ですな」

「諦めんのかよ!」

 エディ、アーサー、カリンはそんなやり取りをしている。

 白いスーツの男。名前はジョーカーといい、犯罪組織のリーダーだった。

「終わらせましょうか、」

 ジョーカーはそう言って指輪を指に嵌める。

 ポータルは開かない。

 だが、その途端

 一瞬で3人とも切り刻まれ、出血する。

「な、」

「何が起きた、、?」

 ジョーカーの持っている指輪、それは第一の指輪であり、未来に行くことができる。

 だが、それは未来に行くだけではなく、

 未来に起こることもわかる。そのため、ジョーカーはこの後三人がどう仕掛けるのかも全て把握していた。

「チートが、」

 マリーがその様子を見て驚いている。

 能力がなく、神器だけで到底勝てる相手ではない、

「もー!」

 そう言ってルナが飛び出す。

「妾が相手になってやる!」

「ルナ様!?」

「やめておけ!」

「ほぉ?いいだろ、なら、これ受けて死ね」

 そうして、ジョーカーはエネルギー弾を投げ込む。

 だが、ルナが手を伸ばすと既にそれは弾かれる。

「は?」

「え?」

 一同困惑。

 何が起きた?

「おや?そんな程度か?なら、こっちも行くぞ、」

 そう言ってルナはジョーカーに蹴りを喰らわす。

「うっ!」

「どうなってんだ?」

 エディがそう言ってルナを見つめる。

 だが、カリンはわかった。

 ルナの身体に負担にならない程度にミルが憑依している。

「私たちも行かない?」

 護衛達のピンチに、ルナがさらに戦っている。

 流石に見ているだけは出来ない。

 そうして、エマがイザベラを誘い護衛のところまで行く。

「エディ!大丈夫?」

「エマ様!ええ、俺は、」

「アーサー!」

「イザベラ様!」

 そうして、候補者達は護衛の治療をする。

「なんだその強さ、想定外だ!

 くそ!ならこれで死ね!」

 そうして、指先から四方八方に、ビーム光線を出す。

(厄介だな、)

 そうして、範囲はそこまで広くないが、念のためミルは防御結界を辺りに貼る。

 だが、

「ん?、あれ、どこか突き破られた、?」

 ジョーカーのビーム光線をは次第に強力になっていきバリアを破ってしまった。

「うそ、!くっ!」

 ルナの手が完全に火傷をしてしまう。

(うわ、これ後で怒られる。)

 そう思っていると、遠くで誰かの泣き叫ぶ声が聞こえる。

「エマ様!エマ様!」

 エディがエマを抱えていた。

 ビームが、エマの腹部を突き刺したのだ。

 エディを守って。

「おれ、護衛なのに、、、、なんで、エマ様!」

「エディ、、泣かないで……

 後よろしくね、」

 エマは息を引き取った。







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