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第64話 "英雄とは自分のできることをする人だ。"

ハイル推しです。

「ちとせ!!」

 ルナがそう叫ぶ時には、目の前にはちとせ達、護衛は消えていた。

「邪魔者の排除は完了、」

 白いスーツの男はそう言って誰かに報告する。

「ちっ!」

 しぐれが直ぐに銃を男に乱射する。

 だが、その銃弾は誰かの剣によって全て弾かれる。

「遅かったじゃん、やっぱり久しぶりの運動は慣れないかい?……ノア。」

 そう言って白いスーツの男はノアという男に話しかける。

「ええ。ですが、やはり外は最高だな……影遊走。」

 そう言ったその途端、ノアの影はいきなり自立し、しぐれの方向に向かって走る。

 紛れもなく、正真正銘ノアの影遊走、異能力だった。

「おまえ!」

 ノアの操作する影は、今までの影遊走で生み出した影よりも早く強く強化されている。

「はやい……」

(外はどうなってる………!)

 しぐれは、影の攻撃をなんとか交わしてそう考えていた。


 ――――――――――――――――――――――


 一方その頃、外では、

「なんなんだ!?この魔物の量は?」

 デイビスがそう言って辺りを見回す、そこにはバアル率いる魔物の大群が押し寄せてきている。

「流石にこの量は無理でしょ!!」

 エリザベスがそう言って辺りを走り回る。

「梟のやつ、本気で終わらすつもりか……」

 バアルはそう言って下にいるレイ達を見下ろす。

 だが、その時、バアルの右腕が吹き飛んだ。

(……!!、何が起きた……魔力感知には反応がない、何が……)

 急いで辺りを目視で確認するバアル。

「ねぇ、ワイアット、アイツ探してるよ、こっちに気付いてないみたい。」

「ナイス射撃、右腕吹き飛ばしたか、じゃ、行くぞ。」

 そう言って木の影に隠れていたアシュリーとワイアットがレイ達の元へ向かう。

「あなた達……」

「ハイルさんに呼ばれてきた、ほれ、指輪もある、

 ワイアット・ブルース。元軍人だ、よろしくな、」

 そう言ってレイとワイアットはお互いに握手を交わす。

「今してる場合か!!」

 女性陣に突っ込まれる2人であった。


 ――――――――――――――――――――――


「梟!遅いわ!」

「すんませ〜ん、」

 そう言って城に入ってくる2人の男女、梟とソフィアだった。

 候補者達はつむぎの方へ下がる。

「どっから入った、、」

「王位継承戦の殺し合いに紛れていこうってしたのに、、なんでしないかな、、もう仕方ないから先に始めることにしたよ……」

 ソフィアが呆れるようにいうと、室内の中関係なしに、すぐるがロケットランチャーを飛ばす。

「あ、ソフィアさん。」

「気付いているわ、消滅……」

 そう言って手を伸ばすソフィア、すると目の前からロケットランチャーが綺麗に消えた。

「チートかよ……」

 すぐるはそう思った。

 そうして、ソフィアはルナの目の前に向かう。

 マリーやアーロン、他の候補者達も止めようとすると、ソフィアは止まらず攻撃が通らない、すり抜けていく。まるで、本当に死んだ幽霊のようだ。

「どうなってんだ!?」

「弾も効かない!、」

 カリンも困惑する始末。

(おいおい、面倒なことになったな、)

 利一はそう思うのだった。

「消滅、」

 ルナに先ほどのロケットランチャーを消すときのような形で手を伸ばし、ルナを消そうとする。

 だが、消えない。

「、どういうこと、消えない……梟!!」

「知らないっすよ、」

 なにやら仲間割れをしているようだ。

 すると、ルナの目の前から居なかったはず、なのにある人物が出てきた。

「強制解除……気づかなかったか?雑魚、

 おっと、失礼⭐︎」

 ハイルであった。

「ハイルか……」

 梟はハイルを睨む。

 だが、すぐに切り替え、大声で叫ぶ。

「ハイル……君の相手は俺じゃない、来い!ひなの!!」

 そうして、突如として、ワイアット、白いスーツの男、バアル、そしてちとせが寸前でミルに投げた4つの指輪が一斉に光り、それは何か人の形に変化する。

 やがて、そこから赤い着物を着た白髪の少女が現れる。

 ひなのである。

 ひなのが現れたその瞬間、歴代の今生きているハイルが呼んだ、十一大惑星全員が、一斉にひなのに向かって攻撃を仕掛ける。

 歴代の世界最強11人になったことがある者たちがひなのに向かって最大級の能力で対抗しようとするも、

 それは、全てひなのに無効化され、一人一人が一瞬で吹き飛ばされてしまう。

「そんなもんか、落ちたな、異能力というのも、」

 城はもはや壊滅状態、王位継承戦どころではない状態。

「うそ、」

「バケモンかよ、」

 ルナやつむぎ達も目の前の光景が信じられない。

 十一大惑星はこの世界で最も強い、十一人の能力者であり、その基準は国が栄えた大陸を跡形もなく消せるのかどうか、そして、それ以上に能力が未知数の者が十一大惑星に認定される。

 認定するのはこの世界のお偉いさん達全て、そのすべての満場一致で、バケモノが誕生する。

「ああ……そういう事ね、クソ野郎だな……救えねぇわ、お前ら……」

 そう言ってハイルは一歩進む。梟へのひなのが利用されたことへの怒りを込めて。

 その時、白いスーツの男は指輪の能力でちとせを吸い込んだように、黄色いポータルを展開させる。

「異能力、削除!」

「黙れ」

 そうとだけ言って、白いスーツの男は吹き飛ばされ城の柱に激突する。

「ファエトン!!そんで……」

 《ハイル・アクロイドの創造神の能力により、

 …………の権限を獲得、一部の……を個体名、………に………場合、即座に………します。それにより、一部の……が使えなくなりました。》

「よし、、梟、超能力者の力……舐めんなよ、」

 ハイルは梟を見つめ、ひなのを見つめる。

「ああ、怖い怖い、じゃあ、ひなの。

 頼むわ、取り敢えずいい所までやって、、そんで俺らがあとは……」

 梟が喋っている間に、ひなのとハイルは城の場所を転移魔法で一気に飛ばしバミューダに場所を変える。

 城まるまるの場所を変える、まさに神業。

「え、どこ、、」

「バミューダ、か……」

「戦いやすい場所に変えたのか………」

 レイ達がそう言って辺りを見回す。

 城の位置が丸ごとセレスタリアからバミューダに代わり、城の周りに居たもの、中にいたもの全員連れてきたようだ。

 そうして、ひなのとハイルはあたりに結界を張り巡らせる。

 半径2キロメートルの超強化結界。

「これで邪魔者は居なくなったな、」

「そうだな、、」

 ひなのは、梟なんかに当たり前だが協力はしない。

 ひなのは単純にハイルと本気で正々堂々戦いたいだけ。

「アイツ、裏切りやがったな……」

 梟はそう思い、イラつく。

「……よし、やっぱりこいつがいないと落ち着かん。」

 バアルの胸元から指輪が消え、ひなのの所に現れる。それは、ちとせが最初に見つけた指輪である。

 ひなのは着物を半分脱ぎ、黒い半袖があらわになる。

 戦いやすい服装に着替えたのだ。

 ハイルは少しひらひらとした和服を着用しており、これはルシファーが過去に着ていた少し豪華で派手な衣服に似ている。

 それを少し脱ぎ、ハイルもまた動きやすい服装にする。

「本気で来い、」

「そっちもな、、、」

 そうして、両者睨む。

 空中に上がり、バミューダの高層ビルにそれぞれ立つ。

 ハイルはわかっていた。

(手加減したら死ぬな、これ……)

 ハイルは構える。

 油断はしない。そう思っていた、だが次の瞬間ハイルの左腕の感覚がない。

 左腕の方に目をやると、すでにひなのがそこには立っており、手にはハイルの切断された腕が握られている、

「ハハ、まじか……」

(怪物だな、、これ、、)

「どうした?」

 ひなのはハイルを覗き込むように見つめる。

「ハイル!勝てる?」

「勝つから。大丈夫。

 酒井……いや、ハイルガチります。」

「……いいね、来いよ、」

 王位継承戦は一旦止まり、魔物達やその他梟達も戦いを止め、ワイアットやレイ、ルナ達他諸々も、ハイルとひなのの戦いを見届けるのだった。

「世界を救った英雄さん達、、どっちが勝つのかな……」

 梟がそう言って2人の戦いを見つめる。

 だが、ハイルとひなのは梟の会話が聞こえている。

「「世界を救ったから英雄になったわけじゃない。

 "英雄とは自分のできることする人だ。"

 それが、英雄だろ……?」」

 そうして、2人の戦いが始まるのだった。




一瞬、原稿すべて描き終えたあと半分以上消えてまじ萎えかけた。

最近伸び悪いんすよね、

え?

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