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第51話 幸運の神様は常に用意された人にのみ訪れる。

「おい、衝撃に備えろ……」

「え?」

 デバートがそう言って、運転席にいる部下に声をかける。

 サーレもすぐに反応した。

「……!デバート様!」

 そうしてデバート達が乗っている車が思いっきり横転、道路が抉れる。

「おい、レイまで吹き飛ばす気か!」

 すぐるの発射した、ロケランが車に当たりその威力は人を殺す勢いだ。

「ふぅー俺の前にいると、火を吹くぜ、」

「なんか、色々違くない?」

 ルーナがそう言ってすぐるの言っていたことに疑問を持つ。

 そうすると、すぐにトラックの窓が破られ中からデバートが出て来た。

 その衝撃は、そこそこ強い能力者でも、怯むほどになにやら強さが増しているように見える、

「お前らに俺は殺せない、、」

「くっ、おい、何?これ、」

 すぐるがつむぎに質問する。

「覇気、能力を……身体的なものを極限まで鍛え抜いたものが出来る神技……」

(なんで、こう言う時にしぐれが居ないんだよ……)

 そうして、皆歩道に着地した。

「デバート様、私が処理をします。」

「……頼む、」

 そうして、デバートはトラックに触れるとその中に囚われていたレイだけを持って去っていった。

 他のトラックや運転手達は無視なよう。

「じゃ、貴方達は私がこれを使って倒すわ、」

 そう言って取り出したのはお札一枚。

 旧式野口英世が描かれた1000円札一枚だった。

「あれで、?無茶でしょ……」

 ルーナもその言葉を信じていない模様。

 そうしてサーレはお札を空へ投げる。

 するとお札の裏に粘着爆弾がついているのが、つむぎには見えた。

「まずい!離れろ、」

 つむぎが着ているパワードスーツの腕が、盾に変形し周りの被害を抑えた。

「あら、防がれちゃった?」

 サーレはそう言って余裕の笑みを浮かべている、

「その、爆誕、PCHが開発したとてつもなく薄い素材で作った爆弾だ、相手に気づかれないように、、

 なぜ、お前が持ってる?」

 つむぎはそう言ってサーレを睨む。

「そんなの、私がPCHの人たちを、殺したからでしょ?」

 それを聞いてすぐに,つむぎはサーレに突進する。

「おい!つむぎ!」

「あ〜、ホラ、、、言わんこっちゃない!」

 ルーナがそう言って、作戦にないつむぎの行動に呆れてしまう。

 また、デイビスもルーナと同じであり、すぐるはつむぎの行動に賛成の様子。

 サーレは構える。

 次の瞬間、つむぎはサーレにぶつかろうとしたその時、寸前で着ていたパワードスーツの足についているエンジン部分が損傷、それに気を取られた隙につむぎは、一撃喰らってしまった。

(クソっ!)

「あら?運がいいわね、私は……」

「姉ちゃん!」

 そう言ってすぐるは直ぐに持っていたロケランを飛ばす、だがスコープを覗くも発射直前に鳥により妨害、狙いが定まらず弾はサーレの真横を通り、

少し離れた時計塔にぶつかった。

「どうしたの?ダメじゃ無い、、

 狙いは定めないと……」

 すぐるにサーレは近づき、足を高く上げ、蹴りをかます。

 すぐさま、ルーナとデイビスが剣で切り上げようとするも簡単に避けられてしまう。

「どうなってる?」

 デイビスが混乱している。

 先ほどからまるで全て知っているかのように、

 サーレを守るかのように、攻撃が全て上手く逸れていく。

「なんかおかしくない!?」

 ルーナもその異常さに気付いたようだ。

 サーレは話し始める。

「運というのは、その人、もしくはその人々の感情の高まり、行動、考え、それらがきっかけで巡る。

 あなた達、ここまで全てレイが捕まるまで楽しかったでしょ?

 その楽しいを私はあなた達から貰った。

 私は運を奪って自分の物にできる。

 言ったでしょ?ここは弱肉強食、娯楽の街だって……ね?」

 サーレはウィンクをしてつむぎ達を見る。

 そう言って、デバートの元へ瞬間移動で去っていってしまった。

 ルーナの目の前には、火に燃えた道路、横転する何台かのトラック、ボロボロの建物と道だけが残っていた。

「やられた、」

 つむぎは、アーマーを脱ぐ。

「こりゃ、一旦ちとせ達と連絡を取らんとな……」

 そう言ってデイビスが、手首についている物で通信を試みるが、繋がらない。

「あいつら、どこほっつき歩いてるんだ?」

 デイビスはそう言って、一先ずこの場を離れるのだった。


 ――――――――――――――――――――


「おい、道、合ってんのかよ、」

 色んなとこを怪我したリアムを担ぎちとせ達は階を上がる。

「うっさいな、おんぶしてやってんだから、つべこべ言うな、」

 ちとせがそう言ってリアムをおんぶしている。

 後ろではルナの手を握った、カリンが歩いてきていた。

 ミルはルナの頭の上にいる。

 ちとせの上着はある程度、リアムの出血が治った為ちとせが着ている。

 薄暗い階段を上がる最中にまた開けた長い廊下に出た。

「なんか出るんじゃないか?」

 リアムがそう言って辺りを見回すと、ちとせの目の前に小さい女の子と、黒いジャケットを着ている高身長の男が現れた。

「「うわあ!!!」」

「「ぎゃあーーー!!!」」

 ちとせとリアム、女の子と男、それぞれ絶叫している。

 カリンが腕の機械に付いている、ライト機能を使い明かりをつけるとそこには、ネビュラとエリザベスが立っていた。

「あれ?ネビュラさん、そんで……なんだ、エリザベスか……」

「なんだとは、なんだ!?」

「ちとせさん、、、久しぶりですね。」

 そう言ってエリザベスは元気そうで、ネビュラは変わらずちとせに挨拶をしてくれた。

 ちとせはネビュラが、フレイム・コアの幹部である烏という事に気づいていない。

「知り合いか?」

 そう言ってリアムが、無理をしつつもちとせから降りて聞く。

 流石にこれ以上迷惑はかけたくないらしい。

「ああ、ネビュラさんはルナとミルが知ってる、

 少し前に一緒に協力してくれた人だよ。

 でも,気づいたら居なくなってて、びっくりしたんですよ?」

 そう言ってちとせはネビュラを見るも、ネビュラは苦笑いして目線をずらす。

「この前は、急に予定ができてしまい、すみませんでした、、」

 そう言って謝罪をするネビュラ、

「エリザベスは、僕から金を盗んだ詐欺師で、

 グリットハッタ王国の国王の義理の妹。

 僕とミルしか知らないかな?」

「一応、オイラもそんなに話してねぇな、、」

「猫が喋った、、」

 ミルに驚くエリザベス。

 ルナ達ともそれぞれ挨拶を交わし、それぞれの事情を話す。

「私は、一応警察でして、実はここは違法賭博の容疑があり今潜入してきたんです、

 まさか、あなた方がいるとは、」

「私は、兄に外交のためにこの王国の下見でも行ってこい、って言われて、目立っていたこのビルに入ったら、空間魔法で街があって、更にそこの大きなビルに入ったらなんか、この人とばったりあったんだ!」

 すごい語彙力。

 そうして、新たに2人が加わり、最上階を目指す

 ちとせ達。

 すると、目の前にスーツ姿の男が出てきた。

「不法侵入、デバート様に足止めを頼まれていましてね、、すみませんが、まだここに来るのは早いです。」

 そう言って腰にかけていた刀を抜く男。

 時刻は朝の4時、

 だが、ここに来てからどうも時間感覚がおかしい。

 そう思うちとせ、新たな刺客を前にちとせは

また、ケルベロスを手に取った。




イ○ゲーム面白いですね。

鬱になりそうです。

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