第50話 世の中のことは、全て原因と結果の関係でできている。
「お前〜〜邪魔!!」
そう言っておデブちゃんは、口からなにやら厳ついビームを出す。
その勢いで、壁が思わず剥がれ落ちる威力だ。
「うそ!!」
リアムがなんとか槍で防ぐも、限界があるようですぐに横に避難した。
その後ろにいたカリン、ちとせ、ミル、ルナも横にあわてて避ける。
なんとか回避することができた。
「ちっくしょう〜〜〜!」
「なんちゅう威力なんだよ、、」
そうして、疲れ果てたおデブちゃん相手にリアムは、槍を振り下ろす。
その時、おデブちゃんは、リアムの槍を吹き飛ばした。
見た目が疲れ果てたせいなのか、シックスパックに割れておりイケメンが現れる。
「おいおい、マジか?」
「うぉ、イケメン、」
ちとせも驚くほどの美形の男が現れる。
「ここからが本番だ……」
そう言って、リアムに槍を振り回しながら攻撃を仕掛ける男、その速さは音速を超えている。
さすがのリアムでも、見切れない。
「どんだけ速いんだよ……」
かろうじて攻撃を避けるので精一杯なリアム。
その様子をカリンは黙々と見ている。
相手の動きをなんとか絶対追尾で、追い矢を放つ。
その矢は腕に命中するが、全く効き目は無い。
「矢じゃ無理?」
カリンがそう言うと、すぐにちとせは肩からミルを下ろしルナに預ける。
何か起こった時ミルとルナを生かすためだ。
「式神!朱雀!」
そう言うと、ちとせの腕から明るく炎が光り輝くそうして背中から火の鳥、朱雀が現れちとせと一緒にリアムの元へと向かう。
朱雀の見た目は、四神獣に至っては人型だが、いつでも動物の状態に戻ることができる。
朱雀は人間の状態になれるが、今はすぐにリアムの元へ向かうため、早く動ける動物、鳥の姿をしている。
その後ろからは後を追うように、カリンがやって来ていた。
「獣王剣・忌火……」
そうして、ちとせの手から刀の形をした火が現れる。やがて火は収まりちとせの手のひらに刀が現れた。
ケルベロスは所有者の元へ現れたり、飛んできたりすることができる。
「なんだ!?」
男が驚いた。
ちとせの忌火は、神聖な綺麗な炎であり、悪の心の持ち主にその炎は消すことができない。
消えない炎を目の前に男は戸惑っていた。
男の名前はリュウク・ケイデス、デバートの幹部であり、この街の治安の管理をしている。
「クソが……」
男は、ちとせの方に向かうも、カリンが後ろから援護をする。
「矢なんて、今の時代じゃ遅れているぞ?」
そう言って、リュウクは狙いをカリンに変える。
すぐさまリュウクは距離を詰め、気づいたらカリンの目の前に現れ、槍を振り下ろす。
だが、その時リアムが槍を素手で押さえる。
リアムの手のひらには槍によって切られており、出血をしている。
槍が吹き飛び、カリンを守る為には拾っている暇が無かったようだ、
「うそ、何してんの!?」
「ハハ、痛すぎんだろ……
お前隙だらけすぎ……ホラ?いつも見たいにさっさと切り替えろよ……」
そうしてその場に倒れ込むリアム。
すぐさまちとせが上着をリアムに被せる。
この上着は治癒魔法も少し付いているため、少しは回復をすることができるが、あくまで応急処置、これ以上血を出させるわけにはいかない。
「おい!これやばいんじゃないか!?」
「うん、相手が強すぎるな……」
そう言ってルナが焦っているが、ミルは意外にも気にしていない。冷静だ。
どうやら、何か絶対勝てるという信用があるようだ。
「バカが、」
リアムに槍を振り下ろすその時、カリンは胸から隠し持っていた短刀をリュウクの胸に、突き立てる。
「……!」
「これは、リアムの分!そんで……」
カリンがそう言っている最中、ちとせと朱雀が背後から忍び寄る。
朱雀が、羽をバタバタ飛び立つように、動かして炎の竜巻を起こす。
その竜巻に、リュウクは巻き込まれて燃え尽きていった。
「……これは、みんなの分……」
「めんどくさい奴だったな、何とか片付いたけど、、」
そうして、リアムをちとせがなんとか背負い、
4人と1匹は追手が来ない内に、すぐにその場を離れるのだった。
4人と1匹は次の階に上がって行った
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「でも、どう行く?今行った所で変わらないだろ。」
デイビスがそう言ってつむぎを見る。
「まぁ、そうだな……でも、おそらく処刑間近まであそこで放置。なんて事はない。恐らく、何処かに処刑台かなんかに輸送中だろ………」
「え、待て、まさか……」
ルーナは嫌な予感がした。
「そのまさかっすね」
ルーナが夢だと思いたい、嫌な予感を現実にすぐに引き摺り込むすぐる。
「ああ、輸送中襲う、」
「まじ?上手くいく?」
ルーナは、この手の作戦が上手く行ったことなんてほぼ無い。
ましてや、ハイル達と過去に旅をし上手く行ったことは全てハイル達の運や、成り行きによって達成した。
半信半疑、自信のないルーナであった。
「で、作戦は?」
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時刻は朝の2時。
まだ薄暗い夜の通りを、4台のトラックが走る。
「おい、その音楽を止めろ……」
トラックの中には拘束されたレイが、檻の中に囚われており、椅子に座りながらデバートが、
運転手が流している音楽に、嫌悪感を抱いたのか止めろと指示を出す。
「え、でも、、これデバートさんの世代じゃ無いんですか?
僕結構好きなんですけど……」
「うるさい!止めろと言っている、」
「わ、わかりました。」
そうして、陽気な音楽を止め、車内には沈黙がながれる。
「デバート様?どうします?本当に24時間、残り22時間待つんですか?」
サーレがそう質問すると、デバートが頷く。
「ああ、アイツらは来る。
PCHはそう言う奴らの集まりだ。他の連中、職員どもは魔物や世界情勢の混乱のせいで来られない、
奴らを叩けばこっちのもんだ。」
そう言って葉巻を吸いながらデバートは言う。
トラックは、処刑台という名の大きな舞台を目指して走る。
その様子を建物の屋上から見る、4人。
「じゃ、作戦開始、」
「上手く行くのかよ、、」
つむぎの言葉で作戦は開始されるが、皆半信半疑な様子。
だが、そうして4人は動き出すのだった。
50話だ!意外に早いな、
過去作は気楽にまだ待っててね
追記、イ○ゲームシーズン3観たいので次の投稿は月曜日、30日に最新話出します。休みすぎてごめんちゃい




