表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
石見と天宮  作者: 柴咲心桜


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/11

呼び出し

「あのさ、なんで先輩と親しくしてる訳?」体育倉庫にはクラスの女子の1部が集まっていてそのリーダーみたいな人物、立花が私に聞いてくる。


「親しくしてるつもりはないんだけど」


「あなたにはなくても周りから見れば親しいんだよ」


「大丈夫だよ、私、先輩に気なんてないから」


「うん。だって私の『好きな人』は別にいるからさ」


「なら、早く言いなさいよ」立花がホっとしたのか私にそう言ってきた。


「ごめんね」


「それで、好きな人って誰なの?」


「それは、言えないかな」


「つまんないわね。先輩に言ってあげてもいいのよ?」


「どういうこと?」


「先輩は、あなたのことが好きなのよ」第三者からの思わぬ告白。誰が誰を好きだって?もう一度聞きたくなるような・・・否、もう一度、聞き返してしまった。


「待って、誰が誰を好きだって?」


「聞いてなかったの?先輩が石見のこと好きなのよ」


「そうなんだ」残念だ。こういうことは叶う叶わないは別として本人の口から本人の言葉で直接伝えて欲しかった。先輩がこいつらに言うように頼んだわけでも無いのは分かっている。だが、その気持ちがもし本物だったなら伝える機会はいくらでもあった。


「じゃあね」この日からしばらく先輩と顔を合わせることが私には出来なかったしどんな顔で合えばいいのか分からなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ