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殺戮學園逝徒會畸譚  作者: 坐久靈二
第二章 傾奇少年と二つの逝徒會
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第四十話 戦いの始まり

人は、運命を避けようとしてとった道で、屡々(しばしば)運命に出会う。


――ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ

 暗闇の中、痩せた白衣の男が青褪めた顔で椅子に(すわ)り、。虚空を睨んでいる。眼の焦点は合っており、まるで視線の先に何者かの姿を認めているかの様に真直(まっす)ぐ見詰めている。


「悪魔よ……!」


 男は小さく、咽る様に言葉を吐いた。顔色もそうだが、彼は明らかに体調が良くない。息遣いからも、何時意識を失ってもおかしくない様相だ。


『随分とまあしぶとい……。流石は〝新月のあいつ〟が頼みにした由緒正しき血筋の末裔、聖護院(しょうごいん)嘉久(よしひさ)といった所か……。』


 何処からともなく、女の声が聞こえてきた。少しでも気を抜くと虜にされてしまいそうなほど甘美な鈴を転がす様な声は、華藏(はなくら)月子(つきこ)のそれに異様な程似ている。

 そして声が聖護院(しょうごいん)嘉久(よしひさ)という名を呼んだこの男は、つい先日まで何者か、悪魔と呼ばれる存在に操られていた。今は相津(あいづ)実鬼也(みきや)という男の決死の行動によりどうにか苟且(かりそめ)に肉体の支配権を奪い返したのだ。


(わたし)は……お前を見誤っていた……! その邪悪な心根も、邪智に満ちた奸計も、暴虐に過ぎる力も……!」

『ならばさっさと敗けを認め、大人しく消えて()れれば(わたし)としては非常に助かるのだがね?』


 男、聖護院(しょうごいん)嘉久(よしひさ)は痛みを覚えたのか胸を抑えて呻いた。だがその表情には不敵な笑みを湛えている。


「フフ……。」

『何が可笑しい?』


 闇に響く声から余裕の色が消えた。聖護院(しょうごいん)の態度が癇に障ったのだろうか。


『言っておくが頑張った所で時間稼ぎにしかならないんだぞ? (いず)れこの体の支配権は完全に(わたし)に移る。貴様の意思、精神を完全に殺し去った時にな。今、(わたし)の使い魔共が大量虐殺によって闇の眷属を増やし続けている。今日だけではなく、明日も、明後日も、無数の人間が(わたし)に供物として捧げられるだろう。その犠牲が(わたし)の力を急速に増大させ、近い内にも貴様は抑え込むことすら出来なくなる。その時こそ貴様の最期となるだろう。』


 聖護院(しょうごいん)は上半身を硬直させて絶叫した。宛ら、突然の激痛が全身を奔り抜けた、と言った様相だ。

 暫くして、彼はがっくりと項垂(うなだ)れる。どうやら痛みは去ったようだが、相当堪えた様で息も絶え絶えとなっていた。


『まあ貴様も結果的に(わたし)の為に随分役に立ってくれた。その功績に免じて、大人しく眠っていれば今暫くの命は保障してやらんでもないが、如何(いかが)かな?』

「ふっ……。」


 悪魔は甘言を囁くが、聖護院(しょうごいん)は尚も不敵な笑みを崩さない。それ(ばか)りか、強気に一つの疑問を投げ返した。


「以前から思っていたが、お前は随分気取った喋り方が好きなんだな。」

『何?』

「良いよ、もう演技はしなくて。お前と(わたし)の仲だろう?」


 再び、聖護院(しょうごいん)は苦痛に苛まれて絶叫する。彼の言葉が悪魔の癇に障った様だ。


(わたし)を知ったつもりで甘く見ないことだ。気分次第では更に使い魔を増やし、生贄を加速度的に量産しても構わんのだぞ?』

「ふふ、ふふふ……。使い魔、ね……。すっかり悪魔気取りじゃないか。」


 沈黙。三度聖護院(しょうごいん)を激痛が襲うかと思われたが、今度は何もしてこなかった。不気味な静寂が暫しの間流れる。


『フッフッ……。』


 今度は悪魔が笑い声を溢した。逆に、聖護院(しょうごいん)の表情からは笑みが消えて再び一点を睨み付ける。


「正体を現したな?」

『ええ、御望み通り。そんなに(わたし)の本性を暴きたいとは……物好きなのか、愚かなのか果たして何方(どちら)なのでしょうね?』

「両方、かな?」

『そうでしょうとも。ああ、因みに誤解しているかも知れませんからこれだけは言っておきましょう。』


 聖護院(しょうごいん)の体を紫の靄が包み込む。彼の顔に初めて怯えの色が滲んだ。


「ぐああああアアアッッ‼」

(わたし)はね、別に怒っているから貴方(あなた)を痛め付けている訳ではないのですよ? 無力な俎板(まないた)の鯉に過ぎない分際で生意気に跳ね回るものだからついつい意地悪をしたくなるんです。』


 聖護院(しょうごいん)(すわ)っていた椅子から転げ落ち、激しく悶絶(もんぜつ)躄地(びゃくじ)した。これまでとは次元の違う苦痛が彼の心まで苛んでいるかの様な、そんな醜態だった。


『御存じの様に(わたし)は昔からこういうのが大好きでね……。随分と華藏(はなくら)家の使用人を潰してきたものです。お望み通り、二人切りの時は悪魔気取りを()めて素の(わたし)で接して差し上げましょうか? 貴方(あなた)にとって何方(どちら)が良いか、それは与り知りませんけれどね……。』


 激痛の中、聖護院(しょうごいん)はこう思っているだろう。今の方が余程悪魔だ、と。とは言え、少しずつ彼を苛んでいたそれは和らぎつつある。彼は少しずつ落ち着きを取り戻していた。

 しかし、彼は虚空を見上げて青褪めた。


「ま、まさか……。」

『一度安心させてから、希望を与えてから絶望させるのも乙だと思いませんか?』


 待て、という前に聖護院(しょうごいん)の両手に靄が集まった。そして嫌な音が鳴り響き、彼の手指が有り得ない方向に曲がっていく。


「うぎゃアアアアアアッッ‼」

『指は末梢神経が集まっていますからね。ここを痛め付けられる感覚は様々な拷問で採用されているだけあって格別でしょう?』


 悪魔は華藏(はなくら)月子(つきこ)の声を彼女の物とは思えない程残酷に弾ませる。

 呼吸を荒げる聖護院(しょうごいん)の顔は恐怖に引き()っていた。恐ろしい所業とは裏腹に、華藏(はなくら)月子(つきこ)の声は何処までも深く耽溺させる甘美な響きを孕んでいた。恐らくは敢えてなのだろうが、そのギャップが(まさ)に悪魔的演出で(おぞ)ましい。


『……おやおや。』


 ふと、声は聖護院(しょうごいん)の他に関心を移したかのように呆けて呟いた。聖護院(しょうごいん)の手に再び靄が掛かり、今度は曲がりくねった彼の指を無理矢理元に戻していく。


「ぐああああっっ‼」

『少々名残惜しいが、遊びは此処迄だ……。』


 悪魔は口調を元に戻した。

 聖護院(しょうごいん)一人だけだった部屋に別の人間の足音が響いている。どうやら使い魔の帰還に気が付いた様だ。


「大丈夫ですか、聖護院(しょうごいん)先生? 凄い声上げてましたけど……。」


 闇の中から砂社(すなやしろ)日和(ひより)が姿を現した。言葉とは裏腹に、その表情には聖護院(しょうごいん)の醜態に対する目一杯の侮蔑の笑みが浮かんでいる。


『彼とは無事接触出来たのか?』


 砂社(すなやしろ)が質問に答える代わりに、闇の奥からもう一人男が現れた。彼女の勧誘で『闇の逝徒會(せいとかい)』に入った新たなメンバー、假藏(かりぐら)學園(がくえん)生徒(せいと)會長(かいちょう)(くろがね)自由(みゆ)である。


「成程ねえ……それがアンタの姿か、御主人様。」


 (くろがね)は虚空を見上げ、聖護院(しょうごいん)と同じく何かを認めているかの様に語り掛けた。


「安心しろ、期待には答えるぜ。今日も随分、悪い奴等を殺してきた所だ。砂社(すなやしろ)の話が本当なら、アンタの力も大幅に増えただろ?」

『確かに……働きは上々の様だ。この調子で今後も死体を積み上げなさい、(くろがね)君。』


 悪魔からの誉め言葉を受け、(くろがね)は狂気に歪んだ笑みを浮かべる。どうやらたった一日で彼は随分その手を血に染め、多くの命を奪ったらしい。その悪は既に人ならざる領域まで堕ちていた。


(な、何という事だ……。假藏(かりぐら)の有力な不良を『闇の逝徒會(せいとかい)』に勧誘したとは……! こいつは生きた(まま)悪魔に魂を売れる男だ……! 倫理観の螺子(ねじ)が外れた、際限の無い闇に身を委ねられる男だ……! き、危険過ぎる……! 使い魔としての適性は基浪(もとなみ)君や砂社(すなやしろ)さんの比じゃない……‼)


 戦慄した聖護院(しょうごいん)に、(くろがね)は蹴りを入れた。


「ぐあッ‼」

「気に入らねえ目付きだなあ、教員の分際でよぅ……。」


 (くろがね)の踵が聖護院(しょうごいん)の顔を踏み躙る。その様子に、砂社(すなやしろ)は顔を(しか)めた。


(くろがね)君、その辺で勘弁してあげなさい。(わたし)は当分、彼の身体を使わせて貰う事になるからね。今その様な態度を取って、(わたし)が乗り替わった時に切り替えられるかね? 確かに彼は現状(わたし)達の敵だが、それなりに敬意は払っておきなさい。』

「ケッ……!」


 (くろがね)は不服そうに一発顔面に蹴りを入れて足を退けた。


(よろ)しい。では、(きみ)達に今後の動きについて説明しよう。敵である〝光の逝徒會(せいとかい)〟と〝裏理事会〟がこれからどう動くと予想され、それに対して我々はどうすべきなのか、その方針をね……。』


 闇の中、邪悪なる者達が次の企みを組み上げていく。

 一人、彼等を止めるべき男は唯己の無力さに歯噛みする他無かった。




☾☾☾




 金曜日、朝。

 真里(まり)愛斗(まなと)は親友の西邑(にしむら)龍太郎(りょうたろう)、級友の戸井(とい)宝乃(たからの)に誘われ、図書館へ(おもむ)く事になった。休校が続いているからと言って家に(こも)りっ放しでは気が滅入るだろうと三人で相談した結論である。


愛斗(まなと)、大丈夫なの?」


 玄関口で、母親が心配して愛斗(まなと)に声を掛けてきた。彼は笑って答える。


「心配要らないよ。問題なのは()(まで)學園(がくえん)の敷地内でしょ? これから行く図書館はずっと離れた場所だから何も起きようが無いよ。」

「だと良いけど……。」


 尚も不安が消えない様子の母親を尻目に、愛斗(まなと)は出発の挨拶を残して家を飛び出した。学校に行かないというイレギュラーが彼の中で何かの調子を狂わせていたのは確かな様で、久々の外出は訳も無く有り難かった。


『ただ遊びに行くのではなく図書館で勉強というのは中々関心ね。』


 相変わらず、憑子(つきこ)は上から目線で愛斗(まなと)の行動を評価する。しかしそんな事にももう慣れた愛斗(まなと)は、彼女の賛辞も素直に受け取ることが出来る。


「有難う御座います。何が起きても(ぼく)華藏(はなくら)學園(がくえん)生徒會(せいとかい)役員である事は変わりませんからね。何時(いつ)でも學園(がくえん)生活に復帰出来るように、自堕落な生活を送る訳には行きませんよ。」

『あらあら、思っていたより遥かに良い心掛けで行動していたのね。全てが終わってからも今の思いを忘れない様にしなさい。』


 愛斗(まなと)は一人、電車の駅へと向かう。待ち合わせの場所は図書館の最寄り駅である。


何時(いつ)もよりは空いていますね。」

『同じ平日でも時間帯によってはこんなに変わるものなのね。ずっと自家用車で通学していた(わたし)には縁の無い光景だったわ。』

「さいですか……。」


 もうこの様な憑子(つきこ)の金持ち自慢も聞き慣れたものだが、ふと愛斗(まなと)は一つの事が気に掛かった。


憑子(つきこ)會長(かいちょう)貴女(あなた)は元から今の様に別人と体を共有していたんですよね?」

『厳密に言うと、(わたし)の本来の身体は華藏(はなくら)月子(つきこ)の心臓と同化した畸形嚢腫(きけいのうしゅ)だったから少し語弊(ごへい)は在るけれど、(おおむ)ねその通りよ。それがどうかした?』


 愛斗(まなと)はある一つの疑問が喉から出掛かったが、それを尋ねる事に躊躇(ためら)いを覚えた。

 ()し悪魔を(たお)すことが出来たとして、華藏(はなくら)月子(つきこ)ではない憑子(つきこ)はどうするつもりだったのだろう。

 浮かんできたその質問を()いてしまう事は、憑子(つきこ)にとって極めて残酷な仕打ちの様に思えたのだ。それは彼女が生まれ(なが)らに背負った一つの悲しい運命を突き付ける様な物だからだ。


(どうかしてるよ、(ぼく)は。そんな事()いてどうするって言うんだ? 『悪魔を(たお)した所で、華藏(はなくら)月子(つきこ)先輩に取り憑いて生きていくしかありませんよね。』とでも尋ねるつもりか?)


 疑問が浮かんだ事は未だしも、それを不用意に質問しようとしてしまった事を愛斗(まなと)は酷く恥じた。


()みません、何でもないです。唯、一寸(ちょっと)聞き慣れない信じられない現象だったので、確認してしまいました……。」

『……そう。』


 愛斗(まなと)の態度から憑子(つきこ)も何かを察した様で、それ以上追及しては来なかった。


 そうこうしている内に、愛斗(まなと)は改札からホームへの階段を昇り切った。目当ての電車が来るまで十分弱、電車に乗る時間を考慮しても、約束には充分間に合うだろう。


 電車を待っていると、一人の老翁が愛斗(まなと)に近付いてきた。


()し、其処(そこ)な御二方。」


 それは飄々(ひょうひょう)とした雰囲気ながら何処か知性によって洗練された雰囲気を(まと)った老紳士だった。愛斗(まなと)は直ぐに彼が欠けてきた言葉の違和感に気が付いた。


「あの、お爺さん、今何て仰いました?」


 老紳士ははぐらかす様に愛斗(まなと)に笑みを向けている。そんな彼の様子に、今度は憑子(つきこ)が驚きの声を上げた。


『まさか……貴方(あなた)程の人がこんなに早く、直々に接触してくるなんて……!』


 どうやら憑子(つきこ)は老紳士について何か知っているらしい。そして老紳士の方も愛斗(まなと)憑子(つきこ)と共に居ることは百も承知の様で、まるで彼女の反応を受けるかの様に名刺を取り出した。


「初めまして、真里(まり)愛斗(まなと)君でしたな。随分と強烈な度胸でご活躍だとか。(さなが)ら戦国時代の傾奇(かぶき)者の様だと、評判が耳に入っておりますよ。(わたし)、こういう物で御座います。」


 愛斗(まなと)は目の前の人物に警戒心を抱きつつも名刺を受け取り、眼を通した。


「旧人類史学者……?」

「ま、考古学界の(はぐ)れ者といった所ですな。」

真里(まり)君、彼は華藏(はなくら)學園(がくえん)の闇を知る卒業生の中で最年長、そして最も事情に通じている人物よ。』


 再び憑子(つきこ)の紹介を受け、老紳士は笑みを消して深々と頭を下げた。


「御紹介に(あずか)り光栄に御座います、『新月の御嬢様』。真里(まり)君、(わたし)竹之内(たけのうち)灰丸(はいまる)、旧人類史学者としては、『タージ・ハイド』で通させて頂いておる者です。貴方(あなた)達の直面する困難にお役に立つべく、大心原(だいしんげん)理事長より仰せつかり馳せ参じました。」


 漸く愛斗(まなと)も事情を呑み込めた。確かに、理事長・大心原(だいしんげん)毎夜(まいや)愛斗(まなと)達に護衛を付けると話していた。しかし、華藏(はなくら)學園(がくえん)の卒業生といってもこれ程年季の入った人物像は想定外だった為、驚きを隠せなかった。


「こ、これは……どうも、初めまして。」

「今頃ご友人の(もと)にも我々の仲間が訪れている手筈となっております。真里(まり)君、勉強は勉強でも、これからは(わたし)と共に直近の問題に関する彼是を実践的に身に付けて頂きたく存じます。」


 そう言うと、竹之内(たけのうち)愛斗(まなと)にもう一枚のカード、否、切符を手渡した。


「あの、これは……?」

「丁度明日から土日。貴方(あなた)には(わたし)と共に、學園(がくえん)のルーツを辿る短い旅に出て頂きたい。是非、親御様に御許可を……。」


 手渡された切符には遥か東の行き先が記されていた。一見、華藏(はなくら)學園(がくえん)とも假藏(かりぐら)學園(がくえん)とも縁が無さそうな遠くの土地である。


學園(がくえん)の……ルーツ……?」

學園(がくえん)が如何にして闇の力を帯びるに至ったか、その経緯(いきさつ)に強大な敵と戦う為の大きな手掛かりが在る筈です。(よろ)しいですかな?」


 愛斗(まなと)の胸が一つ大きく脈打った。突然現れた老紳士は、愛斗(まなと)學園(がくえん)の闇に関する核心へと誘おうとしている。

 間違い無く何かが動こうとしている。愛斗(まなと)はこれまでとは比べ物にならない大きな嵐の予感を覚えていた。

ここまでお読み頂き有難う御座います。

以前よりお伝えしておりました通り、本作は第二章終了を持ちまして暫し休載に入ります。

更新再開は8/19㈯を予定しております。


物語としては丁度折り返し地点となっておりまして、未だ曖昧で不明瞭な話の構造が、ここから少しずつ紐解かれていきます。

期間は開いてしまいますが、引き続きお付き合い頂けましたら幸いです。


お気に召して頂けましたら、いいね、フォロー、評価、感想等お待ちしております。

また、誤字脱字等も見つかりましたらお気軽に報告いただけると大変助かります。

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