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プロローグ

暇潰し感覚で書いているので見切り発車だと思って気軽に呼んでいただけるとありがたいです

2XXX年、かつては現実不可能とも思われていたフルダイブ型VR機器が実現され、今では各家庭で購入できるほどに世の中に浸透していた。

そんな中一本のゲームソフトが話題を呼んでいた。それこそが人魔戦争(じんませんそう)オンラインである。

「ぃよっしゃあぁぁぁ!!!ようやく手に入れたぞ人魔戦争オンライン!!!」

販売開始から1ヶ月、ちょっとしたトラブルでお小遣いが足りず購入が遅れてしまった瀧川 一(たきがわ はじめ)は部屋で喜びの叫びをあげていた。

ドンッ!

「うっさいお兄!」

結果隣の部屋の妹から怒られた。

一は妹に一言謝りながら早速ログインするための準備をしていた。

「よし、これで準備完了っと

それでは早速『同調開始(リンクスタート)』」

次第に視界は黒く染まっていき気付けばゲームの舞台となるであろう大地を見下ろす形で宇宙空間のような場所に立っていた。

『人魔戦争オンラインの世界へようこそ、お兄ちゃん!ここはアバターの設定をするための空間だよ!』

いつの間にか見知らぬ幼女が立っていた。

驚きのあまり無言になっていたら『私はこの空間を任されている管理AIなんだよ!』と穢れの無さそうなキラキラした目でえっへんとぺったんこな胸を張っていた。


あらやだこの子かわいい。


名誉のためにいっておくが、一は決してロリコンではない。ロリコンではないのだ。(大切なことなので2階言った)


閑話休題(それはさておき)

『先ずはプレイヤーの名前を先に決めちゃお!』

「シュウで頼む」

一⇒はじめ⇒はじめの反対は終わり⇒終はシュウとも読むという簡単な連想ゲームだ。

『シュウお兄ちゃん!カッコいい名前だね!

それじゃ、このゲームについて簡単に説明するとね!勇者が率いる王国と魔王が率いる魔王国がお互いの領地を取り合って大陸統一を目指す陣取りゲームなんだよ!

パーティは組めるけど1パーティ最大5人までだから注意してね!それと、勇者と魔王はそれぞれの領地にランダムで落ちてる勇者の指輪と魔王の指輪を拾うか現勇者か現魔王から継承することでなれるよ!』

「先に大陸を統一した方が勝ちってことね。

そして勇者や魔王は誰でもなれる可能性があると」

『そういうこと!次に種族について説明するね!

先ずは人間族(ヒューマン)、すべての能力が平均的で特出したところがない代わりにプレイ次第で無限の可能性がある種族だよ!

次は森人族(エルフ)、MPと魔力と器用が高い代わりに筋力と防御力が低いのが特徴だね!

次は地人族(ドワーフ)、HPと筋力と器用が高い代わりに魔力と素早さが低いのが特徴だよ!

次は小人族(ハーフリング)、素早さと器用が高い代わりに他の能力が平均的に人間族(ヒューマン)よりほんの少し低い感じ!

最後に魔人族(デモニス)すべての能力が高い代わりにレベルアップに必要な経験値が多くて成長しにくの!

お兄ちゃんはどの種族がいい?ランダムもできるよ!』

「いや、これは最初から小人族(ハーフリング)にすると決めてたんだ。」

『おっけー!じゃあ次は職業を撰ぶんだけど、多すぎて説明しきれないから何か希望はある?』

「ランダムってできる?こういうギャンブル感も楽しみの一つだと思うしね」

これは一が優柔不断なだけである。

『できるけどそれだと地上に降りてからのお楽しみになっちゃうよ?あとから変更もできないから私は余りオススメしないんだけど……』

「大丈夫!何になっても俺の責任だし、全力で楽しむつもりだから!」

『お兄ちゃんがいいなら大丈夫だけど、公開はしないでね?このゲームの運営さん結構ネタ職業とかも作ってるから』

何か不穏な言葉が聞こえた気がするが、男に二言はない。無いったら無い!

「だ、大丈夫!」

『そこまで言うならランダムにするね。

性別は現実に支障が出る可能性が有るから変えられないけどゆるしてね?

所属は王国と魔王国どっちにする?』

「うーん、迷う……けどやっぱり魔王国で!」

『わかった!じゃあ魔王領に送るね!地上に着いたらゲーム内で取得できるアイテムがランダムでインベントリに贈られるからチェックしてみてね!それじゃお兄ちゃん、御武運を!』

そうして 一 改めシュウは大陸へと旅だったのである

誤字等あれば教えてもらえると作者は喜びます

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