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バーチャルシティ・メロディアス  作者: 月影晶
始まりの町?何かが違う気がするどころか絶対に違う
4/7

バトルだ〜

 信吾は今落下していた。周りは数字やアルファベットの羅列だった。少し考え事をしていたら、どこからか機械的な音声が聞こえてきた。


「コードネームを作成してください。」

「うわっ。なんだいきなり。」

 

目の前に画面(青っぽい透明で字が書かれていないところからは先が見え、ディスプレイのような感じのもの)が表示された。手元にはキーボード(画面と同じで青っぽく透明である)が現れた。


「それはゲーム内で使う名前よ。下品な言葉は使えないからちゃんと考えてね。まぁ、大概のオンラインゲームもこんな感じだから。」

「へ〜。俺は全然オンラインゲームとかやらないから知らなかったよ。って、アリス。今までどこにいたんだよ。」

 

本当にさっきまでいなかったアリスがさりげなく出てきた。


「私は基本的にいつもあなたのそばにいるわよ。」

「・・・やっぱりストーカーだよね。」

「今、真面目に殺意が沸いたわ。私はあなたのサポーターだってこと知ってるわよね。」

「普通の世界での意味とは違うけどね。まぁいいか。とりあえずコードネームを作成しなければ。」

 

とりあえずリ○クと入力してみた。


「他のプレイヤーとかぶります。他の名前にしてください。」


 仕方が無いと思い、シンと入力した。


「入力を完了しました。シン様、これよりバーチャルシティ・メロディアスへ転送します。」

 

どこからかダウンロード開始、50%とか声がした。そしてすぐに視界が真っ白になった。


-------------------------------グリーフウッド----------------------------------------


「ここ何処?」


信吾は不思議になって辺りを見回してみたが、木だけしか見えなかった。アリスが隣にいたので聞いてみることにした。


「ここはいったい何処なんだ?バーチャルシティ・メロディアスということは分かるが。」


アリスは何やら手元で画面を出して操作していた。そして、十数秒後口を開いた。


「グリーフウッドだって。今、地図を出して調べたから。」

「作者ネーミングセンス無いね。しかも深い悲しみの時に使われる表現でgriefというつづりだな。アクセントはiの部分で、まぁ、意味的には森に対する深い悲しみってとこかな。」

「正解よ。英語だけしか取り柄の無い男と呼ばれるだけの実力はあるのね。」

「それ以外にも取り柄はあるよ。ルービックキューブの日本ジュニア大会で十六位取ったんだぞ。」

「地味よ、それ。しかも十六位とか、微妙な数字だし。」

「作者がいけないんだ。もっとマシな特技にしてくれよ。」

「そうね。これはかわいそうだわ。」

 

いやいや、こういう感じの主人公の方が何か親しみやすいでしょ。あと、同情されやすいでしょ。


「「確かに!」」

「本題に戻って何で森?」

「それはカードを集めるためよ。今、カードは二枚しかないから。」

「ああ、なんとなく分かった。カードの枚数が足りないんだ。どっかのサンダーさんみたいな感じなんだ。」

「その通りよ。デッキに入れるカードをこの場所で手に入れなくちゃ。カードの種類は四種類で技カードと魔法カードと装備カードとモンスターカードよ。デッキっていうのはプレイヤーが使うカードを入れておく場所、そこからしかカードは使えないから。」

「たった2枚で何が出来る?それと、デッキに入れるにはどうしたらいい?」

「使えるカードは1枚だね。後ろのポーチからカードを出してみて。」

 

信吾は言われたとおり後ろのポーチからカードを出した。その時、自分の服装が変わっていることに初めて気が付いた。


「一枚はプレイヤーカードといって本人の職業を表す物だよ。二つ名でもあるけどね。最初はみんな同じようなものだけど、上級の人になってくると世界に一つしかない唯一無二のものになるんだよ。有名なのは王の六人だね。名前は『黒と白の双魔剣士』と『風の詩人』と『爆炎の狂戦士』と『水の芸術家』と『絶対要塞の土』と『無限の植物』ね。ポーチに入っているカードがデッキというわけ。デッキに入れるためには一度デッキ画面をひらいて操作すればいいのよ。」

 

信吾は自分のカードを確認した。カード名はプレイヤーカードの『始まりの侍』と装備カードの『唯の刀』だった。プレイヤーカードのほうは自分そっくりな人が描かれていた。装備カードのほうは時代劇とかでよく見る普通の刀が描かれていた。


「カードをワンクリック・・・人差し指で軽く叩くと説明が出てくるわ。そして、ポーチをワンクリックするとデッキ画面になるわ。デッキ画面からでも説明は見ること出来るから。」

 

信吾はまずプレイヤーカードをワンクリックした。そうしたらステータス画面が出てきた。攻撃力とすばやさが高いなと思った。他は全然だめだった。装備カードの方は説明画面が出てきた。『Lv1唯の刀・刀・属性無・この世界にありふれている武器』という内容だった。


「武器の左上に書いてある数字って何?これは2と書いてあるけど。」

「使用制限時間よ。2ということは2時間ね。一度引っ込めると使用時間分使えなくなるから気を付けてね。」

「分かったよ。それでこれからいったい何をすればいいんだ?」

「1番最初にすることはカード集めね。カードはデッキに入る奴を全部で四十枚集めればいいんだから。モンスターを倒したり、遺跡に入って宝箱を開けたりすればいいのよ。簡単でしょ。」

「簡単ではないと思うけど、とりあえずがんばってみる、左上のHPが減らないように。」

「敵が近くにいるわね。早速倒しちゃいなさい。」

「そんな便利な機能があったんだ・・・。よし、早速カードを使ってみるか。」

 

信吾は胸の前にカードを持ってきてこう言った。


『装備カード発動・唯の刀』

 

すると、カードが光の粒に変わり、その光の粒が集まって刀の形になった。そして、カードに描かれていた刀と全く同じ刀に変わった。


「すげぇ。って、いきなりモンスターが出てきたじゃん。」

 

草むらからスライムが出て来た。いかにも低級モンスターだなという感じのモンスターだった。色は黄色でなんかかわいかった。倒すのを少し躊躇ったがやるしかないので居合いの型をとった。


「はぁ!」

 

信吾は水平に刀を抜いてスライムを切った。一撃でかたがついてしまった。信吾はこの何か生き物を切る感じに少し嫌な感じがした。そして、敵がいたところにはカードが落ちていた。説明画面を開いてみると


『Lv1モンスター・スライム・弱点・炎・打撃属性に強い・説明・かわいいモンスターだがこの世界で一番弱い。』

 

そして、カードは光の粒子となって拡散した。たぶん手に入れたことになってポーチに入ったんだろうと思った。


「やったね。1枚目ゲットだよ。こんな感じに倒していけばモンスターカードか装備カードが手に入るから。あと三十八枚がんばって。」

「その前にこれの使い道が分からない。それと技カードとか魔法カードはどうやって手に入れるの?」

「技カードのほうは自分の中で生まれるものだから。いずれ分かると思う。」

「ふ〜ん。分かったよ。カードの使用時間が切れる前にさっさと終わらせようぜ。」

「余ったカードや使わないカードは売れるから。でも技カードや魔法カードも売れるけど自然に手に入れるには一回しか手に入らないものだから気を付けて。売ったときのお金で新しいカードを買ったり、食べ物を買ったり出来るから。」

 

狩を始めてから一時間半がたった。カードは全部で30枚たまったが、同じモンスターカードは一枚までしかデッキに入れられないという規則があったり、自分に合わない装備を手に入れたりで結局十七枚しか使えるものが無かった。信吾は初めはこんなもんだろと思って割り切っていた。このゲームでは座って休むとHPが徐々に回復していくからやられることはなかった。


「つかれた。HP的には減ってないけど、精神的に疲れた。」

「今日のところは終わりにする?今7時だけど」

「いや、せめて三十枚はデッキに入るカードを手に入れたい。」

「そう・・・。じゃあ、この辺りには敵はいないみたいだから場所を移動しようか。」

 

アリスがそう言ったので、信吾は東の方向に向かって走った。しかし、走り始めてから5分くらいで崖に到達してしまった。目の前には壁しか見えない。完全なる行き止まりだ。


「マップとか開いてみてよ。」

「うん・・・・あ・・・。」

「あ・・・って何だよ。何か見つけたのか?」

「うん、遺跡を見つけたわ。ボスを倒してしまうと遺跡が消えてしまうから早く入りましょう。遺跡って出現がランダムだから毎日入りつづけても1ヶ月に1回見つかるかどうかの確立だからけっこうラッキーね。遺跡内にはたくさんのモンスターがいるし、(レアカード)もあるからカードが結構たまるよ。」

 

アリスが遺跡に向かって歩き始めたので信吾もしぶしぶ歩き始めた。そして、二人の後ろのほうの物陰に隠れていた者たちがいた。


「ふ〜ん、シンね。何かわかりやすいな、俺の弟は。」

 

なんと、物陰から信吾たちを見ていた者の一人は刃だった。


「もう!!あいかわらず自分の弟には甘いんだから。」

 

そして、もう一人は白いドレスを着た十六歳位の美少女だった。その二人は信吾たちに着いていくのだった。個人的には刃のも分かりやすいと思います。

      

全く読んでくれない。評価してくれない。かなりショックです。何でもいいから感想が欲しいです。

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