表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者物語  作者: 野川真実
2/62

第2話 謎の少年

せっかく気付かれずに忍び込めたのに、変に物音を立てられるのは厄介だ。

仕方なく少年の拘束を解いてやる。

すると少年は笑顔で礼を言い、そのまま無作為に部屋を出て行ってしまった。

「ちょっ・・・!」


当然の如く、部屋の外では大騒ぎ。

武闘家(男)は追い掛けると、少年は既に盗賊の男達に囲まれていた。


掴みかかる男に、たまらず武闘家(男)は攻撃を加える。

畳み掛けるような電光石火で、そこにいた全員を倒していった。


少年は自分とは関係ないかのように、武闘家(男)の鮮やかさに感嘆の拍手を贈った。

「誰のせいでこんな事になってると思ってるんだよ!」


騒ぎを聞きつけて、大勢集まって来てしまった。

総勢、じゃなかろうか。

何の為に忍び込んだかもう判らない。


武闘家(男)は色々後悔した。

どうしてあのスマキのまま転がしておかなかったのか・・・。






(続く)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ