表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

お話する相澤さん

作者: 藤 赤碧

「相澤さん、なんでこの飲み物カロリーゼロなのに甘いと思います?」

「あれでしょ?人口甘味料で甘くしてるからでしょ?」

「人口甘味料で甘かったらカロリーなんでゼロになるんです?」

「んー。あれじゃない、ほら、栄養素として吸収されずに、最後はトイレに排出されるから摂取してないからゼロでいいよね?的なことじゃない?」

「でも、これ滅茶苦茶甘いですよ。普通のカロリーありとほとんど変わらないか、もしくはそれ以上に甘いですよ?それってズルくないですか?」

「いや、ズルいって何がよ?」

「こんなに甘いのに摂取しても罪悪感を感じさせないものが世の中に存在して言い訳ないじゃないですか!甘かったらカロリーがあって、摂りすぎたら太る!デブになる!そういう危機感を感じさせないって、そんなのだめでしょ!?」

 「君がそこまでカロリーに対して思い入れあるとは思わなかったよ。その痩せた身体でカロリー気にしてるっていうのは、それこそカロリーを気にしないといけない人への喧嘩のようにも感じるけど」

 「てか、なんで甘いとカロリー多いんですかね」

「人間への罰的な?」

「どういうことですか?」

「甘いもの食べると幸せホルモン出るとか言うじゃん?そうしてまやかしの快楽に身を委ねてしまうと、身を滅ぼすよ。的な?」

「え?でも、太っても気にしない人はその罰を罰と思わないですよ?なんなら丸ですよ。丸です」

「マルバツゲームでもしてんのかよ」


「あ、あのぉ、すみません、、、」

「はーい!出まーす」


 スクラロースって、MP回復しそうだよな。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ