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第9章。 『かすかな目覚め。』

死の瞬間を越えたはずの彼、荒川レンは、目覚めた。

そこは知らない世界――

戦争で焼かれ、廃墟となった街。

生き残った人々は、何かを失いながらも、かすかな希望にすがっていた。

そんな中、彼は一人の少女と出会う。本当は彼を知っているはずの少女。

けれど、彼女は『知らない』と言った。

夢の中に響く鈴の音。

灰の雨の中、静かにこちらを見つめる幼い少女の顔。

レンは気づき始める――

これは、前とは違う『輪廻』。

今度こそ、誰かが彼を待っているのだと。


荒川レン(あらかわレン)  (しおり)  (ゆき)


広島県・呉市。

風が、廃墟の隙間を静かに吹き抜けていた。

温かい飲み物の熱だけが、まだ腹の奥に残っていた。

けれど、その苦味はもう、舌から消えていた。

再び、沈黙が戻る。

どこかで崩れかけた柱が軋む音が、遠くからかすかに聞こえるだけだった。

――知らない世界で目覚めるのは、これが初めてじゃない。

けれど、そのたびに胸を刺す痛みは、変わらない。

ようやく理解したのだ。

これは夢じゃない。幻覚でもない。

現実だ。

繰り返し、死に戻るこの循環は、本物なのだ。

僕は――また死んだのだ。

しかし、この場所は今までと明らかに違っていた。

音はすべて鈍く、空気は重く、空はまるで希望さえも凍らせたように動かない。

世界が、壊れていた。

窓の外には、戦火に焼かれた建物の骨組みだけが残っていた。

まるで時間が、破滅の直後で止まったかのように。

頭の中はまだ霧に包まれていたが、少しずつ、繰り返すものの輪郭が見えはじめていた。

――あの姿。

鈴の音。風には不釣り合いなその響き。

そしてもうひとつ……

夢の中に現れる、手を繋いで歩く誰かの姿。

顔は見えない。

その輪郭は、光に包まれ、どこか不完全だった。

だが、感情だけは――確かだった。

知っている。

この胸の奥に刻まれている。

彼女を――僕は知っている。

たとえ理由を忘れてしまっていても。

「もう熱は引いたみたいね。よかった。あと数日で体力も戻るでしょうけど……」

そう言って、栞さんが濡れたタオルを手に部屋へ戻ってきた。

でも、彼女はその先を言葉にしなかった。

……言う必要もなかった。

その視線の逸らし方。

僕が知っている栞さんとは、どこかが違っていた。

言葉を選ぶような口調。

何を見せて、何を隠すべきかを、まるで計っているようだった。

「助けてくれて……ありがとう」

そう言うと、栞さんは静かにうなずいた。返事はなかった。

彼女が額に濡れたタオルを当てようと近づいてきたとき、ふと、視線が重なった。

ほんの一瞬。

けれど、その一瞬の中に、胸の奥が震えるような感覚が走った。

古い感情。遠くで響くような記憶の残響。

まるで、以前もこの瞬間を共にしたような――そして、すでに失ったような気がした。

「……初めて会った気がしない、そんな人に出会ったことはある?」

気づけば、口をついて出ていた。

栞さんはタオルを外し、立ち上がると、淡々とした声で答えた。

「人は、ときに自分の願いを他人に重ねるものよ。無理に思い出そうとしないで。もし本物の記憶なら、いずれ自然に戻ってくるはずだから」

その言葉にはどこか突き放すような冷静さがあった。けれど、瞳の奥には、それ以上のものが確かにあった。

彼女は部屋を出ていった。残されたのは、風にあおられる粗末なビニールシートの音だけ。

僕はゆっくりと体を起こした。

痛みはまだあったが、もう動けた。

外は夕暮れが始まり、赤橙の光が崩れた街を照らしていた。

この場所、この街には、深い傷跡が刻まれている――

それは、まるで自分自身のように思えた。

窓辺に立ち、遠くの地平線を見つめた。

高く立ち昇る黒い煙が、空を責めるように指していた。

そしてその向こうには、海があった。

音もなく、ただそこに存在していた。

あとどれくらいこの世界にいるのか、わからない。

この先、いくつの世界が待っているのかも、わからない。

だけど、今ならはっきりと感じる。

ここに来たのは、偶然じゃない。

何かが僕を呼んでいる。

そして今度こそ、前と同じにはしない。

わずかでも『やるべきこと』が見えはじめたから。

――もっとも、人生が何を仕掛けてくるかなんて、誰にもわからないけど。

* * *

翌朝――

壁の隙間から冷たい風が忍び込み、この避難所さえも寒さから逃れられないようだった。

僕は、簡易ベッド代わりに使われていた机の端に腰を下ろした。

筋肉はまだ痛んでいたが、少なくとも体を動かすことはできた。

部屋には、栞さんの姿はなかった。

そこにあったのは、静寂と、遠くで軋む床板の音、そして誰かのかすかな話し声だけ。

僕はゆっくりと身を起こし、足元に巻いた粗い毛布をずらしながら、廊下へと出た。

裸足のまま、慎重に歩を進める。

思った以上に多くの人がそこにいた。

床に座っている者、布団に横たわる者、古いストーブのそばで身を寄せ合う者たち――

そのすべてが、戦争の傷跡を物語っていた。

片隅では、年老いた女性が湿った薪を使って、小さなストーブに火をつけようとしていた。

さらにその隣では――

顔に泥をつけ、ボロボロの服を着た少年が、無言でこちらを見ていた。

その瞳は、ただ静かで、深く――そして、何かを諦めているようだった。

少年のそばで足を止める。

「一人なのか?」

そう尋ねると、彼は首を横に振り、そしてゆっくりと空を指差した。

……まるで、家族があの空の向こうにいるかのように。

僕は何も言えなかった。

胸のどこかが、静かに軋むように痛んだ。

その先では、険しい顔をした男が、包丁を汚れた布で拭いていた。

彼の目には疲労と喪失が滲んでいたが、それでも気丈に振る舞おうとしているようだった。

僕の視線に気づくと、彼はぽつりとつぶやいた。

「呉の空襲で、家族を全部やられたよ……お前は……その顔、地元の人間じゃないな。どこから来た?」

……答えられなかった。

『東京の2024年から』なんて、言えるわけがない。

「……よく、覚えてないんです」

その言葉に、男はゆっくりとうなずいた。

まるで、それがよくある話だと知っているかのように。

「そうか……記憶がないのは辛いだろうな。けど、正直言えば……忘れられるもんなら、俺も忘れちまいたいさ……」

彼の声が、最後の一音だけ震えていた。

それを聞いて、僕は何も返せなかった。

何と答えていいのか分からなかった。

下手に言葉を発すれば、相手の古傷に触れてしまいそうで怖かった。

だから、僕は沈黙を選び、そのまま歩き続けた。

避難所での生活は、まるで時が止まっているかのようだった。

……あるいは、時間だけが僕たちを置いて先に進んでいるのかもしれない。

すべてが即席だった。

布団の代わりに米袋。

焼け焦げた板で補強された壁。

割れた窓には新聞紙が貼られていた。

それでも、人々は前に進もうとしていた。

まるで、世界がまだ終わっていないかのように。

……いや、まだ終わらせていないのだ。

人の強さは、本当に驚くべきものだと思った。

「そんなに歩き回らないほうがいいよ」

背後から、やさしい声が聞こえた。

振り返ると、栞さんが紙の封筒と包帯の入った箱を抱えて立っていた。

「……外の様子が、どうしても気になって」

そう答えると、彼女は僕の前を無言で歩きながら、視線を合わせようとはしなかった。

「……ひどい景色でしょう?」

「……そう言いたくはないけど、たしかに……その通りかもね」

すると、栞さんは無表情のまま僕を見つめた。

「現実をそのまま口にするのは、悪いことじゃないよ。確かに状況は最悪だけど、それでも残るものはある。すべてが失われるわけじゃない……

そして、私が言ってるのは『物』のことだけじゃない」

「……ごめん。そんなつもりじゃなかったんだ」

僕は、言葉を選びながらそう言った。

「気にしないで。戦争中には、よくあることだから」

栞さんは、少しだけ遠くを見るような目で言った。

「父は商人だったの。地元ではそこそこ知られていて、尊敬されていた。でも……戦争が始まってすぐ、薬が足りなくて……コレラで亡くなったの」

僕は何も言えなかった。

言葉が見つからなかった。

「……さっき話したでしょう? 悪い状況の中でも、良いことを見つけようって。全部が失われたわけじゃないから」

彼女の声は穏やかだったけれど、その奥にある芯の強さが感じられた。

「戦争が始まってから、輸入がどんどん制限されて、好きだったコーヒーも手に入らなくなって……ある日、私は諦めたの。もう飲めないんだって」

「……辛くなかったの?」

「最初はね。特に父が亡くなった後は、本当に何もかもが壊れてしまった気がしたわ。だけど、ある日、思ったの。誰かのために、自分の時間や力を使いたいって。そうして、私はここでの奉仕活動を始めたの」

「……すごいことだと思う」

「そんなに立派なことじゃないよ。ただ……子供の頃、たくさんの幸せをもらった分、今度は私が誰かに渡す番だと思っただけ」

栞さんはそう言いながら、遠い記憶を探るような眼差しをした。

「去年の冬ね、この避難所であるおばあさんと出会ったの。彼女は、湯気の立つカップを両手で抱えていたの。あまりにも美味しそうで、思わず見つめてしまった」

「それで……?」

「それが、今朝あなたに飲ませたあの苦い飲み物だったの。おばあさんは『体を温めるための薬草茶だよ』って、笑いながら少し分けてくれたの」

なぜだろう。

目の前にいるこの栞さんは、僕の知っている彼女よりも、誰かに近づいている気がした。

「正直、最初の一口は『苦い!』って思った。でも……すぐに、心の奥から懐かしさが込み上げてきてね。父が海外から帰るたびに淹れてくれたあのコーヒーのことを思い出したの」

「……そのおばあさん、今は?」

「もうこの世にはいないわ。去年の冬は本当に寒くてね……肺炎になって、春を迎える前に亡くなったの」

栞さんは少しだけ目を伏せた。

「でもね、彼女が教えてくれたの。希望は、思わぬところにあるって。それ以来、私はこのお茶を『希望の味』だと信じてるの。ここにいるみんなが、いつかそれぞれの夢に辿り着けるようにって。

……コーヒーがなくても、希望だけは、なくしちゃいけないって思ってる」

栞さんの言葉を聞いて、思わず拍手を送りたくなるような気持ちになった。

彼女の人生に対する見方は、成熟していて優しくて、たとえ僕の知っている栞さんとは違っていても……その『本質』は、間違いなく同じだった。

まるで、無限の知恵を宿している人のように感じられた。

「コーヒーって、あったかい別れの匂いがするって……誰かが言ってたのを聞いたことがある。意味はよく分からなかったけど、きっと綺麗なことなんだろうなって……

……僕は、誰ともちゃんと別れられなかったけどね」

僕の言葉に、ふたりの間に静けさが落ちた。

しばらくして、栞さんがぽつりと尋ねた。

「それで……君は? どうしてここに来たのか、思い出せた?」

「……いいえ。でも……これは、初めてじゃない気がするんです。こうやって、『別の時代』で目を覚ますのは……」

僕自身に語るようにそう言うと、彼女は穏やかに微笑んで言った。

「それは……熱のせいか、あるいは心が騒ぎすぎているのかもね」

……やっぱり、そうだ。

その言葉の選び方、その余韻、まるで時代も場所も超えて、彼女は『あの栞さん』と同じ心で話している。

「ねえ、栞さん……デジャヴって、信じますか?」

「信じてるわ。……時間がどんなに離しても、戻ってくるものはあると思うから」

「もし僕が……何か、分からないものに囚われてるとしたら。どうすればいいんでしょう?」

「まずは、ちゃんと『今』を見つめることね。答えは、案外すぐ近くにあるものよ」

それ以上、言葉はいらなかった。

それは沈黙というより、『必要な静けさ』だった。

確かに聞いたことのある言葉だった。

――別の時間で、彼女の口から……あの時も、そう言ってくれたような気がする。

栞さんはそっと視線を落とし、少し考えるような間をおいてから言った。

「記憶って、失われるものじゃないと思うの。ただ……どこか、探し方が分からない場所に隠れているだけ」

そう言い残して、彼女はそっと歩き出した。

廊下の古い板が、彼女の足元でかすかに鳴った。

その背中を僕は、しばらく見つめていた。

そうだ。

これは夢じゃない。現実なんだ。

そう思えたのは、今回が初めてだった。

でも同時に、僕は確信した。

これは偶然じゃない。

この世界は、また僕を『どこか』へ導こうとしている。

――まだ見えない、けれど確かに存在する『何かの目的』へと。

胸に手を当てた。

感じたのは、どこか懐かしくて温かい感覚だった。

まだこの世界に存在しないはずの、一杯の最後のひと口のような…そんな温もり。

……もしかしたら、記憶は消えたんじゃなくて、ただ『その時』を待っていたのかもしれない。

* * *

夜はすっかり更けていた。

もう、鈴虫の音も、セミの鳴き声も、電車の遠い走行音さえも聞こえなかった。

かつての僕の世界で、眠りにつく時に聞こえていたものが、すべて消えていた。

聞こえるのは、風が隙間から埃を運ぶ音と、燃え落ちた梁が軋む音だけ。

僕は藁の敷かれた簡易の寝床に横になり、古びた煙と薬草の匂いが染みついた毛布に包まれていた。

半分溶けかけた蝋燭が、ひび割れた天井に長い影を揺らしていた。

目を閉じようとしても、眠れなかった。

寒さだけが理由じゃなかった。

胸の奥に、何かが引っかかっていた。

息苦しさのような、不安のような……名前のない『呼び声』のようなもの。

そのまま天井を見つめながら、ようやく眠りが訪れた。

最初は何も見えなかった。

ただ、灰色の世界。

重くて、息が詰まるような、沈黙の風景。

やがて、雨が降り始めた。けれどそれは水じゃなかった。

――灰だった。

空が、何かを失ったことを悼むように、ゆっくりと降り注いでいた。

足元には泥、砕けたガラス、焼け落ちた瓦、そして蝶のように舞う焦げた紙くず。

まるで、戦争で焼けた街を模したような景色だった。

そして、何もないその中心に――

ひとりの少女がいた。

裸足だった。

濡れた黒髪が顔に張りついていて、大きすぎるボロボロの服は泥と煤で汚れていた。

彼女は小さく震えていた。

それが寒さなのか、恐怖なのか、それともその両方なのかは分からなかった。

だが、泣いてはいなかった。

ただ、黙って空を見上げていた。

――その顔を、僕はすぐに分かった。

「……雪さん……」

そう呟いたつもりだった。

けれど、夢の中の僕には声がなかった。

その時だった。

霧と灰の中から、もうひとつの影が現れた。

――女の人だった。

ゆっくりと歩いてくる。

長い白いリネンの服をまとい、その布は繊細で柔らかそうだったが、全体がすすけて黒ずんでいた。

その歩みには音がなかった。まるで、地に足をつけていないようだった。

彼女は雪さんのそばまで来ると、黙って膝をついた。

僕から見えるのは、背中だけ。

長い髪は、部分的に三つ編みにされていた。

けれど、その髪もまた乱れていて、まるで長い間、瓦礫の中を歩き続けていたように見えた。

ひと筋の髪が肩から垂れていて、夢の中の風にそっと揺れていた。

僕は近づこうとした。叫ぼうとした。

その顔を見ようと、回り込もうとした。

――だが、夢はそれを許さなかった。

動こうとするたびに、世界が僕を遠ざける。

まるで、僕のものではない記憶の中に迷い込んだような感覚だった。

その時、雪さんが顔を上げた。

彼女の唇が動いた。

何かを言った。

それに対して、女の人も言葉を返した。

けれど、その声は風にさらわれて、届かなかった。

次の瞬間、雪さんは僕の方を振り向くように顔を上げた。

見えたのは、形の曖昧な横顔だけ。

「来てくれたのね……嬉しいわ。これで、もう一歩近づいた――」

そう、確かにそう言った。

でも、そのあとにも何か言っていた気がする。

けれど、それはもう聞き取れなかった。

その瞬間、二人の姿は灰色の霧に溶けるようにして消えていった。

――そのとき、聞こえた。

チリン……チリン……チリン……

かすかな音。金属のような、世界の呼吸に合わせて揺れる小さな鈴の音。

そして、風景が崩れ始めた。

地面に亀裂が走り、空は真っ白になって、何もかもが光の中へと溶けていった。

「――!」

僕は飛び起きた。

避難所の中は、深い闇に包まれていた。

冷たい空気が肌を刺し、部屋の片隅にあった蝋燭は、すでに燃え尽きていた。

満月の光だけが、割れた窓から差し込んでいた。

青白く、そしてどこか哀しげに、部屋全体を染めていた。

胸の鼓動がまだ激しく鳴っている。

まるで、あの夢の中に、心だけが取り残されたかのように。

「また……隠されたメッセージかよ……」

そう呟いて、僕はゆっくりと身体を起こした。

深く息を吸い込む。

けれど、耳の奥では、あの鈴の音がまだ微かに鳴り続けていた。

窓際に歩み寄る。

ガラスの代わりに貼られた古新聞をそっとめくった。

外の世界は、依然として眠りの中にあった。

崩れた煙突、瓦礫と化した建物、そして――遠くには、沈黙したままの海が広がっている。

まるで、閉じきれない傷のように。

僕はそっと胸に手を当てた。

「……あの女の人は誰だったんだ。なぜ、雪さんと一緒に……?」

答えを求めるつもりもなく、ただ空気に問いかけた。

あの光景は、夢として片づけられなかった。

初めて見たはずなのに、どこか懐かしくて――

まるで、以前にも経験したことがあるような、そんな感覚。

それは現在からではなく、もっと深い場所から湧き上がる郷愁だった。

時間や場所を越えて、魂の奥に残っている何か。

「……あれは、僕の記憶? それとも、誰かのものだったのか……?」

窓越しに吹き込む夜風が、肌を冷たく撫でていく。

でも、僕はその冷たさが心地よかった。

何もかもが曖昧な世界の中で、それだけは確かに『今』を教えてくれるから。

そして、海の呼吸のような音が遠くで響くなか、僕はこの問いを、あらためて心に刻んだ。

「――いったい、あと何回目覚めれば……本当の『僕』に辿り着けるんだ?」


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